五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ハザードマップ

2014年08月24日 | 日々のつれづれに
もうすぐ9月1日。
関東大震災の起きた日であり、ほとんどの町で防災の日として避難訓練などが行われるのではないかと思います。

一年に一度くらいは身の回りの危険個所などを点検し、避難場所の確認や、非常持ち出し袋の点検などを行う必要があります。
また、万が一に備えて食料や水の備蓄もしておいた方がいいようです。

備蓄といえば以前は約三日分と言われていましたが、三年前の東日本大震災などの教訓から、最近では一週間から十日分くらいの備蓄が推奨されています。
大家族だと結構な量になり、運び出すのが大変かもしれませんが。

危険個所というと、役所などからハザードマップというものが示されている地域が多いのではないでしょうか。
地震や風水害が起きた時に、それぞれの地域にどのような危険があるのかを地図の上で示してくれる重要なものですが、どうも行政の窓口に行くと、ハザードマップを公開することに色々な問題があるという話も聞きます。

河川が決壊して水に浸かってしまう場所、土砂崩れで地盤が緩み、最悪の場合地滑りや鉄砲水などが発生する可能性のある場所。

そこにある土地家屋を販売している業者からは「売れなくなるから止めてくれ」と言われたり、住んでいる住民からも「土地の価値(売却する時の価格)が下がってしまう」などと言われることもあるようです。

一方で、そういうことが公にされていないと、危険を知らずにそういう土地や家屋を購入し、何十年に一度の災害に見舞われてしまうという恐れもあるわけですから、やはり人命最優先の観点から、行政には取り組んでいただきたいと思います。

今回の広島の土砂災害をテレビで見ていて、そんな思いを新たにしました。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

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