松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

中国結び展(埼玉県山西省友好記念館 神怡館)

2007-10-12 | 日常雑記-暮らしの逸話(エピソード)-
私が中国結びを中国伝統工芸として
正しく認識するようになったきっかけをつくってくださったのが
みんだ工房主宰者のみんださんです。

みんださんは台湾で中国結びと出会い、
台湾に通いながら技法を学び続けて師範資格を取得しました。
外国人が外国語で外国の文化を学び、その最高峰の資格を取得したのです。
中国結びを愛してやまないみんださんの気持ち、すばらしいです。
そして伝統工藝の技法の伝承と
新たな作品を創作しながら技芸をたかめていくというつとめを、
誠実に実践されています。
教室も開いていますが、教わる者には入門する自覚を要求されます。
お気楽な気持ちでは許可されないかも。
そのかわり学ぶ意志さえあれば
本物をじっくりとこつこつと学ぶことができるそうです。
これを厳しいととるのかどうか(習い事とは本来そういうものだったはずなんですけれど)…。


みんださんが4月から準備を進めてきた中国結び展が
今月11日から開催されています。
会場は埼玉県の秩父にある埼玉県山西省友好記念館 神怡館(しんいかん)
会期は来年の1月7日まで
です。

およそ120点の大型作品が展示されています。
日本国内でこれだけの大型作品と展示数をみられる機会は
そうはないとのこと。
みんだ工房の作品を中心に
台湾の先生方からお借りしてきた作品もみることができます。
また、期間中の11月23日・24日には
中国結び教室も開かれるそうです

興味のある方はぜひご覧になってみてください。


  ☆作品展の詳細はこちらから
     埼玉県山西省友好記念館 神怡館(しんいかん)

       http://www18.ocn.ne.jp/~ogano/shenyi.html


男性は8の倍数で変動するらしい

2007-10-05 | 養生の栞-食・眠・動-
男性の場合も調べてみました。
男性の場合はどうやら8の倍数が変動期の目安となるようです。
つまり8歳、16歳、24歳、32歳、40歳、48歳、56歳…というふうに
8年ごとに体が変化すると考えられます。

16歳で思春期を迎え、
24歳で成長のピークを迎えて
40歳前まではピークが続き、
40歳を過ぎる頃から性機能の衰えが始まり(老化が始まり)、
48歳前後から排尿機能が衰えてきます。
そして疲労回復力が落ちたり
精神的に不安定になってイライラしたり
神経質になったり心理的変化が重なってきます。

男性にとって老化の第一段階にあたる性機能の衰えは
心理的に受け容れがたいものらしく、
たいていの人は第2段階にあたる排尿機能の衰えをもって
老化を意識し出すそうです。
男性の更年期のはじまりですね。

女性とは異なり
閉経のような明確な変化のサインが男性にはありません。
しかも男性更年期という認識が広がり始めたのも最近のことです。
心身に症状が表れていても本人が自覚しにくいことがあります。
さらに年齢的にも社会からも家庭からも
ストレスを受けやすい立場におかれる時期ですから
心理的にも不安定になりやすくなります。

性別にかかわりなく更年期という時期は必ず訪れますが、
症状は人それぞれです。
必ずしも更年期=更年期障害ということではありません。
まずは更年期を正しく理解し受けいれることでしょうか。
更年期は変動期であり不安定な時期であるのは当然。
この時期の不調は一時的なもので、
かならず回復するという認識を持ち、
この時期なりの過ごし方をしていくことなのかもしれませんね。

社会的にも責任ある立場だったり
家庭を切り盛りしたりは大変ですけれども、
できないときがあって当たり前ですから。
いままで難なくできたことが
「あれ? どうして?」って思うことが出てきたりしても、
ちっとも変なことじゃない。
ちょっとショックはあるけれど自然なことなんだと。
そういう新しい思考回路を自分の中に作り上げていく時期なんですね。

女性は7の倍数で体が変化するという考え方

2007-10-02 | 養生の栞-食・眠・動-
中医による考え方によりますと、
女性は7の倍数で変動期を迎えるらしいです。
つまり7歳、14歳、21歳、28歳、35歳、42歳、49歳、56歳…ということですね。
14歳で初潮を迎え、
21歳で身長が止まり、
28歳で身体および性機能のピークを迎え、
35歳頃から髪や肌のハリや艶などに明らかな変化が出はじめ、
42歳からは白髪などが目立ってきて、
49歳になると閉経が近づいてきます。
そして閉経を迎えて徐々に老化していくというサイクルです。

もちろん現代の生活様式はかなり変わってきていますし、
個人差があることですから、
これらはあくまでも目安ということです。
それでも大まかなライフサイクルとしては
自然な印象をもちませんか?
昔の人って、どうしてこういうことを導き出せたのでしょう。
おそらく自然に限らずあらゆる物事をよく観察していたのでしょうね。

ところで、基礎体温を測っている女性が
どのくらいいるのかわかりませんが、
これは習慣にしておいた方がいいみたいです。
記録をつけている期間が長くなるほどに
自分の体の変化がわかってきます。
歳を重ねるというのは
一日ごとの積み重ねであることを実感します。
こればかりは避けては通れないものなんですよね。
だからこそ無駄に抗わず
うまく折り合っていけるようにしたいのはやまやまなんですが、
どうしてもまだ受けいれがたいと思っちゃう
愚かな自分がいたりして…