夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『1日半個のリンゴで、医者いらず』、高齢者の私は学び、微笑み返しして・・。

2020-10-31 10:10:04 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの日刊ゲンダイ  】の『ヘルスケアを見ていたら、
 『 
毎食リンゴを食べて体重減  食物繊維とるなら夜がオススメ  』、
 と題された見出しを見たりした。



☆ 1日半個で医者いらず(C)PIXTA ☆


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、食べ物に関しては、私は10数年前の頃、果物(くだもの)が少ないわ、
と家内より言われたりしてきた。

そして私は小学3年生まで農家の児として育てられたのを思い馳せ、
夏にはトマト、スイカ、秋には柿、梨、

そして晩秋より、翌年の初春までリンゴを愛食していたことを思いだして、
これ以来、意識的にも愛食している。




このような私であるが、

今回の《・・毎食リンゴを食べて体重減 食物繊維とるなら夜がオススメ ・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、『食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門』などを上梓されている

古谷彰子さんの寄稿文であり、日刊ゲンダイ  】の『ヘルスケア』で、
2020年10月30日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。



《・・リンゴがおいしい季節となり、ふじ、秋映、シナノゴールドなど、

さまざまな種類が顔を見せています。

リンゴ1個のエネルギーは大きさにもよりますが、
140キロカロリー程度と大変低カロリー。
ですが、含まれる栄養素はとても豊富です!

皮にたくさん含まれる「ポリフェノール」は、

強い抗酸化作用を持つので体内の活性酸素を軽減してくれる働きがあります。

また、コレステロールの値にも影響することがわかっていて、
悪玉コレステロールの値を低下させ、
善玉コレステロールの値を増やしてくれるのです。



他にも、アレルギー予防の効果なども報告されています。

「ペクチン」は、水に溶けやすい性質を持つ食物繊維で、

腸内の善玉菌を増やしてくれる働きがあり、便秘に効果的。

同じ食物繊維でも「セルロース」は水に溶けにくく、保水性が高いです。
便の量を増やして、腸を活動的にしてくれる働きがあります。
 

また、リンゴに含まれる「ビタミンC」は、肌荒れの改善なども報告されています。

そして、リンゴのビタミンCは加熱しても、壊れにくい酸化型の性質を持ちます。

ペクチンの効果は加熱調理した方が上がるため、

焼きリンゴやジャムなどがオススメですが、他の加熱に弱い栄養素も含まれるので、
ペクチンの効果を取り入れたい場合のみ加熱を選択してみましょう。
むくみに効果的な「カリウム」も含まれていますよ。

時間栄養学的にも、ミネラルや食物繊維を取るなら夜、

ビタミンCを取るなら朝が◎。



ダイエット効果もあり、1日3回リンゴを食べたBMI25以上の女性の体重が、
減少した研究もあります。

では、どの程度リンゴを食べるのがいいのでしょうか。

「1日1個のリンゴで医者いらず」というイギリスのウェールズ地方に伝わることわざは
本当かどうかを調べた面白い研究があります。

それによると、脂質異常症の薬には代われなかったものの、
「日本で手に入るものなら2分の1個程度で、
ことわざに近い効果を得ることができる」と報告しています。

なので、「1日半個のリンゴで医者いらず」ですね。・・》                

注)記事の原文に、あえて改行を多くした


                  

私はリンゴに関しての食べ方は、上から十字の包丁を入れ、8等分して、
芯の部分を取り除いて、皮をついたまま、愛食している。

過ぎし9年前より、毎年11月の上旬から12月初旬には、年末年始に風邪をひくのは困るし、
その上に、やはり高齢者は、風邪は健康の源(みなもと)の天敵だ、と思いながら、
近くの内科専門医院で、インフルエンザ予防接種をしたりしてきた・・。

そしてインフルエンザ予防接種の為か、おかげさまで風邪をひくことなく、
年末年始を安楽に過ごし、このようなささやかな成功体験をしてきた。

しかしながら風邪は油断大敵であり、高齢者は風邪をこじらして、
肺炎などになった時は、 命にかかわる場合もある、と近所の年配者から学んだりしてきた。

こうした中、古人からの、“1日1個食べれば、医者いらず”などと伝えられるリンゴは、
何かとこれから寒さを増す季節には、美味しく程々の価格で買い求めることのできるリンゴは、
シニアに何かとやさしい果物(くだもの)だねぇ・・思い重ねたりして、微笑んだりしてきた。




今回、古谷彰子さんの寄稿文に導かれて、多々リンゴの秘めたる効力を多々学んだりした・・。

特に《・・コレステロールの値・・悪玉コレステロールの値を低下させ、
善玉コレステロールの値を増やしてくれるのです・・》、

或いは《・・毎食リンゴを食べて体重減・・ダイエット効果もあり・・》と学び、
何かと少し肥満体の私は、微笑んだりした。

その上、《・・「ペクチン」は、水に溶けやすい性質を持つ食物繊維で、
腸内の善玉菌を増やしてくれる働きがあり、便秘に効果的。・・・》そして《・・肌荒れの改善・・》に効果的と学び、

我が家の家内の悩みも改善されてきたので、女性に強い味方だよなぁ・・微笑んだりしている。



何かしらリンゴは、過ぎし10数年前『1日1個食べれば、医者いらず』と学んできたが、
今回、《・・日本で手に入るものなら2分の1個程度・・
ことわざに近い効果を得ることができる・・》と学び、
多大な効力のあるリンゴに、恐れ入りました、と微笑んだりしている。

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「Go To イート」で知っておくべき感染予防の新食事マナー、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2020-10-30 12:47:39 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイ  】の『ヘルスケア』を見ていたら、
『 「Go To イート」で知っておくべき感染予防の新食事マナー   』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、

我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、ささやかに年金生活を過ごしいる。

こうした中で、今年の初春、世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。




過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。

そして体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

こうした中で、買物、散策、病院の通院など外出の時は、
生まれて初めて今年の3月初旬よりマスクを付けてきたが、
今だに苦手となっている・・。

何かしら口の周りが、熱く汗ばむようで息苦しくなり、
散策しなければ体力の衰えが益々劣化するので、

日々の散策は欠かさず歩いてきたが、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
体力の衰え、右脚の膝(ひざ)の痛みを感じているので、
三重苦の夏だよなぁ・・と微苦笑しながら過ごしてきた・・。




そして政府より国民に対して、大切なことが公布されてきた・・。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、3つの 約束が公言されてきた。

こうした中で、政府より経済復興の為に「Go To イート」が奨励されている現在、
我が家は家内が昨年の5月に大病以来、ある程度は復調しているが、
 国内旅行、外食も断念してきた・・。

私は少し注意すれば、外食ぐらいは・・と思っているので、
今回の《・・知っておくべき感染予防の新食事マナー・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。

この記事は2020年10月28日に配信され、無断であるが転載させて頂く。



《・・   「Go To トラベル」に続いて「Go To イート」が始まった。
 食事が格安でできるとあって、外食に出かける人が増えている。

しかし、心配なのはこのイベントが、新型コロナウイルス感染拡大に拍車を掛けた

中国・武漢での「万家宴」の二の舞いになるのではないか、ということ。

そうならないためには、感染リスクを下げる食事マナーに気を付けることだ。

万家宴とは、各家庭で料理を持ち寄って、歓談する中国・武漢での伝統行事のこと。

今年は、感染爆発直前の1月18日ごろ、流行の発生源となった「華南海鮮卸売市場」から

6キロ離れた集合住宅「百歩亭」でも盛大に開かれた。

何と4万世帯以上が万家宴に参加したという。

その後、武漢市内では新型コロナ感染者数が急増し、

春節(中華圏の旧正月で今年は24~30日が祝日)での国内外の旅行が、
新型コロナの感染拡大に拍車を掛けた要因といわれている。

CDC(米国疾病対策センター)も感染者は外食率が、
2倍高かったと報告している。



新型コロナ禍での飲食は、どのような点に注意しなければならないのか?

東邦大学名誉教授の東丸貴信医師が言う。
「飲食では、マスクを外しての会話による飛沫・空気感染と、

料理に付着したウイルス飛沫を食べることによる感染、
箸やフォーク、ナイフ、コップや湯飲みなどの共用による接触感染が主体です。

従って、これからの宴会では、鍋料理は注意が必要です。
できたら、個別に料理が出てくるコース料理を頼みましょう。

鍋料理にするときは、取り皿に小分けして出してもらいましょう。

場所も騒がしい店は避け、小声で話ができるところを選ぶこと。
人数も5人以内が望ましいとされています。



お酒を飲みながらの食事は楽しいですが、
声がついつい大きくなり、飛沫が周囲の料理にかかってしまいます。
まずは食事を取ったあとで、お酒を飲むようにするのも手です」

感染防止の3つの基本として、国や専門家が重視しているのは
①身体的距離の確保
②マスクの着用
③手洗いだ。
お店もこうした基本を守るところを選ぶこと。

「感染防止のための入場者の整理

(密にならないように対応。
発熱またはその他の感染症の症状を呈している者の入場制限を含む)が
行われているかチェックしましょう。

新型コロナウイルス感染症では、
発症していない人からの感染も考えられますが、
まずは発熱や咳・咽頭痛などの症状がある人は、入場しないように呼びかけることが、
感染対策としては最も優先すべき対策です」



店内の手指の消毒機器が設置されていること。

人と人が対面する場所は、アクリル板などで遮蔽されている。

オーダー形式やメニューの扱いなどにも、
感染防護対策がしっかりしていることも店選びの基準としたい。

対角線上の窓やドアを開けるなど、換気に気を使っている店を選ぶこと。

寒いからとエアコンで暖だけとって換気をしないと、感染リスクが高くなる。

トイレの水は蓋をしてから、
流すように注意書きを掲示している店は、意識が高いといえるかもしれない。

「宴会では、お酒の力を借りてストレスを解消するため、

大声で歓談できることが魅力でもあります。
しかし、今年はじっくり話を聞く場とすることです」

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されて、やがて微苦笑したりした・・。


私は平素、家内と外食する場合は、昼食は自粛しているが、

料理を頂きながら、ピールか日本酒、或いはワインを飲みながら、
家内と談笑している。

そして旅行先の場合も、食事処で見知らぬ御方などと談笑したりしてきた。

恥ずかしながら私は亡き母の血筋を素直に受け継いだためか、
男の癖におしゃべりとなっている。

こうした関係で、会社時代の懇親会なども、
料理を頂きながら、ピールか日本酒、或いはワインを飲みながら、
積極的に歓談している。




今回、食事処に於いて、私が行けるところ、
コロナ対策を万全としていると思われる。

なぜならば、万一感染した所だと、自治体の保健衛生より営業停止の処罰もあり、
食事処は経営者、スタッフ一同は、100%近く注意をしている。

問題は、お客側のふるまいだけと私は感じ深めている。



今年の6月初旬、10月初旬の懇親会、無念ながら「三密(密集、密接、密閉)」に伴い、
はかなく中止されてしまった。

そして我が家の家内は、亡き女優・八千草 薫さんと同じ病状に、
昨年の5月に遭遇し、
退院後は幸運にも現在までは転移はないが、体力の復調に努めている。

結果的には外食、そして国内旅行も自粛して、
せめて私が外出先で、家内の好みで美味しそうと思われる多彩な食べ物を買い求めて、
本日に至っている。

このように我が家は、家内は何かと自制することが多いが、
萎縮しないように前向きで・・と私は言ったりしている。
コメント (2)
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介護はいつから? タイミングを見逃さない7つのチェックポイント、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2020-10-29 14:39:09 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 初めての介護|介護はいつから?
    タイミングを見逃さない7つのチェックポイント
              【プロが教える在宅介護のヒント】  
と見出しを見たりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦にとって難題は、

やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。


                    

           
そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。

こうした深情を秘めている私は、

今回の《・・介護はいつから? タイミングを見逃さない7つのチェックポイント・・》、
真摯に学びたく記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、関連の【 介護ポストセブン 】で2016年7月28日に配信され、
古い記事であるが、誰しも晩秋期の難題であり、
あえて無断ながら転載させて頂く。





《・・
☆介護はいつから必要? サインを見逃さない

ふとした瞬間、「うちの親も歳をとったなぁ」と感じることがあっても、
それが、介護が必要な状態なのかは、よく分からない場合が多いだろう。

特に本人が「まだ大丈夫」と言えば、
なんとなくそのままになってしまいがちだ。

だが長く健康で、自立した暮らしを維持するためにも、
介護保険を利用する適切なタイミングを見逃さず、
早い段階で介護の専門職とつながることが大切なようだ。

「プロが教える在宅介護のヒント」シリーズの第1回に登場するのは、
家庭で介護サービスを受ける際、最初に相談する人、“介護支援専門員(ケアマネジャー)”。

介護保険利用者の相談援助の傍ら、
一般と介護専門職向けに介護関連のセミナー企画・運営なども行っている森岡真也さんに、
介護保険の利用を検討するタイミングと最初に相談する窓口は、
どこの誰になるかなど、初めての介護のステップについて聞いた。



☆そろそろ介護が必要? 7つのチェックポイント

暮らしの中で困ることが出てきても、高齢者には、
「人の世話になるのは申し訳ない」、「子どもに心配や迷惑をかけたくない」
といった気持ちが強く、介護(支援)を拒む人が少なくありません。

けれど早い段階で介護(支援)が必要かどうか気づくことができれば、
介護サービスを上手に利用しながら、
ご本人の希望に叶う自立した暮らしを続けることができます。

重症化させない可能性も高くなり、
そうなれば家族や社会の負担も軽くなるのです。

僕ら介護の専門職は、
重症化するまでケアマネジメントや介護サービスとつながらなかった人に会い、
残念に思うことがあります。

もっと早く、適切な介護サービスとつながっていたら、
今の状態が違ったのではないかと。

ぜひ、次の点をチェックして、介護が必要なタイミングを見逃さないでください。

これらのポイントは、いずれも症状を起こしている原因の特定が難しい問題で、
高齢者の場合は、若い人とは全く違う原因で起きていることもあります。

それぞれ原因を探して、対応を変える必要があり、
症状を放置すると悪化するだけでなく、全身の健康に影響し、
自立した生活が困難になるきっかけになってしまうことがあります。



次の7つのポイントをチェックして1つでも当てはまるなら、
そろそろ介護が必要かもしれません。


1:食欲がない、急に痩せてきた、食事量が減った 
   さまざまな病気や噛み、飲み込む機能の低下、口腔トラブル、
   認知機能低下といった原因から「食べられない」という問題が起きている可能性がある。

2:自宅の壁に穴が空いている、ガラスが割れている、杖や靴が壊れている
   運動機能の低下や脳の病気などが原因で「転倒」している可能性が高い。
   ケガや骨折につながるリスクも。

3:手帳やカレンダーに予定を書き込まなくなった、外出の機会が減った
   認知機能の低下や、何らかの身体的・精神的な不安や困りごとが原因で
   社会参加が減っている可能性がある。

4:物をしまう場所(位置)が変わる、探し物が増える
   認知症や意識障害などの可能性がある。
   体験の一部ではなく体験全体を忘れる、忘れた自覚がない場合も要注意。

5:人との約束や日時を忘れる、何度も繰り返して日付を尋ねる
   認知症や意識障害などの可能性がある。
   日時や季節の見当がつかなくなるほか、場所、人が分からない場合も要注意。

6:メガネや食器など、手で持つ物、身につける物をよく壊す
   認知症によって物との位置関係がつかめなくなっているか、
   また別の病気や薬の副作用などが原因で手の震えやしびれ、筋弛緩が起き、
   ひんぱんに物を落としている可能性がある。

7:眠れていない、昼夜逆転している(昼間に寝て、夜起きている)
   認知症による時間感覚の喪失や薬の副作用など、
   さまざまな原因から生活のリズムが破綻している可能性がある。



☆介護保険のサービスを利用するには

介護が必要かなと思ったら、家庭で介護保険のサービスを利用するために、
「要介護認定(要支援1、2または要介護1~5)」を受ける必要があるので、
【1】行政の介護相談窓口や福祉の窓口で申請方法を尋ねましょう(※注1)。
 申請は、
【2】地域のケアマネジャーに頼むこともできます(※注2)。
 要介護認定を受けたら、これから、どのようなサービスが利用可能か相談できます。

要支援1、2の場合は、【3】地域包括支援センターに、
要介護1~5の場合は、【4】地域のケアマネジャーに相談し、サービス計画を示すケアプランを立ててもらうことができます。

介護保険の介護サービスの利用は、一部自己負担が必要ですが、
介護認定の申請やケアプラン作成に自己負担はなく、
ご本人やご家族が望まない介護サービスを提供することもないので、
 サービスを「受ける・受けない」は後で判断することとして、
相談してみましょう。


また、いろいろ困っているけれど、認知機能が低下するなどして、
 困っていることを自覚できないケースもあります。

7つのチェックポイントの症状が見られたら、
ご本人が「必要ない」と言っていても、
気づいた人が介護の窓口とつながり、備えることが、
ご本人の安全な暮らしを守ることになります。

【1】行政の介護相談窓口や福祉の窓口

【2】地域包括支援センター
  (新宿区の場合は「高齢者総合相談センター」という名称、
  地域によって名前が異なる場合もある)

【3」地域にある医療機関(院内にある患者相談室など)

【4】地域にある訪問看護ステーション



※注1 2015年に施行された「第4次改正介護保険法」により一部の自治体では
要介護認定を受ける前も希望すれば 
「介護予防・生活支援サービス事業対象者(第1号事業対象者)」として
ヘルパーやデイサービスを利用できるようになった。

この場合は、地域包括支援セン ターで、
基本チェックリストのチェックを受ける必要がある。

これは「新しい介護予防・日常生活支援総合事業」の適用で、
各自治体の判断により2018年4月 までの間にスタートするため、
現時点の対応は各自治体によって異なる。

住んでいる自治体の対応が分からない場合は、
要介護認定を希望する場合と同様に行政 の介護相談窓口や福祉の窓口、
地域包括支援センターで聞いてみよう。

※注2 ここでいう「地域のケアマネ ジャー」は、
都道府県知事の指定を受けた居宅介護支援事業所に所属し、
都道府県知事が行う試験や研修をクリアし、
都道府県知事への登録を行っている有資格 者。

家庭で介護を受けたい人の要介護認定の申請の代行は、
地域包括支援センターとケアマネジャーがいる居宅介護支援事業者のうち
厚生労働省令で定めるもの のほか、成年後見人、民生委員・介護相談員、社会保険労務士も可能。

すべてのケアマネジメントが公平に行われ、
ケアマネジャーの個人的な考えや手法に左右 されないように、
さまざまな決まりごとがあり、居宅介護支援事業所や所属するケアマネジャーはそれを遵守する。



☆介護相談は最初はどこへ? 誰に?

具体的な介護相談に応じてくれるのは、“介護支援専門員(ケアマネジャー)”です。

要介護認定を受けたら、次のような場所で
家庭での介護を支援する地域のケアマネジャー(※)を紹介してもらいましょう。

なお、要介護認定の申請から地域のケアマネジャーに依頼することもできます。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



何かと単細胞の私は、ここ数年、私が意識的に深めていることは、
日本は長寿国であり、 介護などの必要がなく、 

日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」である。

「健康寿命」としては男性は72.14歳、女性は74.79歳(厚生労働省、2016年の推計値)で、
平均寿命とは男性で8.84年、女性は12.35年の差が実態となっていることである。

こうした中で、約10年前後の間、何らかの介護支援が必要となる、 と改めて教示されて、
動顛をしたり、溜息を重ねたりしてきた・・。




いずれにしても、それぞれ多くの御方が自助努力をされ、
何とか人に頼よる介護・要の期間をできる限りないように願い、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。

その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。


 

そして私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活丸16年を過ごしてきた。


もとより寝たきりなどは、日常のささやかな願いも制約されるので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症とか心筋梗塞などは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。



                                                                  
果たして「健康寿命」で過ごせることは、自助努力は必要であるが、
こればかりは神様か仏様の采配に寄るだろう・・
と思い深めながら、空を見上げたりしている。
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『鬼滅の刃』の作品の大ヒットをしている理由、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑み・・。

2020-10-28 12:05:11 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している文藝春秋の公式サイトのひとつの【 文春オンライン  】
を見たりしている中で、
『 映画も異例の大ヒット「鬼滅の刃」女性作者の謎に包まれた素顔
               初連載で売り上げは20億円にも 』
題された見出しを見たりした。

私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。



          
     
こうした中で、私は
午後からの大半は、

随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

この間、私は年金生活を過ごしている中で、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。




過ぎし一週間前の頃、家内はテレビの番組で、めずらしくアニメの作品を視聴しているので、
近くの椅子で本を読んでいた私は、
『漫画を視ているのは・・珍しいじゃないの・・』
と私は家内に言ったりした・・。

『何かしら最近流行(はや)っている・・『鬼滅の刃』・・
たまたま再放送をしているから視ているのょ・・』
と家内は私に微笑みながら言ったりした。

私はテレビの画面に眼を移して、数分ぐらい『鬼滅の刃』という作品を視聴したが、
無念ながらどうして面白いのか、判らなかった。




このような心情を秘めていた私は、今回の見出し記事を見て、

好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
こっそりと『鬼滅の刃』の作品の大ヒットをしている理由を学びたく記事を読んだりした。


この記事は『週刊文春 2020年5月7・14日号に掲載された記事が原文で、
関連の文春オンライン  】に10月27日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。




《・・『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、異例の大ヒットを記録している。
10月16日の公開から3日間で興行収入46億円、観客動員342万人突破。
公開直後の土日の興収では「アナと雪の女王2」などを超えて過去最高となった。


 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』予告編より


もともと2016年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった『鬼滅の刃』。

作者が謎に包まれていること、
今年5月に人気絶頂のなか連載終了したことも話題となった。

映画が大ヒットしているいま、
あらためて最終回直前、
作者の素顔に迫った「週刊文春」の記事(2020年5月7日・14日号)を再公開する。

なお日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま。



2016年2月から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された同作。

作者は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)という謎に包まれた新人作家で、
今回が初めての連載だ。

家族を鬼に食い殺された物語の主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、
唯一生き残ったが鬼となってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探るべく、
鬼の親玉・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を探す旅に出る、
というのがあらすじ。

剣術などの鍛錬を積みながら、仲間と協力して敵を倒していく様は、ジャンプの王道である。

「設定もシンプルで、子供にも分かりやすいため、小中学生にも大人気。
低学年くらいの子でも、食い入るように単行本を読んでいる姿は、
日常茶飯事です。

しかし、鬼を倒すには、その首を切らなければならず、
キャラクターたちの作画も不気味で、グロテスクな一面があるのが、気になります」(ある保護者)

こうした心配の声もちらほら上がるが、なぜここまでヒットしているのか。



東京工芸大学マンガ学科教授の伊藤剛氏が解説する。
「確かにグロテスクな部分が多いのですが、
『鬼滅の刃』は、そうした描写に関する批判が大きくない。

炭治郎たちの“いい子さ”が、
作品全体を明るくする作用を果たしているからでしょう。

熾烈な戦いを制して、鬼を倒した後にも、
その鬼の手をぎゅっと握り締めるシーンや、
倒した鬼の武器であった手まりを亡骸に添えるシーンなど、
主人公の優しさには、鬼と人間の分け隔てがありません」


さらに、ヒットの裏にはこんな理由も。
「アニメ化をきっかけに、原作漫画へのファンの逆流入が起こりました。

作品自体の魅力はもちろん、大きいのは動画配信サービスの普及でしょう。

これまで、アニメを見るには、リアルタイムか録画が主流で、
途中からの参入が難しかった。



ところが、『鬼滅の刃』は、地上波での放映当初から、
Amazon PrimeやNETFLIXなどでも配信されており、
口コミで面白いと聞けば、一気に追いつくこともできる」(同前)

アニメ放送(2019年4月〜)前は、累計350万部ほどだった売り上げが、
今年2月には4000万部を記録、5月には6000万部を突破した。

印税に連載のギャラ、アニメ化の原作使用料やキャラクタービジネスなどで、
優に20億円は稼ぎだした作者だが、その正体はベールに包まれている。




☆性別も明かしていない作者の素顔は?

「性別すら明らかにしていませんが、
処女作は2013年、24歳の時に書き上げた『過狩り狩り』なので、
今は31歳前後。

これが鬼滅の前身になった作品です。
この時は福岡在住となっており、コツコツ新人漫画賞などに応募していたようです。

初連載を機に上京し、初めてアシスタントなどを雇うのに、
先輩漫画家の事務所を見学に行ったとか」(ジャンプ関係者)

メガヒットの物語は、佳境を迎えている。
ドル箱作品は、連載を延ばせるだけ、引き延ばすのが常識だが、
「ジャンプでは、すでにボスの鬼舞辻無惨との戦いも終わっています。

ネット上では、様々に噂されてきましたが、実は作者は女性です。
家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないみたい。
連載終了のタイミングで、実家に帰るのではと囁かれています」(別のジャンプ関係者)

小中学校の休校が続いているためか、動画配信サイトでもランキング上位を走る同作。
まもなく訪れるラストから目が離せない。

※「週刊少年ジャンプ」2020年5月18日発売号で連載終了・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されたりした。


ネットの世界は、一極集中で予測した以上にヒットすると格言があるが、
原作の漫画、その後にアニメ、地上波での放映、
そして動画配信サービスのAmazon PrimeやNETFLIXなどでも配信、
やがて今日の映画館で放映・・
たえずくまなく話題を欠かさず、やがて多くの国民に浸透したのかしら、
と私は感じ深めたりした。

そして新型コロナウイルスの終末のない今日、何かと閉塞感のある世の中で、
この作品は、学童、そして若き女性を中核に支えられて、大ヒットをしていると学んだりしてきた。



漫画の本、アニメ動画、映画、小説など、
どのような分野の作品でも、多くの御方に見られて、評価されることは、
創作者に喜ばしいことであり、無力な高齢者の私でも、文化のひとつ・・
と微笑んだりしている。
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オレオレ詐欺の事件、改めて私たち高齢者は、日ごろの用心も必要だ、と思い憂い・・。

2020-10-27 15:24:55 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している新潮社の公式サイトの【 ディリー新潮  】
を見たりしている中で、
『 このセールストークが出たら絶対にペテン! 
        「詐欺師の殺し文句」一覧チェックリスト 』
題された見出しを見たりした。

私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。




我が家は無念ながら裕福層には無縁であるので、
詐欺などに遭遇して老後資金が無くなり、
残された人生に困窮しないように、私たち夫婦は話し合ったりしている。

たとえばオレオレ詐欺のようなことに注意してきたが、
今回の記事を読み、改めてガードを固めたく記事を読んだりした・・。

この記事は、『週刊新潮』に 2019年2月28日号に掲載され、
 関連の【 ディリー新潮  】に配信され記事の後半部を転載させて頂く。



《・・(略)・・

☆キャッシュカードを騙し取る手口

投資には無縁でも、オレオレ詐欺のように、
不特定多数を電話などで、騙す特殊詐欺に引っかかるリスクはある。

しかも、意外やこれが増えている。

2017年の被害額は約400億円で、
「都内での認知件数は昨年3913件と、2008年以降の最悪を記録しました」
と、警視庁犯罪抑止対策本部企画・統計担当管理官の山上嘉人警視が言う。

「被害者のほとんどが、固定電話利用者と考えられます。
固定電話では、架空の番号を無数に作ることができ、
受ける側が電話に出やすいのです。

2017年までは、現金を持ってくるように仕向けるパターンが半分以上でしたが、
最近、キャッシュカードを騙し取る手口のほうが多くなりました」

いったい、どうやって。
「“警察の者ですが、先ほど中国人の窃盗集団を逮捕したら、
盗品にあなたのカードが混ざっていた。

すぐ再発行しないと、悪用される危険性がある。

隣りにいる金融庁の人間に電話を替わるので、暗証番号を伝えてください”とか、
“キャッシュカードを送り返してください”。

あるいは“還付金を振り込みたいのですが、あなたのカードは古い。

書き換え手続きは、こちらでやるので、
古いカードを送って、暗証番号も教えてください”とか

“外国人グループがあなたのカードをスキミングし、家電量販店で買い物をした。
早急に調べる必要があるので、すべてのキャッシュカードとクレジットカードを預けてください”とか。

冷静に考えれば、おかしいと思うはずですが、
電話口で“警察”なんて言われると、多くの人が思考停止になるのです。



犯人たちは、返信用封筒や引換証を周到に用意し、
受け取りにくる人間もスーツにネクタイ姿で、
金融庁の職員になりきっていたりします」

前出の小川氏が補う。
「最近多いのは、金融機関の職員を装い、
“元号が変わるからキャッシュカードを預かりにきた”と言い、
暗証番号を聞き出すというもの。

ある信用金庫の合併報道が流れた後、
その信金を装った手紙が届き、合併でキャッシュカードが使えなくなるので回収する、
と言ってきたケースもある」



☆電話はいつも留守電に

多田氏が話す例も恐ろしい。
今年1月に2件起きた振り込め詐欺強盗だが、
「オレオレ詐欺の電話をかけられた人は、途中で息子ではないと気づいたものの、
その後強盗に入られ、何千万も盗まれてしまった。

詐欺だと気づく前に、家に多額の預金があることを話してしまっていたのです」

ちなみに、昨年の都内における特殊詐欺の被害者は76%が、
70歳以上で、77%が女性だったという。




警察や銀行、金融庁の職員などが、キャッシュカードの提出を求め、
 暗証番号を聞くことなど、あるはずがないのだが、
それでも騙されるリスクがある以上、どうすればいいか。

「ご自宅の固定電話に
(1)自動通話録音機をつける、
(2)迷惑防止機能付の電話機に変える、
(3)いつも留守番電話にしておき、
   必要な相手からかかってきたときだけかけ直す、などが考えられます。
   警視庁としては(3)を勧めています」(山上警視)

電話が鳴ったら出ないと失礼、と考える人は多いが、
身を守るためには、玄関にカギをかけるように、電話にもカギをかけるべし。
残念ながら、そういう時代なのである。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されて、やがて微苦笑したりした・・。


私は60歳で定年退職を迎えるまで、
民間会社に35年ばかり勤めて、各部署に移籍したり、
最後の5年間は出向となり、自分の敵は自分だ、と奮戦したきたので、
言動に関しても、何かと鍛えられてきたひとりである。

昨今のオレオレ詐欺の事件をニュースで視聴したりすると、
高齢者の大切な老後資金をだまし取って、とんでもない悪党だ、
捕まえられたら少なくとも実刑30年以上だ、と思ったりしている。



しかしながら私たち高齢者は、安易にオレオレ詐欺の悪党に、
まかせられないよう、日ごろの用心も必要だ、と思い憂いている。
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ニトリ「1989円着る毛布」、暖房いらない暖かさ、光熱費節約、高齢者の私は学び、やがて微笑み・・。

2020-10-26 14:12:01 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、『ヤフー』が配信されているニュースの中で、
『  暖房いらない暖かさ。
   ニトリ「1989円着る毛布」光熱費節約、在宅ワークにも最適 
と見出しを見たりした。


我が家は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、家内は女性の身であるので、
数週間前より朝夕と日中の寒暖差が激しく、寒さ対策のひとつとして、
居間の片隅に独り用のこたつを配置して、布団に横たわっている。

こうした中で、少し休憩がてら、家内は炬燵の中の布団に横たわって寝ていると、
たとえば洗濯機どの洗い、脱水、乾燥などの終了ブザーなどで、
布団から起き上がって洗面所に行くのに、少し不便なの・・
と私に言ったりしてきたこともある。

もとより本格的な冬になれば、我が家はエアコンで暖房しているが、
 今のような秋から晩秋になる時節、簡単に温かさと動きができやすい方法は・・

と思案したりしてきた。

このような心情を秘めた私は、
《・・着る毛布・・光熱費節約・・》つて、どのようなことなの・・、と思いながら記事を読んでしまった。



この記事の原文は、くらしとお金の経済メディアとして名高い公式サイトの 【 LIMO 】に
2020年10月24日に配信され、エディター / ライターの中川 雅美さんの寄稿文であり、
無駄ながら記事の大半を転載させて頂く。


《・・朝晩の冷え込みも徐々に深まり、
衣類や寝具を入れ替えている方も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以来、
在宅ワークなどを取り入れる会社が増加した結果、
自宅で過ごす時間が増えたことで、さまざまな業種のオンライン購入に注目が集まりました。

そんな中、ニトリも自宅にいながら、
ショッピングが楽しめると改めて注目を集めた会社の一つです。

シンプルなデザインで使いやすくお買い得な商品が揃い、
オンライン購入もできるニトリでは、
生活を便利にしてくれる商品が手軽な値段で多数そろっています。

そこで注目されているのが、ニトリの「着る毛布」です。
就寝時はもちろん、在宅ワークやおうち時間にも便利と、
話題のこちらの商品を今回はご紹介していきます。



・・(略)・・

着るだけで布団の中のようなぬくもり。ニトリ「着る毛布」

今年は夏が終わったとたん、
急に寒い日が増えたため、まだ冬支度が完了していない方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなのがこちらの商品。
発売以来「一度着たら手放せない」と話題の着る毛布。

毛布の暖かさを感じながら、動き回ることができるので、
睡眠時だけでなく、家でゆったり過ごすときにも役立つと評判です。

女性は、特に冷え性の方が多いので
「足首まで長さがあるロングタイプがかなりうれしい」
という意見も。

また、家庭で洗濯することもできるため、いつでも清潔に保てます。



(画像出典:ニトリ公式通販)

・カラー:ライトグレー、ダークグレー
・サイズ:Mサイズ(幅72cm×着丈132cm)、Lサイズ(幅72cm×着丈152cm)
・素材:ポリエステル100%
・重量:約580g
・保証年数:1年
・洗濯機での洗濯可能(ネット使用)
・Vネックのロング丈タイプ
・袖口にゴム入りで腕まくりもラクラク設計
・収納時使いやすいフック付き
・価格:1989円(税込)
・販売:ニトリ店舗、ニトリ「公式通販」
ニトリ公式通販【着る毛布ロング】1989円(税込)



☆「着る毛布ロング」7つのおすすめポイント
1. 長い着丈で足首まで暖か

2. 身長に合わせ選べる2サイズ

3. 洗濯機で洗えて衛生的

4. 睡眠時邪魔にならないVネックタイプ

5. 保管に便利なフック付き

6. 袖が気にならないゴム入り

7. 2000円以下で買えるコスパの良さ



口コミ
・「ニトリの着る毛布、はじめは丈が長く感じましたが、

 足首まであるからこそ暖かいことを実感。

 パーカーがついていないので、寝る時も邪魔にならないし、
 手首のゴムで顔を洗う時も落ちてこないので便利です」

・「着る毛布、羽織った瞬間から暖かくて、もう手放せない」

・「着る毛布を愛用して数年。
 オフシーズンは、付属の袋に入れておけばかさばらないし、
 細かいところまで気配りされている感じ」



☆お値段以上の買い物を

誰もが知る「お、ねだん以上。」のフレーズでおなじみのニトリ。
どの品物も使いやすく消費者に寄り添った商品が、
今年も多数発売されているようです。

こちらの商品は、急に寒くなったものの、
まだ暖房を入れるのは早い・・なんてときにもおすすめです。

在宅ワークなどでおうち時間も増えた方も、便利に使えるのではないでしょうか。
ぜひ「ニトリオンラインストア」でチェックしてみてくださいね。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



中川 雅美さんの寄稿文に私は導かれながら、

ニトリ「1989円着る毛布」、暖房いらない暖かさ、光熱費節約、多々教示されたりした。

確かにお手軽に暖かく、しかも動きやすく、お値段も廉(やす)く、
これだったら、学童から高齢者まで、愛用できる
『着ることが出来る手軽な毛布』かしら・・と私は微笑んだのしている。
コメント (2)
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コロナ禍、“自粛しすぎない”生活、生き抜いた秘訣、高齢者の私は学び、激励されて・・。

2020-10-25 15:56:49 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している新潮社の公式サイトの【 ディリー新潮  】
を見たりしている中で、
『元気な100歳がコロナ禍を生き抜いた秘訣 “自粛しすぎない”生活とは』
題された見出しを見たりした。

私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


こうした中で、今年の初春、世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。




過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。

そして体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

こうした中で、買物、散策、病院の通院など外出の時は、
生まれて初めて今年の3月初旬よりマスクを付けてきたが、
今だに苦手となっている・・。

何かしら口の周りが、熱く汗ばむようで息苦しくなり、
散策しなければ体力の衰えが益々劣化するので、

日々の散策は欠かさず歩いてきたが、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
体力の衰え、右脚の膝(ひざ)の痛みを感じているので、
三重苦の夏だよなぁ・・と微苦笑しながら過ごしてきた・・。




そして政府より国民に対して、大切なことが公布されてきた・・。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、3つの 約束が公言されてきた。

しかしながら今後の私たちが住む日本を考えると、
右手に社会経済の復興、左手にはお互いの感染防止、
こうした世の中の流れが肝要、と無力な私でも思い深めている。




このようなコロナ禍の中、
今回の“自粛しすぎない”生活、生き抜いた秘訣を学びたく、
記事を精読してしまった。

この記事は、『週刊新潮』の 2020年10月22日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の【 ディリー新潮  】に配信され、無断であるが、
“自粛しすぎない”生活、生き抜いた秘訣、関連する部分を
転載させて頂く。


《・・新型コロナウイルス感染症は、
高齢者や基礎疾患がある人が、重症化しやすいのは明らかだ・・・
と盛んに喧伝されてきた。

それはデータに裏づけられた事実ではあるが、それを言い出せば、
どんな病気も、高齢になるほどリスクは高まる。

ところが、特にテレビのワイドショーは、新型コロナウイルスが唯一のリスクで、
高齢者の命が、かつてなく危険にさらされているかのごとく、
毎日その怖さを煽った。
いや、いまも煽り続けている。

ちなみに、各局ともワイドショーを、平日の午前から昼下がりに放送しているのは、
主婦と高齢者の在宅率が高い時間帯だから。

しかも高齢になるほど視聴時間が増えるという。
視聴者に高齢者が多いと知ったうえで、
彼らを不安にして視聴率を稼いでいるとしたら、
テレビの罪は重すぎる。


都内在住の50代の会社員氏が嘆く。
「母は東北の感染者が少ない県で、父の入院後は一人で暮らしていましたが、
テレビ好きが災いしたのか新型コロナを怖がり、
滅多に外出しなくなった。

様子を見に行きたくても、首都圏からは来るなと言われ、私と会ったが最後、
母は感染の可能性を疑われて、病院にもデイサービスにも行けなくなる、
と脅され、放置するしかなかった。

そうするうちに認知症が進み、とても一人で暮らせる状況ではなくなった。
思い切って東京の病院に入れたのですが、
そこでも“感染防止”のため、ほとんど外を歩かせてくれず、
わずかひと月余りの間に、それまではスイスイ歩いていたのが、
階段を一段上るのも厳しくなってしまいました」

80代半ばに見えない、とほめられたのが、
わずか半年で、別人のように衰えてしまったという。


残念ながら、この人は例外ではない。

後に現場の医師も実例を挙げるが、
新型コロナウイルスを怖がって、健康長寿に不可欠な事柄を軒並み自粛した結果、
QOL(生活の質)が損なわれる人が後を絶たない。

少し前まで、長寿のためには適度な運動や人との会話を欠かさないように言われていたのに、
真逆の生活を強いられたのだ。
長寿から遠ざかるのも当然だろう。

(略)

感染症に詳しい浜松医療センター院長補佐の矢野邦夫医師が言う。
「最近、転倒や骨折で救急外来に運ばれてくる高齢者が多くなっています。
多くの高齢者が、コロナに気をつけてと言われ続けて慎重になり、
家に閉じこもってしまっている。

結果、体を動かさずに筋力が弱くなり、
転倒や骨折の原因になっていると思います。

相手と1メートル以内の距離で騒ぐなんてことさえ避ければ、
高齢者こそ外に出て動いたほうがいい。

・・(略)・・ 運動するのは本当にいいこと。
体を動かすと呼吸が速くなり、呼吸の筋肉が鍛えられます。

それをしないから痰を出す力もなくなり、誤嚥性肺炎などを引き起こすのです」

・・(略)・・


老年精神医学が専門の精神科医、和田秀樹氏は、
「お年寄りは、引きこもるほど、脳も足腰も機能が衰えます。
もともと筋肉が少ないうえ、使わないと落ち方がひどく、
風邪で1カ月寝込めば歩けなくなる。

頭も同じで、入院して1カ月も天井を見てすごしたら、ボケたようになる。
なのに、いまお年寄りが引きこもってしまうのは、テレビの影響でしょう。

さらに健康な人でも免疫力が落ちてしまう」

では、免疫力を高めるために必要なことだが、
「規則正しく生活し、質の良い食事をとり、笑いながら会話をする。集まれないなら、電話でいい。

電話代を気にするお年寄りもいますが、
かけ放題プランだから大丈夫だと、家族が説明してあげましょう。

あとは意欲を持つこと。摂生生活では意欲が落ち、
我慢するほどストレスが溜まって老化が進みます。
・・(略)・・


循環器科医、心療内科医で、大阪大学人間科学研究科未来共創センター招聘教授の石蔵文信氏は、
二人の百寿者について、
「二人とも仕事を続けていて、それが人の役に立っているのが、
元気の源になっているのでしょう。

自分のことばかり気にすると内向きになりますが、
客が来ると思えば、弱ってなどいられません。
社会との接点が大切なのです」
という視点を提示し、その反対の例を挙げる。

「70代後半の男性は、自転車でうちに通院していたのが、
コロナで外出しないうちに足腰が弱り、
1カ月半後の診察日、奥さんに連れられてタクシーで来た。

次の診療日は来なかったので、奥さんに聞いたら、
症状が悪化し、自宅に近い病院に入院したと。

別の高齢男性は、ステイホームで認知症が進行し、
施設への入所を検討しています」


そういう例は数知れず、医師で医療経済ジャーナリストの森田洋之氏も、
「高齢者の健康に、特に悪影響を及ぼすのが、孤立や孤独。
体は元気でも、鍵がかかった老人ホームでコロナだから外に出るなと言われ、
社会的に孤立していく人が山ほどいます。

そういう人が、元気で健康だとは言えません。
いま老人ホームや介護施設、病院はほとんどが面会も外出も禁止。

感染予防上は安全でも、半年以上も家族とコミュニケーションをとれず、
外にも出られず、床屋の訪問がなくなり、髪を半年以上切っていない人もいる。
肉体的な健康にも必ず悪影響が出ます」
と指摘。

・・(略)・・



高齢者の命を守る、という建前と裏腹に、
多くの高齢者が、心も体も追い詰められ、命を擦り減らしている。

だが、自殺する体力もないから問題とされず、見落とされる。

一方、社交的で目標を失わない百寿者は、ますます元気である。
目標に据えるべきはどういう生き方であるか、火を見るよりも明らかだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回のそれぞれの分野の専門医療の御方より、
コロナ禍の中、“自粛しすぎない”生活、生き抜いた秘訣、
私は学び、多々教示されて、激励されたりしている。

昨今は、『Go Toイート』、『Go Toトラベル』などのキャンペーンが、
テレビ、新聞、雑誌などで取り上げられている。

何かしら社会経済の復興の為に、国民にお得なキャンペーンだと、
漠然と解釈しているが、具体的には無知である。




私たち夫婦は国内旅行が共通の趣味であり、
行ける時に行こうょ、幾たびも各地を遊学してきたが、
昨年の家内の大病後、体調が万全でなく、無念ながら『Go Toトラベル』を見送ることとなっている。


しかしながら何よりも肝要なことは、新型コロナウイルスに萎縮されず、
適度に散策して、前向きな明るく年金生活を過ごそう、
と改めて決意したりしている。
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高齢者の嚥下(えんげ)機能低下の6つの症状、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2020-10-24 15:25:47 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】に於いて、
『 餅だけじゃない! 窒息死は交通事故死の2倍・・
            嚥下機能低下の6つの症状 』
と題された見出しを見たりした・・。

私は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。



こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、

何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、

一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は

『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。


私は4年前の頃までは、こうした体験がなく、

やはり高齢者になると食べ物がのみ込む力の嚥下(えんげ)の力が衰えたのかしら、
戸惑いながら不安を秘めたりしている。

そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。



こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意一秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような嚥下(えんげ)の力衰え、そして誤嚥(ごえん)に関しても、
一歩間違えると死のリスクがある中、
私たち夫婦は共に高齢者の身であるので、今回の記事を読み、少しでも学ぼうと精読してしまった。

この記事の原文は『週刊朝日』の2020年10月30日号に掲載された記事であり、
関連の【 AERA dot.】に10月24日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。



  
《・・不慮の窒息で亡くなる人は、交通事故の2倍!
のみ込む力が弱ってくる高齢者には、
お餅だけでなく、あらゆる食べ物に危険が潜んでいる。

どうやったら窒息を防げるのか。専門家に聞いた。
(医療ジャーナリスト・介護福祉士 福原麻希)

【口の機能が虚弱になる「オーラルフレイル」のセルフチェック表はこちら】
 https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2020102200010_2        

ーラルフレイルのセルフチェック表 (週刊朝日2020年10月30日号より)



食べ物をのどに詰まらせて、息ができなくなり、
病院に搬送された患者の多くが、こう話すという。
「まさか、自分が窒息するとは思わなかった」

厚生労働省の人口動態調査によると、

不慮の窒息による昨年の死者数は8095人に上る。

2006年から交通事故による死者数を上回り、
2016年からは、その差が約2倍となるほど増えている。

食べ物がのみ込みにくい「嚥下(えんげ)障害」のある人が、

特に危ないと思われがちだが、それは間違いだ。
高齢者は食事をするとき、いつでも窒息のリスクがある。



武蔵野赤十字病院特殊歯科・口腔外科部長の道脇幸博さん(医師)は、

同院救命救急センターに搬送された症例のうち、
食品による窒息と判定された107人を分析した(*1)。

この調査では、約半数が到着時点で心肺停止状態になっていて、
約6割が死亡した。

男女はほぼ同数で、年齢は60歳以上が85%以上だった。

約7割に認知症や脳梗塞(こうそく)、パーキンソン病、精神疾患などの既往歴があったものの
「自分で食事ができ、食事形態は普通食」が半数を占めた。

嚥下(えんげ)障害の有無は、記載なしを除いて、半々だった。
時間帯は、昼夜問わず、ほぼ同じだった。

月別では、年末年始に餅による窒息がやや増えるが、

一年を通して事故は起きていた。



窒息の原因となった食品は、あらゆる固形物で、

ご飯、おにぎり、おかゆ、餅、パン、肉類、肉だんご、刺し身、ワカメ、
菓子類(ビスケット、カステラ、凍ったゼリーなど)や
果物(バナナ、みかんなど)だった。

どの食品で窒息しても、同じくらいの割合で、死亡に至っていた。
ミキサー食や流動食の人も、窒息を起こしていた。

道脇医師はこう説明する。

「高齢になると、歩くときに転びやすくなるように、
誰でも嚥下(えんげ)機能が低下します。

しかし、本人も周囲も気づきにくい。
嚥下(えんげ)機能低下の症状が出ていても、
それが窒息につながることも知られていません」



嚥下(えんげ)機能の低下を示す次の六つの症状に注意する必要があるという。

(1)食事中にむせる(うまくのみ込めず、食道でなく気道に入る)。


(2)口の中に詰め込むように食べる(のみ込む前に食べ物で気道を狭くする)。

(3)一口量を何度ものみ込む(のみ込み切れず少量が口腔内に残る)。

(4)食事時間が長くなる(1回でのみ込める量が減っている)。

(5)食事をすると、のどにたんがからむようなガラガラ声になる
   (のみ込み切れない食べ物が声帯に付着して声が出にくくなる)。

(6)口の中が乾く(唾液[だえき]の分泌が悪くなって、
   咀嚼[そしゃく]した食べ物が塊にならずのみ込みにくくなる)。



高齢になると、食べ物をかむ力、唾液量、舌で塊を作る運動機能などが低下し、

それらがのみ込みの悪さにつながる。

道脇医師は「窒息事故は、これらののみ込み機能の低下、

食品の種類と量、食べる環境(姿勢や場所など)のバランスが崩れたとき起こります。

高齢者は、日によって体調に波があるため、誰がいつ窒息を起こすか、
予測が非常に難しい。

交通事故対策のように事例を収集解析して、データベース化するなど、
社会的に予防対策に取り組む必要がある」と提言する。

このように、窒息は身近な事故と言える。




日常生活では、どのように予防すればいいか。
東京医療保健大学医療保健学部看護学科講師の山之井麻衣さん(看護師・介護支援専門員)は、

高齢者が窒息につながる要因をインタビュー調査によって明らかにしている(*2)。

インタビューは、65歳以上の高齢者14人、
自治体で働く保健師や社会福祉士、地域包括支援センターで働く看護師、
ケアマネジャーから聞き取った。

「高齢者個人」と「環境」の側面から分析した結果、

次のような特性があることを導き出した。



★一人で食べない 良い姿勢も大事

高齢者個人の特性については、

「うっかり詰まらせてしまった」、
「目が悪くなっているので、ちょっとしたくぼみが見づらい」
など身体機能の低下を意識していなかったり、
「むせたって、気にしない」と老化をあきらめていたり、
認知機能が低下していたりする傾向があった。

山之井さんは「特に、75歳以上の方の食事中のむせは、
命にかかわる入り口になると認識すること、
むせは予防できることを知ってほしいです」と強調する。

むせを予防し、かつ、食事をおいしく食べるためには

姿勢に気を付ける。

「前かがみになったり、下を向いたりでなく、
前方を見て背筋を伸ばして食べるほうが、
のどのさまざまな機能が適正な位置で働き、のみ込みやすくなります」
と説明する。

また、窒息を起こしやすい人の特性として、
「一人で食事をする」、「窒息を起こしやすい食べ物を好む」、
「不適切な姿勢で、食べる習慣がある」などが挙がった。

山之井さんは「地域に誰かと一緒に食べる場があれば、

日頃の食事の状況を見てもらえます。
家庭外の居場所づくり、仲間づくりは大事です」と助言する。



もう一つの環境面については、「口腔内のメンテナンス」、

特に入れ歯の手入れをしていなかったり、合わないまま使っていたりすることや、
メガネも昔作ったまま使っていることが
窒息と関連があると研究で指摘された。

「家族や介護者が忙しく気持ちに余裕がないときの関わり」
も窒息事故とつながる可能性があるという。

いま、オーラルフレイル(口の機能が虚弱になること)への

早期対応が呼びかけられている。
嚥下機能低下はその一つ。

「口の機能のささいな衰えを放置することが、身体機能の低下を招き、
要介護状態へとつながります。



高齢者自身が、おいしく食べることを意識するとともに、
医療・介護専門職や家族がタッグを組んで、
食環境を整えていくことが重要です」と山之井さんは話している。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。          




私は記事を読みながら多々教示させられたりした。    

今回、高齢者が食べ物がのみ込む力の嚥下(えんげ)の力が衰え、そして誤嚥を避ける為、

具体的な日常生活の注意事項、私は多々教示されたりした・・。

確かに日常は、私は年金生活の身なので、ゆっくりと時間を過ごせるので、
食べ物、飲み物もゆったり頂き、美味しかったよねぇ・・と甘受できれば、
これ以上の倖せのひとときはない、と思いながら微笑んだりしている。
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新型コロナの流行以降、菓子パン・調理パンの販売が低迷、こっそりと高齢者の私は学び、苦笑させられて・・。

2020-10-23 14:14:08 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー 』を見ている中、
あんなに食べてたのに・・消費者の声から探る「菓子パン離れ」の背景 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


こうした中で、私の平素の朝食と夕食は、家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。

こうした理由は、退職するまでの私はサラリーマンで私なりに奮闘し、
家内は我が家の専守防衛の専業主婦を長らくしてくれたので、
たとえ年金生活をしても、 家内の日常生活のペースを できるだけ壊したくなかったからである。 




そして私は、定年後の年金生活を始めた当初より、

我が家の平素の買い物専任者となり、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなっている。

こうした中で、確か10年前の頃から、昼食代わりに菓子パンを店頭で見て、
ふたつ食べることが多くなったりした・・。

過ぎし6年前の頃、アンパンの『つぶあん』、『こしあん』をひとつづつ食べて、
やはりこの世の贅沢な食べ物のひとつだ、微笑んだりして、やはり2年ぐらい愛食してきた。




しかしながら肥満体の近道と恐れて、やむなく自制して、四週間に一度だけとしてきた。

ここ数年は、食パンの8枚切りを買い求めて、幾重かのロースハムをサンドイッチして、

愛食したが、やはり食べ過ぎと自制したりした。

ここ一年は、食パンのレーズン入りを3切ればかり食べているのが実態となっている。

このような深情を秘めている私は、
今回のあんなに食べてたのに・・消費者の声から探る「菓子パン離れ」の背景 』、
どうしてなのょ、と思いながら、こっそりと記事を読んでしまった・・。

この記事は、2020年10月21日に配信されて、無断であるが転載させて頂く。

《・・ 菓子パン・調理パンを買わなくなった理由は?(イメージ)


★ 記事に添付されていた写真を拝借 ★


新型コロナの流行以降、菓子パン・調理パンの販売が低迷している。

総務省・家計調査を見ると、2020年3月以降の2人以上世帯の「食パン」の支出額は、
前年同月比でプラスで推移しているが、
一方で菓子パンなどを含む「他のパン」の支出額は、
軒並み前年同月比マイナスとなっている。

特に4月は、前年同月比12.07%減と大きな減り幅で、
8月に入っても8.55%減と、減少傾向に歯止めがかからない。

「菓子パン離れ」とも呼べる減少の背景に、何があるのだろうか。
消費者の声から探ってみよう。



20代の女性会社員・Aさんは、
コロナ以前は1日2個は菓子パンを食べていたという。

「会社に行くとき、軽食とランチとして、
コンビニで2~3個買っていました。

シールを集めるとお皿がもらえる、
といったキャンペーンにもよく参加していました」(Aさん)

そんな生活も在宅ワークになり、昼食事情は一変した。
「菓子パンって、カロリーの割に、腹持ちは良くないんですよね。
家で食べるようになって、まずコンビニで何かを買うことがなくなりました。

家の近くでお弁当をテイクアウトしたり、自炊をするようになり、
自然に菓子パンを食べなくなったんです。

以前は、すぐお腹が空きましたが、今はそれがなくなりました。
健康のためにも、自炊を続けようかなと思っています」(Aさん)



30代の女性会社員・Bさんは、米より小麦系のものが大好き。
砂糖やバターも合わさった菓子パンは、大好物だった。

とりわけ仕事のストレスがあると、
コンビニに行って、菓子パンを買っていたと話す。

「仕事を乗り切ったご褒美に、ストレスの捌け口みたいな感じで、
1日1個は食べていました。

でも、在宅ワークになってストレスが減ったせいか、
甘いものを食べたいとあまり思わなくなりましたね。
コロナ太りどころか、コロナ痩せしています」(Bさん)



30代の男性会社員・Cさんも、在宅ワークになって以来、
朝と昼に食べていた調理パンを食べなくなったという。

「スーパーで、ロールパンを買うようになりました。
自分でソーセージを挟んだりすると、安く済むんです。

今はもう完全在宅ワークではなく、出勤することもあるのですが、
個包装の菓子パンは、コスパが悪いことに気がついてしまって、
買わなくなりましたね」(Cさん)


外出自粛や在宅ワークなどで、巣ごもり需要が高まり、
量販店やドラッグストアを中心に食パンの売上が増加する一方、
コンビニ来店客数の減少により、菓子パンや調理パンが伸び悩んでいる。

緊急事態宣言解除後も、菓子パン需要が戻らない背景には、
消費者の健康、節約志向も重なっているのではないだろうか。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されたりした。


ときおりパン専門店で、家内から依頼された菓子パンを買い求めると、
スィートの品と同じような価格に、私は微苦笑しながら、買い求めたりしてきた。

そして私が食べてきたのは、スーパーのパン売り場で多彩の品の中で、
アンパンの『つぶあん』、『こしあん』をひとつづつ買い求めても、
ひとつ100円であるが、
この世で一番おいしい、と幼年期に農家の児として育てられた為か、
 長年愛食してきたので、微笑んだりしてきた・・。



しかしながら新型コロナの流行以降、菓子パン・調理パンの販売が低迷、
と今回学んだりした。

そして消費者の健康、節約志向も重なっているのではないだろう、
と教示させられて、多彩で、それぞれ美味しそうな菓子パンさえも・・、
少し溜息をしながら苦笑したりしている。
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黒人男性の暴行死を受け、『風と共に去りぬ』配信停止、高齢者の私は学び、やがて憂いを深めて・・。

2020-10-22 13:40:55 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している新潮社の公式サイトの【 ディリー新潮  】
を見たりしていた。

こうした中で、『 「風と共に去りぬ」配信停止は“時代に逆行” 橋田壽賀子氏の指摘  』
と見出しを見たりした。

私は、映画『風と共に去りぬ(製作・1939年)に関して、
確か高校2年の1961年(昭和36年)の当時は、
洋画の名作のリバイバル・ロードショウと称した上映が盛んな時代、
『駅馬車』(1939年)、『禁じられた遊び』(1952年)などを含めて、
私は下校した後、幾たび日比谷の映画館に通い、鑑賞した作品のひとつである。


映画『風と共に去りぬ(記事に掲載された写真を拝借した

この作品から、私はアメリカが南北戦争が起きる戦前、戦争時、戦後の
社会、文化などの興亡を学び、激しく心を揺さぶられて、
まもなく原作のマーガレット・ミッチェルの日本語訳の本を購読したりした。

そして主題歌にも瞬時に魅せられて、アルバイトをして、
初めてLPのアルバムとして、サンドトラック『風と共に去りぬ』を購入したりした。

いずれにしても、この映画が製作されたのは、1939年と知り、
日本では太平洋戦争の前の苦難の時代で、
アメリカは、文化的娯楽産業の大作を制作する余力があることに気付き、
国力の段違いを教示されたりした。

そして後年、私なりにアメリカの歴史を深く学んだりした。



このような私としての思い出深い映画『風と共に去りぬ』関して、
《・・配信停止・・》つて、どのようなことですか、と思いながら記事を読んだりした・・。

この記事は、『 週刊新潮』の2020年6月25日号に掲載された記事のひとつで、
無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・「表現する」という行為は、人の心をざわつかせ、
そこに何がしかの「爪痕」を残す営みである。
それがダメだというなら、人間は芸術活動を放棄する以外にない――。



米国の白人警察官による黒人男性の暴行死を受け、
名画「風と共に去りぬ」の配信が停止された。
人種偏見が含まれているからだと。
何かがおかしい。

「初めて『風と共に去りぬ』を観た時は、
とにかくハリウッド映画のスケールに圧倒されました」
と、まずは映画評論家の北川れい子氏が振り返る。

「キャストの衣装の絢爛さやエキストラの数など、何から何まで豪華でした。
また、南北戦争当時の米国南部の大荘園や風俗・文化が再現され、
映画を通じてそれを一般教養として学ぶこともでき、
未だに映画史に輝き続ける作品です」

そんな名作が、米国で一大社会問題と化している黒人差別問題を受け、
今月9日、同国の動画配信会社によって、配信停止の運びとなってしまったのだ。



確かに、同作には「黒人奴隷の生活が美化されて描かれている面はある」(同)。

しかし、脚本家の橋田壽賀子氏が、
「私は『風と共に去りぬ』を黒人差別映画とは思わず、
ラブストーリーとして観ました」
こう語る鑑賞法が、同作の一般的な観方であろう。

橋田氏が続ける。
「黒人差別の描写は、映画の一部分に過ぎません。
そして奴隷制のもと、米国で黒人差別が行われていたことは、
誰しもが知る事実です。

人種差別などあってはなりませんが、
それを乗り越えてオバマ大統領が誕生した。

『風と共に去りぬ』は、もうあのような時代には戻らないという視点で、
観るべき映画だと思います。

それなのに、映画の一部の差別的描写だけを理由に配信を停止するのは、
むしろ時代に逆行しているのではないでしょうか」



☆「水戸黄門」もダメ?

放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も、
「私は中学生時代に、『風と共に去りぬ』を観て、
後日、クラスでディスカッションをする宿題を出されたことがあります」
として、こう続ける。

「確かに黒人の奴隷生活が美化されてはいますが、
当時の南部のプランテーションの様子などを学ぶ教材でもある。

この作品を観られなくすることは、
子どもたちから学びの題材を奪ってしまうことになります」

さらに言えば、
「差別的表現に神経質になり過ぎると、
『水戸黄門』、『忠臣蔵』、『必殺仕事人』、そして大河ドラマに至るまで、
日本の時代劇は、全て放送できなくなりますよ。

士農工商という差別的な身分制度があった時代を描いたものですからね」(同)

北川氏が「映画論」で締めくくる。
「人類の歴史は、美しいことより、むしろ汚い側面が多い。
そうした汚さも含めて描くのが、映画です。

ダメなことには一切触れてはいけないとなれば、
戦争や暴力も、映画では描けないことになる。
タブーが増えれば、表現の幅はどんどん狭まってしまいます」

心がざわつかないキレイゴトだけの無味無臭の映画――。
それはもはや、芸術でも文化でも娯楽でもない。
       ワイド特集「アラート再発動!」より・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読みながら、過ぎし日に黒人男性の暴行死を受け、

映画の『風と共に去りぬ』が配信停止、と遅ればせながら学んだりした・・。

私は東京オリンビックの開催された1964年(昭和39年)の秋、
映画の脚本家になりたくて、大学を中退した。

そして養成所に入門しながら映画青年の真似事、やがて文学青年の真似事をしたが、
やがて敗退してサラリーマンに転身し、民間会社に中途入社した。

やがてあるレコード会社に35年近く勤めて、定年退職を迎えて、

多々の理由で年金生活をしているつたない身である。



今回の記事で瞬時に賛意したのは、
映画評論家の北川れい子さんの《・・人類の歴史は、美しいことより、むしろ汚い側面が多い。
そうした汚さも含めて描くのが、映画です。

ダメなことには一切触れてはいけないとなれば、
戦争や暴力も、映画では描けないことになる。
タブーが増えれば、表現の幅はどんどん狭まってしまいます・・》


このようなことを思い重ねて、配信停止させた御方の余りにも心の狭さに、
憂いを深めたりしている。
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都心の郊外でも、沖縄県の代表の樹『バショウ』、高齢者の私は、めぐり逢えて微笑み・・。

2020-10-21 15:34:28 | ささやかな古稀からの思い
私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

今朝、ぼんやりと天気情報をテレビで視聴すると、

の6時は11度、昼下がりは22度、夜の6時は17度が予測され、
さわやかな秋晴れの一日となります、と報じられていた。

この後、私は右膝(ひざ)の痛みで、
週に一度は整形外科の病院に通院している身であるが、
リハビリを兼ねて都立の『神代植物公園』を散策してみよう、
と思い立ったりした。


★ 今回、掲載した写真のすべては、本日『神代植物公園』で撮ったものである ★

私の住む地域の都立『神代植物公園』に於いて、
数多くの薔薇(バラ)が披露される恒例の『秋のバラフェスタ 』が、
10月10日から31日まで開催されている。

しかしながら開催中は、毎年人出の多い中、
ゆっくりと鑑賞が出来ないと思われる上、新型ウィルスの対策の三密(密集、密接、密閉)」を避けたく、
開催される前の平日の10月6日に訪れていた。


そして本日は今年の『秋のバラフェスタ 』は二度目であったので、一時間ばかり鑑賞したりした・・。













このように多彩な美麗のバラの花を観賞した後、
園児などの多くが歓声する芝の広場を避けるように通り過ぎたりした・・。
(留意・・園児が50数名、にぎわう周辺は、さけて撮った)


やがて『ハギ園』を歩いている中、
この前の6日にも、気になっていた樹になっている実を眺めていた。




そして、まさか南国に多いバナナ、パイナップルでもないし、
何の樹なのかしら、と思いながら樹の後ろ手に回ったら、
『バショウ』の名札が付けられていた。




私は沖縄県の代表の樹『バショウ』が、私の住む近くに育っていることに、
驚きながら微笑んだりした。

初めてまじかに『バショウ』の樹を見て、
これが伝統工芸品にもなっている『芭蕉布』を、過ぎし年に拝見しきたので、
これがもとの葉なのかょ・・と感動をしたりした。

そして私は沖縄県を、6度ばかり訪れて最も感銘させられた歌は、
『芭蕉布』の歌であるので、
たまたま本日、『バショウ』の樹、そして実にも、
めぐり逢えて、幸運な日中を過ごしたりしている。
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外環道予定ルートで、住宅街に巨大な穴の陥没、我が家の近くで発生して、少し驚嘆して、やがて微苦笑・・。

2020-10-20 15:59:30 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイ  】を見ていたら、
『 住宅街に巨大な穴・・外環道予定ルート“陥没危機地帯”マップ   』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


そして雑木の多い小庭の中で、築後40数年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
ささやかに年金生活を過ごしいる。 
    
こうした中で、我が家の近くにも地下深度40メートルに外環道が、
 通る工事が数年前より進められている・・。



何かしら我が家から一昨日の18日に於いて、

我が家より徒歩10分たらずの住宅街で、道路が陥没した、
と私はテレビのニュースで知り、少し驚嘆し、やがて微苦笑をしたりした。

今回、この突然の道路が陥没に関しての記事であり、
私も何かと気になるので、記事を読んでしまった・・。

この記事は10月20日に配信され、無断であるが転載させて頂く。





《・・ 18日、東京都調布市東つつじケ丘の住宅街で、道路が陥没した一件。

付近の地下50メートルで東京外環道のトンネル掘削工事を進めていたNEXCO東日本は、
19日に会見し、陥没と工事の因果関係について「ないとは言い切れない」と語った。

現場周辺では、先月から外壁の亀裂やタイルの落下など異変が起きていた。


NEXCO東日本の広報は
「異変は指摘されていたが、なぜその時点で中止しなかったのかは、
 現在、現地で対応しており、すぐにはお答えできない」と答えた。

なぜ陥没は起こったのか・・・。

立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授(災害マネジメント)は
「地下の掘削工事の揺れが、引き金になった」と指摘し、こう続けた。



■軟弱地盤にトンネル工事の揺れが襲った

「根本的な原因は、軟弱地盤の可能性があります。

陥没したエリアは、2万年前の氷河期に形成された100メートル幅の谷を
人工的に埋め立てて宅地化したところです。

おそらく1970年代の宅地開発でしょう。
その際の開発業者がきちんと造成をしていないと、軟弱地盤になり、強度が低下するのです」


外環道は関越道の大泉JCTと東名高速の東名JCT間の約16キロを
巨大地下トンネルで結ぶ。

大深度地下法が初めて本格適用され、
地下40メートル以深は地上に影響が出ない前提で、
地権者の同意なしに工事できる。

掘削工事は、大泉JCTからの南下ルートが練馬区東大泉まで、

東名JCTからの北上ルートは東つつじケ丘まで進み、
まだ10キロ以上残っている。


〈図〉は高橋教授が作成した高低図。

色の濃い部分が、谷を指す。
数千年前から地形は変わっていないが、
現在も谷や川のままの状態もあれば、埋められているケースもある。

外環道の開通予定ルートを重ねると、陥没発生場所は確かに谷に位置している。

東つつじケ丘以北の工事ルートは、井の頭公園(武蔵野市・三鷹市)、

善福寺川公園(杉並区)、石神井公園(練馬区)周辺が、かつて谷だった住宅街。

掘削工事済みの東つつじケ丘以南は、
調布市入間町から世田谷区大蔵を流れる野川周辺が谷になっている。

周辺の宅地の住民は用心した方がいい。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されて、やがて微苦笑したりした・・。


私は1944年(昭和19年)に北多摩郡神代村(現・調布市の一部)の農家の三男坊として生を受けた。
 この当時、祖父、父が中心となって、小作人の人たちの手助けを借りて、 程ほど広い田畑を耕していた。


そして小さな川が田んぼの片隅に流れ、湧き水もあり、竹林、雑木林が母屋の周辺にあった。

或いは母屋の宅地のはずれに蔵、物置小屋と称した納戸小屋が二つばかりあり、
この地域の旧家は、このような情景が、多かった・・。

こうした中、この頃の生家は、周辺は平坦な田畑、雑木林、
少し離れた周辺はゆるやかな丘陵であり、国分寺崖、と学校の先生たちは称していた。

その後、私が1953年(昭和28年)の小学2年の三学期に父が病死し、
翌年の1954年(昭和29年)の5月に祖父も他界され、
生家は大黒柱の2人が亡くなり、やがて没落しはじめた・・。

そして1955年〈昭和30年〉の頃から、都会の人たち達が周辺に家を建てられ、
私が小学校を卒業した1957年〈昭和32年〉であるが、
 この頃になるとベットタウンとなり、新興の住宅街に大きく変貌した。



 

こうした中で、私が小学5年生の頃、付近の国分寺崖に面した傾斜地に、
日本では有名人らしい人が引っ越してきた、と大人たちの間で話題のひとつとなっていた。

この当時の私は、『金子』駅(現・つつじが丘駅)の付近ある小学校から旧街道で登下校したり、
下校時の時は、ときおり遠回りして隣接駅の『仙川』の商店街を歩いたり、
或いはこの中間の田んぼの多い畦道を歩いたりして帰宅したりしていた。
            

 

このようなある日、私は田んぼの多い畦道を歩いたりしていたが、
国分寺崖の林の傾斜に寄り道をした。

そしては樹木の多い中で、孟宗竹の竹林が手入れされていなく密集ばかりし、下方に池があり、
池の近くで、独りの老人が難しいそうな顔して、池を見詰めていた。

『あの人が大人たちが噂している有名人かょ・・何か難しい顔しているが・・
だけど孟宗竹は生え放題・・孟宗竹のこと・・ぜんぜん解っていないなぁ』
 と私は子供心に内心呟(つぶや)いた・・。




後年、高校生になった私は突然に読書に目覚めて、下校時に『仙川』駅の本屋に寄った時、
店内の壁面に色紙とひとりの老人の写真が掲げられていた。

そして、さりげなく《武者小路実篤》と明示されていたので、
私はあのお爺さんが・・武者小路実篤(むしゃのこうじ・さねあつ)かょ、と気づかされたのである。
            

 

私の生家から徒歩で10分ばかりに、武者小路実篤さんが、
《 水のあるところに住みたいという子供の頃からの願いどおり、1955年〈昭和30年)、
70歳の時に仙川の地へ居をかまえ、90歳で亡くなるまでの20年間を過ごした 》
 と伝えられている。




 今回、住宅街に巨大な穴の“陥没危機地帯”は、

私が小学生時代に下校時に歩いた
『京王線の『金子』駅(現・つつじが丘駅)の付近ある小学校から旧街道で登下校したり、
下校時の時は、ときおり遠回りして隣接駅の『仙川』の商店街を歩いたり、
 或いはこの中間の田んぼの多い畦道を歩いたりして帰宅したりしていた。』


この中間の田んぼの多い畦道であり、
田んぼのはずれの国分寺崖のふもとでは、湧き水もみられたりしていた。



このような地帯であったので、田んぼの多い地帯が住宅街に変貌し、
後年、私は散策した時に、ふるさとが余りにも急速に変貌したことに戸惑ったりしていた。

このような深情を秘めた私は、少し驚嘆した後、
やがて微苦笑をさせられたりした。

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認知症にならないために具体的な食べ物、高齢者の私は学び、多々教示されて微笑み・・。

2020-10-19 13:32:21 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】に於いて、
『 新型コロナで認知症が悪化か リスクを減らすための食事とは?
       』
と題された見出しを見たりした・・。

私は昨日の投稿文に記載した通り、
健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、

ときおり願いながら散策したりしている。

こうした深情を秘めている私は、
今回の《・・ リスクを減らすための食事とは ・・を読み、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。





この記事は、『週刊朝日2020年10月23日号より抜粋された記事のひとつで、
関連の【 AERA dot.】で10月19日に配信され、
無断ながら記事の殆どを転載させて頂く。          
          
《・・『認知症にならない29の習慣』(朝日出版社)などの著書がある
諏訪中央病院(長野県茅野市)名誉院長・鎌田實さん(72歳)は、
 同年代の患者を診察するとそう感じる。

実際、日本老年医学会と広島大が8月、
コロナ禍による外出自粛や面会制限で、
認知症の人の症状や状態が悪化していたとする調査結果を発表している。




鎌田さんは、半世紀近く前に長野県に赴任。

食事や運動など生活習慣の改善を指導し、長寿県に導いた。

その鎌田さんが言う。
「たんぱく質をしっかり取ることは、認知症にならないためにものすごく大事です」

肉類や高野豆腐、1日2、3個の卵などを勧める。

卵には、認知機能の維持にいいとされるコリンも含まれている。

野菜をたっぷり取ることも大切だという。

野菜には、老化を進める活性酸素を抑える抗酸化力があり、
認知機能の低下を防ぐとみられているからだ。
とはいえ、国が推奨する1日350グラムの摂取はハードルが高い。


鎌田さんが実践するのは、野菜をジューサーにかけて朝飲んだり、
具だくさんみそ汁を食べたりすること。

ジュースには、野菜220グラムのほか、牛乳か豆乳、
ときにリンゴかバナナを入れて、飲みやすくしているという。

さらに、「食事のときに、一品入れることが大事です」

と鎌田さんが勧めるのは、ネバネバした食べ物だ。

血糖値が急上昇すると、血管や脳細胞が慢性炎症を起こしやすくなり、
認知症リスクが高まる。

そこで、納豆やオクラ、コンブといった糖の吸収を穏やかにするものを一緒に取ることで、
血糖値の急上昇を防ぐ。




楽しく食事するためには、口腔ケアも欠かせない。


鎌田さんは、こう話す。
「肉を食べるのはいいが、食べられるかは口腔機能がうまくいっているかです」

高齢で歯が悪くなると、硬いものを食べるのが難しくなる。

虫歯のある人に認知症が多いというデータもあるという。
鎌田さんは、いつまでも歯をきれいに保つことが大切だと強調する。




魚介類や乳製品、豆類も認知症のリスクを下げるのにいいようだ。

国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が
長年にわたって地域住民を追跡調査したところによると、
青魚などに含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)の血中濃度が高い人は、
低い人に比べて認知機能が低下しにくい。

牛乳、乳製品や、豆類、特に大豆製品に多いイソフラボンの摂取量が多いと、
認知機能の低下リスクが低くなる。

ただ、研究を主導してきた大塚礼さんは言う。
「単一の食品よりも、いろいろなものを食べるほうが、
認知症予防にいいのではないでしょうか。

いろいろなものを食べている人は、栄養摂取状態が良く、
脳に必要な栄養を十分に取れていると思われます」



60歳以上の男女570人の追跡調査では、
最もバランスよく食べていた群(144人)は、
最もバランスが悪かった群(146人)より
44%も認知機能低下のリスクが低かった。

さらに大塚さんは、サプリメントよりも、
食べ物で取ったほうがいいと指摘する。

食事でいろいろ食べることは、
かむことを含めてさまざまな身体活動を伴うので、
「その手間が、いい影響を与えているはず。
食事を豊かなものにしてほしいです」

東京都健康長寿医療センター研究所の横山友里研究員も、
バランスの取れた食事を勧める。

丼物や麺類を好む人は少なくないが、
「穀類は、そのものが悪いというより、
穀類が多くなって、おかずが少なくなるのが、リスクではないでしょうか。

高齢者は食べる量が少なくなっており、少ない量で質を高めることが重要です」

丼物や麺類を食べる際には、量を減らしてでもおかずを加えたり、
乳製品のように単品でも質の高いものを取り入れたりしたい。
(本誌・浅井秀樹)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されて、やがて微笑んだりした。た。


私は何かと牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など「肉食群」が大好きで、
こうした前提として野菜を食べないと駄目と10数年前より学んできたので、
日々実践してきたが、数多くのことを学んだりした。


我が家は子供に恵まれず、たったふたりだけの家庭であり、
私の平素の朝食と夕食は、家内と共に談笑しながら頂いているが、
 年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。

こうした理由は、退職するまでの私はサラリーマンで私なりに奮闘し、

家内は我が家の専守防衛の専業主婦を長らくしてくれたので、
たとえ年金生活をしても、 家内の日常生活のペースを できるだけ壊したくなかったからである。 




私の平素の朝食に関しては、私は幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。        

私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、わずかにミツカンポン酢をかけて、

 大きめの皿で盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を半合ばかり盛ったお茶碗、
調味料を加味しない納豆、そしてコブの佃煮などを必須として、
これ以外はピーマンのミソで炒めたもの、ハス、そしてシラタキのお醤油で炒めたもの、

キノコの和えたものが中核となっている。

そして私は魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケを、
多めにご飯にかけて頂いている。


家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、ホット・コーヒーを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。                                                                                   


やがてお互いにフリーの昼食は、ここ一カ月の私は、
ヤマザキの『レーズン』食パンの3枚入りの小袋、
そしてタカキベーカリーの石窯モーニング フランスを二切れ、食べたりして、
ゴールドブレンドのインスタント・コーヒーを飲みながら頂いている。
            

やがて夕食の時は、キャベツ、そしてニンジン、ピーマンを千切りにして、

そしてサニーレタスを3葉をたして、大皿に盛ったのを、
ソースをかけて、盛大に頂いている。

まもなく牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など、その日に応じて180グラム程度と共に食べたりして、
モヤシの炒めものを食べたりしている。

こうした中、お酒は缶ビール500mlを5日毎に、たった一本となっているが、
かっての呑兵衛だった私は、不思議なことに充分に満足となり、

歌を忘れたカナリヤのようになっている。

こうして中で、家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。

このような食事内容は、ほゞ変化がないが、 果物が少ないわ、と私は家内から言われ、
まるで小学生の学童が母親から言われるように、週に一度ぐらい注意されている。


そしてスーパーで買い求めた柿を、午後3時のおやつとして、

ふたつばかり頂いている。

                  

このような高齢者76歳の私は、食事の実態であるが、

自分の好きな食べ物を、自分で口に運べて、味あいながら食べることが、
いつまでもできたら、これ以上の倖せはないよなぁ・・、
と独り微笑んだりしている。
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『 認知症に負けないために 知っておきたい、予防と治療法 』、76歳の私は学び、今後の晩秋期の教科書に・・。

2020-10-18 15:01:41 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】を見たりしていた。

こうした中で、『 昔は「タブーな存在」だった・・・「認知症の理解」が進んだ背景  』
と見出しを見たりした。


私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、恥ずかしながら私は、70歳を過ぎた頃から齢を重ねるたびに、
物忘れが多くなった、 と改めて気付き、 独り微苦笑する時もある・・。

たとえば5歳年下の家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、
その地の情景などは、鮮やかに重ねることができても、 肝心の地域名が言葉に出来ないことが、
もどかしさを感じることがある。

          

かしながら、私の幼年期のことなどは、何故かしら鮮明に思いだせるのである。

たとえば祖父と父が健在だった頃、所有していた田畑、雑木林、竹林、田んぼの中で流れていた小川などの情景、
或いは初めて観た映画作品は、小学校に入学する前年の1950年(昭和25年)の夏、
『長崎の鐘』を母に連れられて鑑賞したこと、今でも心の片隅に残っている・・。
            
          

ここ数年、無念ながら物忘れが多くなり、溜息を重ねたりしているが、
確か私が小学3年生の頃、 亡き脚本家の菊田一夫(きくた・かずお)さんが
『・・忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ・・』と、
名作の『君の名は』で遺(のこ)された名言に、私は独り微苦笑したりしている。

そして昨今でも、新聞、ネットのニュースなどを読んだり、テレビでニュースを視聴したりすると、
やがて数日後には、忘れてしまうこともあり、つたない私の小さな悩は、 収容できずオバー・フローになり、
忘れてしまうことで、悩が適度な記憶量に調整を図っている、 と無念ながら思ったりしている・・。

しかしながら時折、家内より『今からボケたら、困るわょ・・』、
と私は叱咤激励をされる時もある。




こうした思いもあるが、私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、

ときおり願いながら散策したりしている。




こうした深情を秘めている私は、
今回の《・・昔は「タブーな存在」だった・・・「認知症の理解」が進んだ背景・・》を読み、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。


この記事は、『認知症に負けないために 知っておきたい、予防と治療法』の連載記事で、

今回、【第1回】『昔は「タブーな存在」だった・・・「認知症の理解」が進んだ背景』が、
2020年10月16日で配信され、無断であるが転載させて頂く。



《・・65歳以上の4人に1人が認知症になる時代、
「寝たきり」や「認知機能低下」を防ぎ、自立して健やかな老後を送ることができるよう、
認知症について正しく知識を身に付けることが重要です。

本連載は、医療法人翠清会・翠清会梶川病院、介護老人保健施設、地域包括支援センター会長の梶川博氏、
医学博士である森惟明氏の共書『改訂版 認知症に負けないために知っておきたい、予防と治療法』
(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、認知症の原因や症状、治療法などを解説します。
       


★「認知症」は、病名ではなく、症状を指す

脳には、「記憶」というとても大事な働きがあります。
認知症は、いろいろなことを「記憶する(覚える)」
あるいは「記憶していることを引き出す(思い出す)」ことが難しくなる病気です。

認知症は病気なのですが、病名というよりも症状(症候群)で、
いろいろな病気が原因となって認知症になります。
 
詳しくいいますと、認知症とは、慢性あるいは進行性の脳疾患によって記憶、
思考(理解、判断)、見当識、計算、学習、言語、感情(喜び、楽しみ)など
多様な高次脳機能の障害を呈する症候群です。
 
それによって、複数の認知障害が現れ、
健常者を基準とする社会生活に支障を来すようになった状態をいいます。

 


 
複数の認知障害とは、もの忘れ、行動異常(暴力、徘徊、無為など)、
異常な心理状態(幻覚、妄想)、抑うつ(アパシー、無気力、感情鈍麻)などですが、
原因脳疾患、障害部位や進行速度もその人ごとに異なり、
認知障害の症状の現れ方も同じではありません。
 
認知症の分類や、認知症を来す疾患で、
最も多いのは脳細胞がゆっくりと死んでいく変性疾患であるアルツハイマー型認知症、
次いで多いのが脳血管障害(脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化症)の後遺症や合併症として起こってくる血管性認知症、
3番目に多いのが変性疾患のレビー小体型認知症です。
 
その他、これらの混合型や変性疾患の前頭側頭型認知症があります。

なお、脳血管障害による認知症は、
当初の脳血管性認知症から血管性認知症に変更されました(脳卒中治療ガイドライン)。



★「痴呆症」から「認知症」に名称変更、背景には・・・。

認知症は、以前、「ぼけ」、「老人ボケ」、
「痴呆」、「痴呆症」などといわれておりましたが、
平成16年、『痴呆症』から『認知症』へと用語が変更されました。

これは、表記の単なる変更ではなく、
この病気の捉え方に対する変化が背景にあるものです。

 

先例として、今から46年前に書かれた、
有吉佐和子氏の小説「恍惚の人」(昭和47年)があります。

日本社会における高齢者の介護問題を世間に知らしめた作品ですが、
 「恍惚の人」はすなわち「ボケ老人」を意味した言葉として、
  ちょっとした流行語となり、この作品は映画化(昭和48年)もされました。

この小説は、今日の問題を見抜いた高齢者の「ぼけ」を、
先立って正面から取り上げたといっていいでしょう。

「ボケ老人」の問題は、当時の社会では、家族の恥とされ、世間から隔離され、
そのことを話題にするのは、タブーとされていました。

その当時の日本の平均寿命は男性が69歳、女性が74歳で、
今後予想される高齢化社会をわずかに意識するようになったばかりでした。

65歳以上の高齢者は、現在は人口の26.7%(平成27年9月)ですが、
当時は7%に過ぎなかったのです。
 
もともと、痴呆の「痴」という字は、ヤマイダレに知ると書きます。
 すなわち、「知ること」が病気になって、
ボー(呆)とする状態になることを言い表しています。
 
痴呆症すなわち認知症(以下、認知症に統一します)は、
心筋梗塞や肺炎などと同じように、病気であり、多くの原因があります。
この病気に罹患した人は、人生の新しい段階に入ることになり、
健康な人と比べれば、生活する上での機能が低下したと見なされます。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されたりした。

現代でも、到来する2025年になれば、私たち世代はもとより、団塊世代の人々も、後期高齢者となり、
この中には数多くの御方も介護となる中、一部の御方には、やむなく息子か娘にすがる在宅介護の生活が予測される・・。

そして長きに介護生活になれば、今まで過ごしてきた健康な時の日常から予測できなかった、
まさかの出来事が介護する御方、介護される御方も展開され、たとえ親子でも愛憎が増ていく日常・・。

こうした現象を予言した方は、作家・有吉佐和子さんの『恍惚の人』であり、
1972年に新潮社から「純文学書き下ろし特別作品」として出版され、
この当時に私は読み、動顛させられた作品である。


本作品は認知症などで、高齢者介護に奮闘する家族の日常が的確に表現され、
介護医療の困難を提示した作品でもある。

そして在宅介護が家族でままならなくなった時は、やむなく介護施設にあずける・・。

こうした中で、たとえば認知症患者の当人が介護施設から抜け出して、徘徊する中、
関係者より発見されたり、或いは行方不明となる。

介護施設としては、認知症患者の当人が介護施設から抜け出して、徘徊することを防止する為に、
施設内で認知症患者に対して、人として尊厳を尊重しながらも、拘束する状態度合が問われる命題である・・。

このような私は悲惨なことを数年前から思案してきたりしてきた・・。


今回、梶川 博、森 惟明のお二人の『改訂版 認知症に負けないために知っておきたい、予防と治療法』(幻冬舎MC)より
一部を抜粋した記事を読み、
私は今後の人生の必読書だ、と思い重ねたりした。

そして私は購読して、今後の晩秋期の教科書だ、と思い深めたりしている。
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ある『介護施設の思わぬ真実』、76歳の私は多々教示されながら、微苦笑と悲嘆と涙・・。

2020-10-17 14:28:55 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】を見たりしていた。

こうした中で、『 認知症の父が入所してわかった、「介護施設の思わぬ真実」  』
と見出しを見たりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし35年近くのサラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
17年近く過ごしてきた年金生活は、予測した以上に安楽な生活を享受している。

こうした中で、私たち夫婦にとって難題は、

やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。


                    

こうした中、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。

しかしながら私たち夫婦は、介護施設を見学など具体的に施設の実態を学んだこともなく、

今回の《・・「介護施設の思わぬ真実」 ・》って、
どのような事態のことですか、と思いながら記事を精読してしまった・・。




この記事は、多くの中高年が直面する「親の介護」問題。

老人ホームへの入居に抵抗を持つ人も多く、
「親の面倒は、子どもが見るべき」と親族一同考えがちだ。

しかし、フリーライターの吉田潮氏は、
著書『親の介護をしないとダメですか?』(KKベストセラーズ)にて、
「私は在宅介護をしません。一切いたしません」と断言する。

親孝行か、自己犠牲か。
本連載では、吉田氏の介護録を追い、親の介護とどう向き合っていくべきか、語っていく。

連載は、『親の介護をしないとダメですか?~父と私の介護録』と題され、
今回は【第13回】の『 認知症の父が入所してわかった、「介護施設の思わぬ真実」  』である。

そして2020年2月8日に配信され、無断ながら記事を連載させて頂く。

  
  
《・・           
滅多に来ない家族が施設に文句を言う必要があるのか?

入所後の壁① 入居者との相性
 
特養(補・特別養護老人ホーム)に入所できる条件は、『要介護3』以上だ。

父は、『要介護4』で、
「排泄や入浴などの日常生活全般に、全面的な介助が必要」。

唯一、食事だけは介助不要。
箸を使えるし、出された食事はいつも完食。

食事は、施設内で作られるので、できたてホカホカだ。
自宅から持参した陶漆器を使えるし、悲惨なムショメシではない。
毎日おやつもついている。
 
ただし、空間認識能力が低いため、とにかく服や床に食べこぼす。
食堂の床は、父が座る席の下だけ、食べ物がこびりついている。
母も私も、行ったら必ず拭くようにしている。

 

入所して、すぐに転倒も経験。
尻餅程度でケガもなかったが、
私たちが知らないところで、頻繁に転んでいるようだ。

しかも結構豪快に。
「(父は)体が大きいから、転ぶと怖いのよね、巻き込まれそうで」
 と入居女性から言われたこともある。

彼女は、身体的な介助は必要だが、認知症はない。
テレビを観て政治談義ができるくらい聡明で、毎朝新聞も読んでいる。

父にも、時折話しかけてくれている。
私も母も、おそらく父も、彼女のことは好きだ。

 

その一方で、大変な人もいる。
認知症で徘徊が激しい人だ。

ずっと歩き回るだけでなく、人の部屋に侵入して物を持ち出したり、失禁や脱糞をしてしまう。
汚れた手で触りながら歩き回るため、入居者からは大顰蹙(ひんしゅく)。

その蛮行にストレスをためる人もいて、
時折職員や、その人の家族に、不満がぶつけられる場面にも遭遇した。
 
その人は、父の部屋にも頻繁に来訪。
ハサミや電気シェーバーが紛失したことも。
返ってきたから問題ない。

が、「夜中に誰かが入ってきて眠れないんだよ」と、
父もぼやいていた。




ものすごく些細なことかもしれないが、
入居者同士のトラブルは、想定外だった。

背景が異なる人の共同生活だから、諍(いさか)いも当然起こる。
 
心の中では映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』と思うようにした。
毒舌のアライグマもいれば、怒ると怖い木もいる。

烏合の衆といったら失礼だが、十人十色。
病気も老化も個性と受けとめるしかない。
 


また、忘れちゃいけないことがひとつ。
父が不快だろうなと、心配しすぎるのもよろしくない。

実は、案外、視界に入っていなかったりもするからだ。
ユニットには10名の入居者がいるが、
父が把握しているのはほんの数人。

つまり、ストレスになる以前に認識していない可能性もおおいにある。
 
施設の対応に文句をつける家族も多く、トラブルの原因になると聞く。
でも、当の本人は、認知症でそんなに理解していなかったりもする。

24時間365日いる入居者がさほど気にしていないのに、
たまにしか来ない家族が、神経質になって
イチャモンつけるケースもあるのではないか。

 

介護施設の職員が、入居者を虐待したり、金を盗んだりといった事件は、
大々的に報道されることが多い。

逆に、職員が入居者の暴力で、大怪我をしたり、
精神的なダメージを負わされている事実は、
報道されにくい。というか、されない。
 
施設に通ってみて、思うことがある。
多くの施設はきっちりしている。
スタッフも身を粉にして働いている。

ごく少数の悪徳介護業者やクレーマーに近い家族がいると、
事件として取り上げられて、大声で拡散されてしまう。
印象操作の恐ろしさ、である。

父はいいケアマネに恵まれて、いい施設に入ることができた。
まずはその幸運を噛(か)みしめるべきだ。
 



★母、「お父さんがかわいそう病」を再度発症

入所後の悩み② 母の罪悪感、再び
 
入所して1か月。多床室のほうも続々と埋まり、施設内は一気に人口が増えた。
呼吸する管を通しているため、びっくりするほど大きな濁音を発し続ける人もいれば、
徘徊して施設内パトロールしている人もいる。

玄関は、中から外へ容易に出られない仕組みなのだが、
業者が開けた隙を見て、外へ脱走する人もいれば、
大声で家族に対する愚痴を言いまくって過ごす人もいる。
 
そんな折、母のあの病が再発した。
「お父さんが、かわいそう病」である。

 

父は『要介護4』といっても、他の入居者に比べれば軽症に見える。

特養(補・特別養護老人ホーム)には、かなり要介護度が進んだ入居者も多いので、
比べてしまうと、父が健康で問題がない普通の人に見えるのだろう。
 
「家に帰りたい」、「こんなところに閉じ込められた俺の気持ちがわかるか?」
父は母に対してのみ、感情剥きだしになって愚痴をこぼすので、
母の中で再び罪悪感が鎌首をもたげてきたのだ。
 
母は、ほぼ毎日電話をかけてきて、
「死を待つだけの施設なんて、お父さんにはまだ早いんじゃないかしら。
ショートステイとデイサービスをうまく組み合わせれば、
自宅でも大丈夫だと思うの」と話す。

いやいやあの「戦慄のインフルエンザ家庭内感染」や
「地獄の16日間戦争」をもう忘れちゃったの? 
母も認知症が始まったかと思うほど、しつこい。
 
おまけに、施設のケアマネージャーにも、相談したいと言う。
多忙な人を捕まえて、無意味な相談をしようなんざ愚の骨頂。
気分は『サンデーモーニング』(TBS)の御意見番・張本勲(はりもといさお)の「喝(かつ)!」だ。



 
「今のまあちゃん(補・父親)は、約3割がまともだけど、
残りの7割は認知症患者なんだよ。

認知症は今後どんどん進んで、
まともなまあちゃん(補・父親)の割合は減るんだよ?」

しかし、感情的になっている母には、まったく響かず。
翌日、ケアマネさんに、わざわざ時間をもらうことになった。


 
ケアマネさんは、穏やかな口調で説得してくれた。
『要介護4』で在宅介護は、現実的にかなり厳しいです。

ご家族にお伝えしていませんでしたが、夜中に排泄の失敗も多いです。
今、特養を退所してしまうと、その後、何年も入所できなくなると思いますよ」
すると、驚くほどあっけなく納得する母。

私も同様の話をさんざんしたというのに! 舌打ち百万回である。
 
母のような昭和初期生まれの世代の人は、
医者だの弁護士だの教員だの、国家資格取得者になぜか弱い。
センセイと呼ばれる人には、敬意を払うのが当然と思っている。
また、プロフェッショナル、専門職の人のひと言にもすぐなびく。

 
ま、ケアマネさんのおかげで、母の病はすんなりというか、
あっけなく収まったのだから、感謝の気持ちしかない。

ケアマネさんも、母の発作を理解してくれているようで、
いやな顔ひとつせず協力してくれた。
ホント、ありがとうございます。・・》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




フリーライターの吉田 潮さん「介護施設の思わぬ真実」に
導かれて、
多々介護施設の実態を教示されたりした。

こうした中で、特養(補・特別養護老人ホーム)の入居されている御方の
人生の晩年期の十人十色のしぐさ、言動を学び、微苦笑を重ねたりした・・。


しかしながら悲嘆を重ねたりしたのは、
《・・認知症で徘徊が激しい人だ。

ずっと歩き回るだけでなく、人の部屋に侵入して物を持ち出したり、失禁や脱糞をしてしまう。
汚れた手で触りながら歩き回るため、入居者からは大顰蹙(ひんしゅく)。

その蛮行にストレスをためる人もいて、
時折職員や、その人の家族に、不満がぶつけられる場面にも遭遇した。・・》




こうしたことに悲嘆しながら読み、
やがて私は晩年期は、こうしたことだけは避けたいと念願しているが、
認知症に遭遇して、自身の言動が判らなくなった時、どのようにふるまうか・・
このようなことを思い馳せると、涙を浮かべたりした。
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