夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

皆様に、感謝・・♪

2005-12-31 16:23:00 | 定年後の思い
私はこのブログを一年を通して、色々と綴ってきた・・。

皆様の日記を拝見し、こうした人生もあるのだ、と感銘を受けたりして、
私自身は数多く励まされたことがある。

このことは、感謝の一言です。

我が家では、大晦日の今日は、お年取りをしますので、
今年はこれで終わりの投稿となります。

皆様には、良いお年をお迎え下さ~い!!、
今年は悲惨なニュースが余りにも多く、
来年は明るいニュースの方が多い年と念じて、
新年を迎えたいと思っています。



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ちびた下駄・・♪

2005-12-31 14:35:00 | 定年後の思い
私は冬の季節は、セーターとズボンと足袋で家の中にいる。

庭に出たり、近所の買い物は、下駄を履いて、半纏を羽織っている。

足袋、下駄、半纏は程々良いもの、まぁまぁ程度のものをある程度持って、
それ相当の行く場所によって使い分けている・・。

先程、買い物に行った時、家内と家内の母に見送られ。
玄関先でリクエストの品を聞いたりして、
煙草はもったよなあ、と思いながら出かけた。

歩き始めて、程々良い下駄であったが、
ちびた履きふるした下駄の方を履いていることに気づいた。

スーパーのレジで、後ろから声を掛けられた。

振り向くと、70歳を超えたご年配の男性であった。

『良い品を・・』といった。

『・・』私は、何を言われたのか、解らなかった。

『その下駄、この付近ですと、中々買うことの出来ない品ですよねぇ・・』と言った。

『まぁ・・』と私は照れた。

帰路、微風に吹かれて、立ち止り煙草を喫いながら、足を止めた。

昨日は、ご近所の奥様より半纏を誉められ、
今日はちびた下駄であったが、程々良い品はご年配の男性に解ってもらえた。

お解りになる方もいる、ということである。

これは自慢話ではなく、その方に素養があるか、ないかという事である。



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一年を振り返り時・・♪

2005-12-31 07:31:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝は強い風が吹き、目覚めた・・。

先程まで煎茶を淹れたり、家内のコーヒーを枕元に置いた後、新聞を読んだりしていた。

先程、玄関庭に出たら、風は微風に変わり、
陽射しが何時ものような情景となった。

穏やかな静寂の大晦日の朝である。

昨夜、家内の母が、予定通り夜の7時過ぎに来宅して、
夕食をしたが、やはり話題は、ここ一年を振り返る話に尽きた・・。

私は弐合徳利をお替りして、数の子、祝い鯛、蒲鉾、ゆずの輪切りを食べながら、
色々と話し込んだ。

しばらくした後、眠くなったので、煎茶を枕元に於いて、
文庫本を持ち込んで数ページ読んだ時、眠りについた・・。

さしずめ、この本は歴史学者のA.L.サッチャー氏の『燃え続けた20世紀』である。

この本は、10回前後、読み返している本である。

社会、政治、外交、軍事、経済、宗教が揺れ動いている現在、
私の脳裏に冷静な思考を保たせる最適な本である。
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昨年の今頃は、雪・・♪

2005-12-30 18:32:00 | 定年後の思い
今日の午後、昨年の歳末にかけての日記を読んでいたら、
29日の日中、霙(みぞれ)から雪が降る、と綴っていた。

少し降った程度で、翌日の30日の夕方、家内と駅前に出て、
年末年始の最後の買い物をしたりした。

大晦日の時、雪が降り、
東京の交通機関は多少乱れたりした。

家内の母が予定よりだいぶ遅れて来宅した。
駅前のタクシー、長い行列であった、とのこと。

なかなか自分の番にならなくて・・と聞いて、
大晦日の日は、タクシーは込み合うことがない、
と私は勝手に思い込んでいたが、
うかつにも雪のことを考えていなかった。

家内の母に炬燵に入って貰い、3人で、
お年取りをした。

元旦の朝、私は雪かきをして入浴したりした。

家内の母とは、4日まで生活を共にした。

早いもので、一年前の出来事であったが、想い浮かべた・・。
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暖かな冬晴れ・・♪

2005-12-30 12:21:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、暖かな冬晴れとなっている。
風もなく、マフラヘーも入らないほど、ぽかぽか陽気である。

先程、近くの遊歩道を散策してきた。

遊歩道に沿って、住宅街がある。
明日、大晦日、昨日で多くの人々が仕事納めとなっているので、
ご主人を含めて大掃除をしているお宅もあった。

遊歩道で家族連れで買い物の方達とすれ違ったり、
ウォーキング、ジョキングをしたりする人々と会ったりした。

この界隈では、旅行に行かれたり、帰省される方達は、閑散とした家の様子で、
この地にいる方は、比較的にのんびりと時を過ごしているように思えた。

遊歩道の一角にある藪椿の群生が、
陽だまりの中で、ひっそりと咲いていた。

帰宅したら、家内は掃除してくれているが、
主庭にある白梅ともみじの樹木に、
小鳥の十数羽が忙しそうに飛び廻っていた。

『XXちゃん、小鳥がきているよ・・』と家内に声をかけた。

『貴方、あれはメジロですわ・・』と家内は笑いながら、教えてくれた。


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野に咲く花のように・・♪

2005-12-30 09:36:00 | 定年後の思い
今年のニュースの特集が、先程NHKで放映されていた。

明るいニュースは少なく、悲惨と殺伐としたニュースが圧倒的に多い。

経済の明るさが少し観えて来たのは、良い事と思っているが、
心の節度を欠いた事柄が多すぎる。

そこまでしても、利益追求、権力の保持が必要なのか、と思っている。

そして社会は、経済格差が確実にすすみ、
心の潤(うるお)いが無くなって行く、と思われる。

私は政界、官界、財界に無力な人であるが、心の節度はわきまえている。

私は野に咲く花のように、と人生信条を目指しているが、
身過ぎ世過ぎの年金生活であるので、
清く貧しく美しくが適度な目標と思われる。

このように私は日常のさりげない情景を観て、
心をときめかせ、日々を過ごしているが、
文化の一面は知っているつもりである。

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そして私のブログ・・♪

2005-12-29 19:49:00 | 定年後の思い
昨年の秋に定年退職した後、このブログを知った・・。

それ以前の私は、二十歳過ぎた頃から、日記を綴ったりしていた。

このブロクは匿名制度であるが、
私は山川草木を生活の主軸にしているので、
拙い日常に感じた事を綴っているが、
たとえ政治思考、思想、宗教、社会分野にある程度の節度があれば、
自由だったので、のびのびと綴ってきた。

旅行に行った時とか、左の目が充血して一日休んだ他は、日々に投稿してきた。

そして掲示板などで多くの方に巡り合い、
色々とその方の人生信条に感銘を受けたり、ご教示を頂けた・・。

私は多くの方の日記を拝読しているが、
確固たる人生観をお持ちの方が十数名いて、
その方たちの愛読者のひとりとなっている。

この方達は、私はその方の掲示板に書き込みしない事が多い。

今日も私が訪問をし、日記を読んだ、とログの足跡で確認して下さるのだろう。

こうした暗黙の交流も必要と思われる・・。


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我が家の今年のニュース・・♪

2005-12-29 14:46:00 | 定年後の思い
あと三日を残し、今年も終わる。

昨夜、夕食の時、家内に
『世間では、10大ニュースなんか、新聞に載ったりしているけれど、
うちは、何だったりだろうか・・』と家内に話しかけた。

『・・』
家内は、笑ってばかりであった。

『旅行先で雪上車に乗った事かな・・』と私は言った。

遠刈田温泉に滞在した時、《蔵王の樹氷めぐり》という企画があり、
雪上車で観るオプション・ツアーあったので、
わざわざ遠刈田温泉に滞在した。

その後、南東北の桜めぐりの時、山形側の高原リゾートホテルに泊まった時、
ロープウェイの終点からこのホテルに行く時、雪上車を利用した。

『だけど、枝切りをしていた時、
知らなくて蜂の巣を突付いて、
蜂に刺されて、病院に行った事かなぁ・・』と私は行った。

『そうねぇ、色々とあったわねぇ・・』と家内は笑いながら、答えていた。

私はお燗した酒を呑みながら、
現実の思考で考えれば、
昨年の秋に定年退職後、ときたま国内旅行に行き、年金生活となった事だろう、
と想い返した・・。

『私は温泉滞在旅行で、4泊以上出来た事かしら・・』と家内は言った。

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歳末の情景に・・♪

2005-12-29 08:43:00 | 定年後の思い
昨日の官公庁の御用納め、民間会社の多くも仕事納めとなった。

ここ数日、スーパー・マーケットのチラシも
お正月の準備の食材、松飾り、お供え餅が載っていた。

今朝の朝刊に同封された中で、《大歳の市》として、
29日、30日、そして31日の残り三日間を掲載されていた。

年越し蕎麦、おせち料理の食材、年末年始のご挨拶として、
京菓子、干し柿、いちご等が載っている。

私は日本酒の欄を観たり、
呑み時は数の子、祝い鯛、ゆず、蒲鉾にわさびは・・等を考えたりしている。

家内はここ一週間は多忙な日々が続いている・・。

家内の母が明日より来宅して貰い、
年越しの祝いをし、新年を迎えた後、
四日まで生活を共にするので、
炬燵、布団、座布団、暖房の準備に勤(いそ)しんでいる。

そして専業主婦の役割として、
大掃除、年末年始の食材を買い求め、
そして最も時間を要する料理をしている。

私は買い物の補助程度しかしていなく、
後は庭の最終手入れが残っている。

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仕事納めの想い出・・♪

2005-12-28 11:34:00 | 定年後の思い
本日は官公庁が御用納めであるので、
民間会社の多くは仕事納めであるようだ。

私の現役時代の時、音楽関係の民間会社であったので、
官公庁の御用納めの翌日に年内最後の業務となり、納会をした。

御用納めの該当日に昼食の為に、
料理屋に行った時、近くの防衛庁の方達が少し赤い顔して、テープルを一角を占領していた。

『官公庁はいいよなぁ・・午前中で終りかょ・・』と私は同僚達と呟いていた。

最終日は、6時の業務完了時になると、
一番大きな会議室で立食のパーティ形式となった。

私は日頃に業務に接する人達は歓送迎会、居酒屋での『呑みニケーション』をしているので、
このグループは避けて、他部門の方達と話し合ったりした。

昭和57年の時は、私はコンピュータの専任を担当しており、
システム開発に悪戦苦闘していた。

ある歌手がこの納会に見えて、私はこの人に言った。

『貴女のXXXの曲に励まされて、
システム開発が何とか軌道にのりました・・』とビールを呑みながら言った。

『嬉しいわ・・』とこの歌手は言い、
周囲の社員達に大声で、
『この方が、あたしのXXXの曲のお陰で・・!!
担当されているお仕事・・!!
上手く行ったですって・・!!』と言った。

傍にいるマーネジャは、私に握手を求めてきた。

そして、この歌手も私に握手を求めてきて、
あたり一帯、先輩、同僚、後輩達の拍手で盛り上がった・・。

私は恥ずかしげに、歌手の手を握った・・。

ちなみに、この人は『内藤やす子』さんであり、
曲はアルバムの中の一曲に『悲しい色やね』であった。

この頃、この曲を私は、人に会うたびに絶賛していた。


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穏やかな朝のひととき・・♪

2005-12-28 09:04:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った晴れ間で、時折
微風が吹く程度である。

昨夜、私は深夜に帰宅したので、ぼんやりと庭を眺めている・・。

この12月、雨が極端に少なく、乾燥している。

家内は年末年始の料理を作ったり、
スーパーのチラシを見ながら、食材の追加を考えている。

社会では、官公庁の御用納めの日となっている。

民間会社もこれに準拠して、明日より年末年始の休暇となるだろう。

私も年の瀬で何となく心がせわしくなっている。

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夜、六本木に出かける事に・・♪

2005-12-27 13:51:00 | 定年後の思い
友人の一人から、同僚の仲間で居酒屋で久々に集まろう、
と10日前に連絡があった。

六本木に本社があったのは、昭和47年から平成4年であったので、
各自の住まい地がバラバラなので、
旧本社のあった場所でということになった。

私は都心に出るのは、億劫となったが、やむ得ない・・。

今頃の季節は、現役の時代であったら、
スーツかブレザーでコートを着ていくのだが、
ラフな格好にすることにした。

厚手のスホーツ・シャツに洒落た防寒服にすることにした。

友人達に逢うのは楽しいが、
都心の人込みは避けたいが、こればっかりは致しがたい・・。
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歳末の買い物、始る頃・・♪

2005-12-26 13:50:00 | 定年後の思い
先程、近くのスーパーに買い物に行った。

穏やかな快晴であるが、ときおり風が吹いている・・。

果物、野菜、冷凍食品が普段の日より多く、
松飾り、お供えといった正月の準備の商品が並んでいた。

専業主婦、そして冬休みに入った子供を連れた奥さん、
私のように定年後の男性客も見かける。

数日後に御用納めが終わるので、
その頃から主人を伴った夫婦連れが多く見かける歳末時期となる。

帰宅後、庭を見詰めた後、早春に咲く白い椿の蕾を見たりしている。

昨年の今頃は、水仙の花が庭の一面を彩っていたが、
寒冬のせいか、蕾になる寸前といったように遅れている。




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初冬の快晴・・♪

2005-12-26 08:21:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、晴れ渡った朝を迎えている。

ときたま微風が吹く程度で、穏やかな朝であるが、
雨の降る気配は相変わらず無く、乾燥しきっている。

日本海沿いの街の寒冬の上、豪雪のことを考えれば、贅沢な悩みである。

年の瀬に何かと落ち着かない日々が続いている。

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年賀状、仕上げ・・♪

2005-12-25 15:49:00 | 定年後の思い
本日、コンビニに行って、年賀状の葉書を買い求めた。

年賀状の文面には、色々とこの一週間、考えて綴った。
私はありきたりな文面より、個性的な文面にこだわっている。

送付先については、昨年の秋に定年退職の挨拶状の後、
家内の父が亡くなり、喪中を送付した。

従って、定年退職後に年賀状を送付するのは、初めての年となる。

後輩達には、送付すればご迷惑するし、
先輩と現役の業務関係の人々は、出来る限り狭(せば)めた。

この結果、親族、親戚、上司関係で親密にしていただけた方、そして友人達となった。

総計60通となったが、現役時代より遥かに少ないが、
私なりにこれで良いと思っている。
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