ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

あくまでも噂ですが・・・

2008年01月11日 16時43分40秒 | Weblog
私の友人で、某政治家と親しい方がおっしゃるには、時限立法の揮発油税について、4月からの25円の減税はかなり具体化しているとのお話もあるようです。

選挙対策も含めてどうも雲行きがそんな感じだということなのですが、まだまだ判りません。

実は、揮発油税に対する消費税のダブル課税についても問題になるらしい。
とにかく酷い税金ですね。現状では一般国民はダブル課税なんてほとんど知らないのかもしれません。

もし、これだけ暴騰しているガソリンの国税に対してさらに消費税を課税しているなんて知ったら、怒り狂う国民も多いはずです。
しかも、特定財源ですから建設業ばかりが潤うわけで、当時の田中角栄氏の日本列島改造論のまさに遺産ともなっている訳です。

当面はこれ以上高速道路を作らなくてもいいから、ガソリンを安くして欲しいという国民の悲鳴が高まっています。
税金というものは、一度収納する事になるとなかなか減税なんてできないのでしょうね、一般家庭でも今迄の所得が大幅に減額されたら生活もかなり厳しく切り詰めなければならなくなります。

国家としても、まず無駄な予算を徹底的に切り詰めてから、改めて消費税などの問題を国民に問うという姿勢がなければ、とても消費税増税などについて国民の理解は得られない事を知るべきです。

どう考えても、無駄なものは無駄なのです。最近の国家公務員の不祥事を見ていると、余計な税金は減税した方が正しいように感ずるのは私だけではないでしょう。

某政治家がおっしゃる国の「埋蔵金」なるものは、一説には120兆円も存在しているのだそうです。一体誰が、どのようにして埋蔵しているのか不思議でたまりません。

古来より宦官など官僚が力を持つと国は滅びるといわれています。
別に中国の宦官のようにおチンチンを切る必要はありませんが、
公務員の不祥事や犯罪は一般人よりも重くするくらいのモラルの意識が必要ですね。

納税者である企業や国民ががこれだけ厳しいコストダウンを強いられている訳ですから、国も何とかしてよと言いたいわけです。

先日、公務員にこんな苦言を呈したら、「公務員も国民です」という答えでした。

公僕という言葉を忘れてしまった役人が多過ぎますね。

はやく、揮発油税の時限立法分の減税を発表すべきだと思いますよ。

福田先輩!!  お願いします!!

株価と為替も大変ですね

2008年01月11日 15時41分02秒 | Weblog
しばらく株価市況をチェックしていませんでしたが、大変な事になっていますね、本日の日経平均株価の引け値は 14,110.79円 で -277.32 となっています。

為替も 11日の東京外国為替市場でドル・円は109円割れ。午後に本邦平均株価が下落幅を拡大したことで一段安となった。ニューヨーク・タイムズ紙が米証券大手メリル・リンチが約150億ドルの損失を計上する見通しだ .
となっています。

株も為替も現在の自分にとっては無関係だといえばそれまでなのですが、経済環境はとにかく悪化しているようです。

つい先日、都内出張の際に地下鉄で新聞を読んでいる方がいらっしゃいまして、一面に17日に株価暴落!!
13000円台に突入なんて刺激的な記事が目に入りました。

どうせガセネタだろうなんて思っていましたが、いよいよ本当に来ますか?

近日中に米国の金融機関がサブプライムローンの巨額な損失を発表するということです。

日本は関係ないかと思えば、日本国内の不動産も大暴落するとの予測で国内の不動産株まで弱くなっています。
不動産が下がれば、担保価値の信用縮小で国内金融機関の融資も縮小。再び貸し渋りになるのでしょう。

何が起こるか分からない状況です。

我々の地域でも最近、信用金庫が3社合併しました。
合併関連で既存取引先の倒産が多発するという悲観的な噂まで流れています。
ここは、福田総理のおひざ元。
「シッカリしてよ康夫さん」といったところです。

減販の時代にモノを売る

2008年01月11日 08時49分54秒 | Weblog
どんな商売でもモノが売れなくなってきました。
本当に不景気です。

昨日は某ゴルフ場でのシステム構築作業でした。
感謝デーとかで、なんとプレーフィはセルフ食事付きで5500円の超低価格の設定です。

いかに、木曜日とはいえ凄いものですね。
5500円でゴルフをして、食事をして、風呂に入って一日中遊べるわけですから、その辺のヘルスセンターや健康ランド並です。

客層といえば、さすがに中高年齢層が多くて65歳以上の利用税割引対象者がほとんどのようです。数百円の利用税が引かれますと5000円以下まであるわけですから、ゴルフはまさに庶民のスポーツです。

豪華なレストランで食事をしてサウナ付の風呂に入って、平日のゴルフ場はまさに老人健康ランドのようです。

モノが売れない時代でも、これだけ安ければゴルフ場へ遊びに行く人も増えるはずです。

ゴルフ場でも全くお客がいなくて売上ゼロとなるよりはたとえ幾らかでもキャッシュフローとなる売り上げが欲しいといったところです。

何もせずに施設を遊ばせておくよりは、地域や高齢者貢献のビジネス志向で稼ごうというわけです。

当然、業務オペレーションのコストダウンも行わなければ、低価格戦略は不可能です。レストランメニューを限定したり、最少人員での運営が前提となります。

ゴルフ場ビジネスもSS業界におけるセルフ化と似てきました。
米国のゴルフ場のようにセルフで食事もかんかんに、誰でもいつでも安い価格でゴルフを楽しめるような時代が到来しています。

十数年前に米国視察で、セルフSSや米国のゴルフ場を見てきた人間には、あの頃の米国のビジネスフォームが、現在の日本で具現化されている事がよく判るはずです。

確かに、米国の名門ゴルフ場は格式も高いコースもあるわけですが、ほとんどは安い料金で手引きのセルフカートを引きながら老夫婦が楽しんでいる訳です。

日本のゴルフ場はメンバーシップで高額な会員権を販売して、米国の名門コースの真似ばかりしていた訳ですが、本来のゴルフビジネスはこんなものなのだろうと感じています。

SSも冷静に考えると同じ事。
これからは洗車などを中心として「ガソリンも売ってます」みたいな施設が増えてくるのかも知れません。

昔見学したラスベガスの洗車センターのようなものが増えてくるのでしょう。

数年前の米国マーケットにおける変化が日本で再現される可能性が大きいようです。

いずれにしても、売れない時代にモノを売るということは、大変な事です。
新たなビジネスフォームやアイデアが出てくるはずです。

今後は、過去のアメリカの「いつか来た道」を思い出すことも何かの役に立つのかも知れません。

最近のゴルフ場ビジネスは、価格も客層もまさにアメリカのようになってきたのだと強く感じています。