五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

高校グランドから遺跡

2018年06月14日 | 市川三郷百景
現在市川高校近くの町民会館の解体工事が進められています。

アスベストの外皮(!)をはぎ取られて丸裸になった建物を多数の重機が壊しています。
まあ、これはこれである種の感慨深いものがありますが。


問題は、解体工事が行われている手前の市川高校のグランド。

ここに新町前遺跡(しんまちまえいせき)と言われる遺跡があることがわかりました。
新しい峡南北部新設高校が建てられる場所なのです。


話によると平安時代から室町時代にかけての集落の後で、水田跡には多くの足跡が残っているのが珍しいのだとか。

現在、県の埋蔵文化センターの方々が暑い中、発掘調査をしています。
この後、見学会や発掘体験会なども予定されているそうなのですが、あくまでも高校の建設予定地。

調査・記録を終えた後は埋めてしまうのだそうで、そうなれば二度と陽の目を見ないであろう遺跡になりそうです。
ちょっと寂しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする