パンデミックとなり東京都からはこの週末不要不急の外出を自粛するよう要請が出されました。折しもの雪。桜満開宣言の後に雪が降るのは異例なことのようですが、日曜日の今日はめちゃくちゃ寒い。否が応でも自宅に籠り気味になるのはある意味よい機会だったのではと思うけれども、結局今日一日で最多の70人近い感染者が発覚という事態です。
世界的には感染者669,312人、死亡者30,982人 3/29 18:29時点という、背筋の凍るような数字となっている。
しかし、そんな中日本人の死亡者は52人。じわじわと増えているけれども、イタリア、スペインなどのそれと比べると深刻さには大きな違いがあるようだ。
毎晩のようにこの数字を追いつつ、カミさんと議論してきたのは、どうして日本の死亡者はこんなに外国に比べて低いのか。であった。どう考えても過去なんらかの理由により類似のコロナウィルスに被爆して免疫がある人が多いのではないかという話をしていたのだけども、ここにきてＢＣＧの予防接種をしている国とそうでない国で重篤者・死亡者に著しい差があるという情報が流れてきている。
イタリアは感染者が92,472人 死亡者は10,023人。総人口は60,000,000人
日本と規模が約半分の国にしては死亡者の数が半端ないことがわかる。
イタリアはＢＣＧを義務化していない国なのだそうだ。ＢＣＧの真偽は不明だが、何等かの理由がなければこの差は不合理だろう。
さすがに日本が死亡者数をごまかしているということはないだろうと思いたい。
インカ帝国がスペインによって蹂躙征服された時も、武装の差以前に、インカ人には天然痘に対する免疫がなかったところにスペイン人と接触、天然痘がもたらされたことで国の機能が不全になるほどの犠牲者が出たということがあったらしい。闘うまえに病気で弱体化していたのだ。
天候不順で寒いし、そんな事態なので近所を徘徊。そのなかで出会ったのはこの二色の桜？桜？二色に咲く桜なんてあるの？
と思ったらこれは桃だそうです。源平花桃という種類なのだそうです。
この花の色が二色になるのは遺伝子が絡んでいるのだそうです。
ひょっとしたら新型コロナウィルスに対する耐性も遺伝子のちょっとした違いのようなところに原因があったりするのかもしれません。
安倍政権も小池都知事も全然地に足がついてなくて、人心を迷走させるばかりで、これが本格的に重篤者続出の事態となったらもう諸外国の比ではないくらい悲惨な状況になりそうで、病気よりも寧ろ愚かな政治家の方が恐ろしいと感じる今日この頃であります。
ところで6年間務めた部署をこの春離れることになりました。全身全霊、それこそ心血を注いで育て磨いてきた組織を離れるというのはほんとうに寂しいというか、心残りもあるのだけれども、振り返ると派遣社員だった女性が主任に昇格していたりと、頼もしいメンバーが片手では足らないほどになっているじゃないですか。
なんだかんだ一緒に仕事をしていくよりも、僕がいなくなってしまった方が彼らにとっては更なる成長の機会になることは間違いないと、さまざまな思いをぐっと飲みこみ、僕は新しい仕事に向かうことにしましょう。
本当に一日中集中してやることてんこ盛り事件・事故も矢継ぎ早のなか、多くのメンバーと楽しく仕事ができた6年間は本当に充実した日々でありました。
ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございました。
また、こうして仕事に打ち込む僕を支えてくれたカミさん・家族にも感謝であります。
新しい部署でどんな事がまっているのかまだ何もわからないけれども、また僕は走っていきます。引き続きよろしくお願いいたします。
