松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

寒の入り 小寒(しょうかん)

2009-01-07 | 養生の栞-季節と養生-
小寒です。今年は5日が寒の入りでした。
5日から立春の前日(節分)までの間が
いわゆる寒の内となり、最も寒い時期を迎えます。
寒中お見舞いも寒の内の習わしですね。

寒の内には小寒と大寒がありますが、
気象データ的には小寒の頃の方が寒いようです。
寒さに負けないように過ごしましょう。

五臓の腎は冬によく働きます。
よく働くから疲れやすくもなります。
そして自然のリズムもまた
日常活動の中心となる日中は短く、
休養をとる夜が長くなっています。
昼間の活動で消費されるエネルギーを
なるべく抑えつつ、
休養をたっぷりとることによって
春夏秋を通じて消耗し不足しているエネルギー分も
補充する必要があるからです。
したがって腎の活動を損なわないためにも
無闇にからだを冷やさないようにすることが大切です。
寒は寒邪となって腎を傷めます。

冬の過ごし方いかんによって
春以降の体調にも影響が出てきます。


ということで、寒中お見舞い申し上げます


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