4月22日小瀬球場の第2試合、駿台甲府は山梨学院附属と3回戦を戦い、5-0で勝って、ベスト8に進出しました。
○駿台甲府 5-0 山学大附:望月浩-鶴田
5回まで0-0で迎えた6回表、駿台甲府は一死から志村君が死球で出塁すると、続く植田君が送りバント、3番・返田君の遊ゴロ失の二死一三塁から4番鶴田君がチーム初安打となる中前打を放ち、相手の返球がもたつく間に一塁走者も一気に還って2点を先制しました。続く一瀬健君もしぶとくセンター前に落とし、3点目をあげました。
8回表、植田君と返田君の連続四球の無死一二塁から、鶴田君が三塁前に絶妙のバントヒットを決めて無死満塁、一死後高城君の投手前内野安打で1点を追加、さらに一瀬巧のスクイズで5点目をあげました。
先発の望月浩平君は、直球と変化球のコンビネーションが冴え、終盤まで球威が衰えることなく山学大附打線を散発3安打に抑え、2試合連続の完封勝ちを収めました。
今夏の大会のシード権を獲得した駿台甲府チームは、ベスト4をかけて29日(土)緑ヶ丘球場で東海大甲府と戦います。
「勝った!」その瞬間、駿台甲府応援席は大歓声に包まれました。
5回まで無安打、先発して好投している望月浩平君を何とか楽に楽にしようとする打線でしたが、山学大附属の飯島投手の前に得点を入れることができません。
それだけに6回表のキャプテンの一発は、文字通り待望の一発だったのです。
投打の活躍だけではなく、再三の飛球を好捕した左翼手・返田君、4回裏の二死三塁のピンチに難しいゴロを処理した志村君と、その送球を身体を伸ばしてつかんだ一塁の一瀬健君などのプレーが光りました。
昨年の地区大会で敗れた相手に雪辱した駿台甲府、試合に出なくてもベンチでひとつになって戦ったナイン、スタンドで応援したくれたブラスバンドや学校の仲間たちとで勝ち取った勝利でした。そして校長はじめ先生方のご支援に感謝いたします。
その他の試合結果です。
東海甲府 6-1 甲府一
富士学苑 8-6 都留
帝京三 6-4 日本航空
24日は、残り4試合が行われ、ベスト8が決まります。