ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

楽な道を選ばずに、基礎からしっかりと

2008年01月10日 09時21分11秒 | Weblog
要領よく仕事をしようとすると基本を忘れやすいですね、

仕事の外形だけを見ても本質が見えません。
一番大切なのは、自分たちが行おうとしている目的と現在のポジションを把握して忘れないようにすること。

IT業界では画期的なことだと思い込んでいると間違いを起こしやすいです。
あくまでも謙虚に慎重に事を進めなければなりません。

ほとんどの失敗のケースは自惚れや自信過剰。
単純な思い込みのミスから派生しているケースが多いわけで、
特に、最近では慎重な対応が大切だと痛感しています。

頭の中で簡単に収益構造だけをイメージしていると、とんでもない勘違いを起こしやすいわけです。

素人がITビジネスを企画したりするとほとんどこれで失敗します。

企画から開発、マーケティング活動にいたる一連の作業を甘く見て、誰でも簡単に儲かると思い込んでしまうわけです。

稚拙な考えでは、とても通用しないのがソリューションビジネスです。

今年のテーマは、安定経営への道を探る事。
あらゆる手法のビジネスフォームを企画検討しながら、
新たな道を模索しています。

簡単な思い付きのアイデアや人マネでは通用しない世界です。

でも、私はこんな仕事が大好きなのです。

当社のスタッフの志も同じです。
だから、一生懸命頑張れます!!

増加運転資金の課題とシステム構築

2008年01月10日 07時15分26秒 | Weblog
石油製品価格がここまで高騰してくると、増加運転資金の課題が急浮上中です。

店頭現金売りでキャッシュフロー経営を中心とするSS店頭ビジネスと石油流通を中心とする石油流通ビジネスでは資金管理の手法や考え方も異なってきます。

店頭現金売りではボリュームと値幅が限定されます。
さりとて、流通を中心としてボリュームで稼ぐとなると運転資金が膨大に必要となります。

販売店や直需ユーザーを抱えていたら、安定した収益が見込めるはずなのですが、現実はそんなに甘くはありませんし、利幅も見込めない状況となっています。

なにより、当面の資金需要負担による経営リスクが増幅しています。

私は流通最前線から撤退した人間ですから、よく分かります。

大手企業では、キャッシュフロー管理システムに脚光が集まっています。
企業の業態やビジネスの特性に合わせての資金繰り計画の徹底がポイントです。

大量に売らなければ収益確保もままならないわけですが、それだけ資金リスクの負担も増えてきます。その辺をどのように管理していくことができるのかが大きな課題となってきました。

単に請求書を発行するだけのシステムではとても対応が不可能です。
石油業界最前線では、いよいよ「流通管理システム」構築の課題が急浮上しています。

リアルタイムな収益状況の把握と資金繰り計画の実行が急がれています。
石油流通ビジネスに特化した「ペトロマスター」の需要が増えています。

軽油税納税管理まで石油流通ビジネスのすべての業務を統合的に管理することができます。

業務特化ソリューションの強みを是非ご覧ください。

ゴルフ場運営ビジネス

2008年01月10日 06時30分47秒 | Weblog
どんな仕事でも外見で見るのと中身では大違いのケースが多いわけです。
ゴルフ場ビジネスなどは特にそんなふうに感じます。
外見的には派手なビジネスなのですが、実は内容的には非常に緻密な運営オペレーションで運営されています。

業務省力化などは「慣れ」からの脱却が大きなテーマとなっているようです。
今迄の作業手順を見直して、サービスの「質」を落とさずに徹底した省力化が必要となっているのです。

昨日は終日、某ゴルフ場でシステム稼働にあたっての打ち合わせでした。
ゴルフ場を経営する社長や支配人と現場オペレーションの再チェックを実行中なのですが、当分はかかりそうです。

ご承知の通りゴルフ場の経営環境は非常に厳しい状況下にあります。特に経営再建中のゴルフ場では待ったなしの業務改革がおこなわれています。

SSビジネスも厳しいといわれますが、厳しさのレベルが違います。

バブル期に建設された豪華なクラブハウスの外見とは裏腹にその裏側では、実は非常に過酷な経営再建策を実行中です。

我々のゴルフソリューションがはたしてどのような形で経営に貢献できるのか、ゴルフ場の要望や意見を取りまとめながら具体的な機能についての確認作業を実行中です。

ポイントはやはり、顧客管理(プレイヤー管理)ということになります。
外資系が買収したゴルフ場ではCRMの概念に基づくビジターのリピータープレイヤーの囲い込みに熱心です。

バブル期に建設され、倒産したり経営難に陥ったゴルフ場を買収して、新たなマーケティング手法で低価格戦略を展開中ですから周辺企業は大変です。

また、不況下でも景気の良い企業がゴルフ場を買収して参入していますから新たなライバルが出現して経営格差も拡大中なのです。

我々もプロフェッショナルとして、経営の視点と角度を変えながら画期的な運営オペレーションを模索中。
ビジネスとして収益に結びつけるには時間がかかりそうですが、やりがいのある仕事です。

新たなビジネスフォームとして提案できるアイデアも生まれつつあり、可能性はかなり大きなものがあります。

しかし、どんなビジネスでもプロとしての立場では楽な手法はありません。
汗を流して、知恵を絞って、生き残りの方策を探りながらの作業となっています。

SS業界もゴルフ場運営ビジネスも、視点を変えて工夫したり、改善するという意味では全く同じことです。

慣れの日次業務に流されていたら生き残れません。
視点を変えての抜本的な経営改革が必要とされています。

まさに、NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」の真っ只中の世界です。

本日もゴルフ場運営ビジネスの勉強です。