先程、ヤフーより配信されているニュースを見ている中で、
東京PCR検査数フル活動ではなかった・・『隠し続ければ第2波来る』と専門家が警告、
と題された見出しを見たりした。
この記事は、『AERA』に2020年7月20日号に掲載された記事のひとつで、
編集部の小田健司さんが、この記事を抜粋して、7月15日配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。
《・・東京都の新規感染者が立て続けに200人を超えている。
拡大の震源地とされるのが「夜の街」だ。
だが専門家は現状でさえ「検査が少なく感染者が隠れている」と指摘する。
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【写真】新規感染者が相次ぐ新宿・歌舞伎町
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東京都の担当者によると、都内のPCR検査のキャパシティーは、1日に3100件ほどだという。
だが実際の検査は、平日でも1400~2700件程度だ。
フル稼働していないのは需要がないから、との認識で、
「検査が受けられないという状況ではない。十分な態勢だ」(担当者)。
今後、1万件ほどに増やしていく計画もあるという。
一方で、現行の検査態勢の改善を強く求めるのは、山梨大学の島田真路学長だ。
2002~03年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した際は、
同大医学部付属病院の感染対策委員長を務めた。
「現時点でマックス3100件というのであれば、毎日、マックスの検査をするべきだ。
それができないのであれば、いい加減にやっている、と言われても仕方がない」
島田学長は、国内のPCR検査の数が抑えられ、
感染の拡大状況が分からない状況を作ってしまったとして、繰り返し批判の声を上げてきた。
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都が現在、特定の地域、年代の人たちを対象に検査を強化している点についても
「限界がある」とみる。
「本格的な検査拡大を避けて、感染者を隠し続ければ、本当の意味での第2波が来るでしょう。
極めて中途半端な方法でやっているPCR検査のやり方を改めて、本気でやるべきです。
生き死にの問題がかかっているのですから」(島田学長)
東京都の現状について、島田学長は「第2波の可能性がある」とみている。
PCR検査や抗原検査の強化の他に、有効な対策はないのか。
「ロックダウンです。
それができないのであれば、PCR検査を徹底して陽性者を隔離する。
この二択です」(同)
第1波では、医療崩壊を防ぐためなどとして、重症者を優先させて検査と隔離を行う傾向があった。
都内で検査のキャパシティーを少しずつ上げているとはいえ、
もし今回が第2波だとすれば、病床や医療スタッフ、マスクやガウンといった防御具などの医療態勢に不安はないのか。
都は、感染状況に応じて、確保する病床数を1千床(レベル1)、3千床(同2)、
4千床(同3)に段階的に引き上げる。
都は、感染が増えている現状を踏まえて、都内の医療機関にレベル2に引き上げる準備をするよう、
すでに要請したという。
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東京都医師会副会長で、東京都新型コロナウイルス感染症対策審議会の会長を務める猪口正孝さんは、
今年の4月や5月のような逼迫(ひっぱく)した状況にはならないのではとみている。
「今確認されている感染者は、若く軽症の人たちが多く、入院してもすぐに退院しています。
第1波のときは中高年層も多く、追い込まれた状態になってから、
ようやく検査で陽性が確認されるので、入院するとすでに重症という人が多かった。
患者層がまったく違っているので、医療需要がそもそも違うのです」(猪口さん)
西村康稔経済再生相も7月6日、政府の専門家会議に代わって新設した分科会で、
東京に緊急事態宣言をただちに必要としない理由として、医療態勢が逼迫していないことを挙げた。
ただ、楽観はできないはずだ。
感染経路不明の患者もいれば、確認しようがない無症状の感染者もいる。
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都内の病院に勤める医師は
「大規模な院内感染がひとたび起きれば、体制はすぐに吹っ飛ぶ」とも話す。
院内のスタッフが感染したばかりだったことを踏まえての考えだ。
一方、中央大名誉教授(行政学)の佐々木信夫さんは、医療態勢中心のそんな議論を疑問視する。
「行政側の都合で、医療態勢の受け皿議論をして『問題ない』と無策を貫くのは、
『都民ファースト』とは、正反対の態度でしょう。
感染者ゼロ、マスクをしなくても暮らせる東京に戻すことが、都民の望みのはずです」
佐々木さんは、このまま東京で感染が広がったときの街の将来を心配する。
都の貯金にあたる財政調整基金は約9千億円あったが、コロナ対応で底が見え始めた。
今後は赤字都債に依存する都政運営を迫られるとみるが、不安要因はまだある。
「秋からコロナ不況に陥り、もし東京オリンピックの中止が決まれば、
ダブルパンチで都の財政は一気に悪化するでしょう」
五輪の開催は不透明だが、今できることはあるはず。検査の拡大は不可欠だ。
『AERA』2020年7月20日号より抜粋 編集部・小田健司 ・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
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感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてきた。
こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。
私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。
そして原則として、電車はもとより、駅までの路線バスなどは乗らず、
自宅から3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。
ある日には『成城学園前』方面、或いは小学時代に通学した旧街道、
そして中学時代に通学した住宅街の中の市道を歩いたりしている。
そして時には、遊歩道の北方面、西方面、或いはそれぞれの最寄り駅までの、
人影が少ない処を選んで、歩いたりしてきた・・。
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そして駅前のスーパーで買い物をする時は、やむえなくマスクをしているが、
何かしら水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、過ごしている。
こうした中、小池都知事が、都民に新型コロナウィルスの感染拡大を避けて、
当面として、5月6日までは「 不要不急の集まり」を避けるようして下さい、
と報じていた。
私は2月の初旬より何かしら新型コロナウィルスの感染を避ける為、
公共の交通機関の電車、路線バスも乗らず、ひたすら人影の少ない処を選定して歩いてきたので、
5月6日をピークに新型コロナウィルスは終息化に向かっていく、
と思い深め、コロナ疲れにあともう少しだ、と自身を叱咤激励をしたりしてきた。
しかしながら私は、2012年にノーベル賞を受賞された京都大学iPS細胞研究所所長されいる山中伸弥さんが、
京都新聞のインタビューに於いて、
『・・1カ月だけの辛抱だと、多くの人が思っている気がする。
僕は専門家ではないが、かなりの確率で1カ月では、元通りにならないと確信を持って言える。
継続して我慢していかないと駄目だ。中国や米国の状況を見ていてもそう思う・・
感染者の拡大が収まるには、ほとんどの人が感染して、集団免疫という状態になるか、
ワクチンや治療薬ができることだが、1年ではできないのではないか。
最低1年は覚悟しないといけない。・・』
このようなことを学び、少なくともあと一年「 不要不急の集まり」は我慢かょ・・
友人、知人と仲良しグループの懇親会も、延期だね・・と私は落ち込んだりした。
こうした中、私の住む調布市に於いては、午前の11時頃と夕方の4時45分頃、
わが家の近くの高い丘にあるNTT研修所の高いビルにある拡声器から、
若い溌剌とした女性の声が、流れてくる。
『調布市から連絡します。
現在、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発令されています。
症状がない人も感染を広げる危険があります。
不要不急の外出と、密閉・密集・密接、3つの密は避けましょう。
一人ひとりの命を救うために、皆様の御協力をお願いします。』
このような外出自粛を要請する防災行政の公報となっている。
こうした公報を聴くたびに、たとえ新型コロナ『自粛疲れ』となっている高齢者の私でも、
市民のひとりとして、お互いに協力しあえれば、新型コロナウィリスの感染が防止でき、
やがて沈静化となり、明るい未来が訪れる、と何かと単細胞の私は微笑んだりしてきた・・。
やがて5月4日、新型コロナ対策として、専門家会議が提案した、
「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い」、
そして「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れましょう、
と公報されてきた・・。
高齢者の私は、苦手なマスクをしながら、我が家の買物でスーパーに行ったり、
そして体力の衰えた私は、やむなく散策をしたりして自粛生活をしてきた。
この後、5月25日、緊急事態宣言が全国で解除されて、
私は過ぎし2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてきたので、
解放感に心身共に深く感じたりした。
しかしながら新型コロナウイルスは終息していなく、何かしら多くの御方が油断すると、
第二波が襲来し、ふたたび『緊急事態宣言』もありえるので、
私も困苦するので、これから当面は自粛生活の延長戦だよねぇ・・と思いながら過ごしている。
そして昨今、自粛から自衛の風潮に変貌し、無力な私でも大切な社会経済の復興を願うが、
もともと年金生活の私でも、自分の身は自分で守る、大切な生活指針としているので、
私は新型コロナウイルスが沈静化するまで、程々に自粛生活の延長戦する、
と微苦笑したりしている。
こうした根底には、新型コロナウイルスの難題に対しては、新たなワクチンしか、解消できないと学び、
世界の主要国で、それぞれ専門分野の御方が英知と鋭意で開発して下さり、
やがて私たち国民が誰しも安心して接種できるまで、
それぞれの多くの人は、大なり小なり自粛生活の延長戦が余儀なくされる、と私は思い深めてきた。
このようなが深情を秘めてきた私は、今回《・・東京PCR検査数フル活動ではなかった・・》、
どうしたなのょ、と思ったり、
《・・『隠し続ければ第2波来る』と専門家が警告・・》動顛し、
やがて記事を読みながら震撼させられたりした。
私は今回のそれぞれの専門分野で、活躍されている御方の中で、
中央大名誉教授(行政学)の佐々木信夫さんの論調に、強く賛意するひとりである。
《・・行政側の都合で、医療態勢の受け皿議論をして『問題ない』と無策を貫くのは、
『都民ファースト』とは、正反対の態度でしょう。
感染者ゼロ、マスクをしなくても暮らせる東京に戻すことが、都民の望みのはずです・・》
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私は、多くの人々が期待していることを叶えるのが、政治の要(かなめ)である、
と私は歴史から学んできた・・。
日本に於いては、山積する難題が多い中、直面している社会経済の復興、そして新型コロナウイルスの終息まで、
政府が国民に明示すれば、殆どの国民は従う習性がある健全な人々であるので、
政府として、具体的な指針を国民に緊急に提示するのが責務でもある。
このようなことを無力な私は、心の中で呟(つぶや)いたりしている。