五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

高速増殖炉「もんじゅ」は凍結を

2011年10月31日 | 日々のつれづれに
高速増殖炉原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力開発機構の理事長がインタビューで「実用化には国民の理解が得られない」「今後は研究開発に軸足を移すのがいい」「高速増殖炉を将来使うための基本、基礎を固めておくことが国力を上げる」などと答えているとの報道がありました。

何を今さらタワケたことを(怒)。

基礎研究の後が原型炉、そして実証炉・実用炉でしょう。
それが原型炉がうまくいかないのなら、この先実証炉・実用炉で成功するためには莫大な時間とコストがかかるのは目に見えているじゃないですか。
自分たちの仕事や身分が無くなることを恐れてのイイワケにしか聞こえません。
よく今になってから「よく考えるともっと研究開発の要素があるのではないか」などということを言えますね。

実用化されている通常の原子炉でさえ、大震災により使えなくなるどころか放射性物質を大量に吐き出して問題を起こしているというのに、増殖炉でウランの灰を燃やしてプルトニウムを生み出している際に今回のような地震・津波が起こったらと思うと恐ろしくなります。

「もんじゅ」に投入している費用はただちに凍結、災害復興と現行の原発の「とりあえずの」安全確保に使うべきです。

その上で、「もんじゅ」は廃炉ですね。
取り壊すための最低限の予算のみ。

あなたがたは別の仕事を見つけなさい、と言いたい。


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