一昨年9月中旬、市から年に一度の『特定健診』の通知書を二が月前に頂き、
私は最寄りの内科病院に受診した。
私の住む市では年に一度の健康診断は、
過ぎし平成19年度までは『お誕生日検診』と可愛らしい名称であったが、
この後は、何かしら基本健診に血圧測定、血液検査などが加味され、『特定検診』と改称された。
私は健康診断を受診する時、基本健診としては、
身長、体重、採血、心電、尿検査、血圧測定などが行われた後、最後に医師との問診となっている。
そして希望者には胃がん、大腸がんの検診があり、私は毎年受診してきている。
こうした中で、大腸がんの検診は事前に検便を指定された容器に前日、当日分として採り、
提出することとなっていたので、予定通り特定健診日に提出した。
やがて2週間が過ぎた頃、『特定健診』の結果の問診を受けたりした。
そして齢相応の結果であり、微苦笑した後、大腸がんの検診に伴う検便に関しては、
二つのうちにひとつが少し血が混じっている、と私は担当医師から告げられた。
そして《大腸の内視鏡の検診》を受診して下さい、と私は担当医師から告げられたが、
風の噂で《大腸の内視鏡の検診》は、肛門から内視鏡で盲腸まで約1メートルを挿入すると聞いてきたので、
勘弁してほしい、と思いながら、もう一度を検便の検査を受けさせて下さい、と私は医師に懇願した。
そして数週間過ぎた頃、再挑戦したが、やはり二つのうちにひとつが少し血が混じっている、と判定された。
こうした中で、私は白内障の左眼、右眼の手術が迫ってきたので、
《大腸の内視鏡の検診》は、来年にしょうと決意した。
やがて昨年の一月下旬、『特定健診』を受けた医院長より、紹介状を頂いた上、
最寄駅の近くにある胃腸科病院を訪れて、大腸の内視鏡の依頼した。
まもなく担当医師に、検便の状況を報告し、問診を交わした後、
この後、40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は質問された。
『検査前には腸内を空にする必要がありますので、検査日の当日の朝に来て頂いて、検診されますか?』
と看護師さんは優しく私に言った。
『午前中に何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった後に検査ですので、短期決戦のようですねぇ・・』
と私は看護師さんに言ったりした。
『この他には検査前と致しましては、前日より下剤をお飲み頂く方法がありますょ』
と看護師さんは優しく私に言った。
『高齢者にやさしい検査前の方法で、ソフト・ランディグですねぇ・・』
と私は看護師さんに微笑ながら言ったりした。
『・・』
看護師さんは私の顔を見ながら微笑んだりした。
『私は気弱い身ですので、短期決戦のハード・ランディグより、ソフト・ランディグでお願いします』
と私は微苦笑しながらながら看護師さんに言ったりした。
この後、看護師さんは具体的に検査前日の食事、下剤薬の説明をして下さった。
◎2月29日(月)・・検査2日前
食事は普段通り。
就寝前に、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。
◎3月1日(火)・・・・検査前日
便やカスを腸内に残さないように、参考メニューを受けた。
朝食・・おかゆ(練り梅、卵雑炊風、鮭雑炊風に味付け。ただし、ネギなどの繊維質は避ける)
うどん(素うどん)
味噌汁、スープ、澄まし汁などは、具を少しにする。
昼食・・朝食と同様
間食・・ビスケット、クラッカーなど5~6枚
アメ、ガム、氷砂糖
水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)
夕食・・形のある食べ物は絶対に避ける。
スープ(具の入っていないもの)
夜9時頃、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。そして粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。
◎3月2日(水)・・・・検査当日
食事は摂(と)らない。
朝7時頃、粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。
水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)
アメ、ガム、氷砂糖は可。
内視鏡の検査・・・午後1時30分~
このように40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は説明をして下さった後、
『下剤(プルゼニド)』を2錠の2セット、そして白い粉末の入った2セットと紙コップを私は手をされた。
やがて私は、この検査前の指示書に基づき、何かと小心者の私は忠実に守り、
食事、、『下剤(プルゼニド)』の錠剤、或いは白い粉末の【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲んだりした。
そして白い粉末の【下剤(マグコロール)】は、年に一度の『特定健診』の胃の検査で飲みバリウムより、
ジュースのような味が加味されて飲みやすかった。
そして検査日の当日は、前日の夜は夕食も摂らず、白い粉末の【下剤(マグコロール)】の効果の為、
早朝4時、やがて10時、12時と三度ばかりトイレに行き特別便となったが、
宿便はとれたかしら、と私は微苦笑した。
やがて最寄駅の近くにある胃腸科病院に予約時の午後一時半前に、到着して待合室で待機していた。
まもなく60歳前後の女性の看護師さんより、上は作務衣風、
下半身は検査の為、レインウェア風の生地で御尻だけが開けようになっていたので、
私はもっともだよねぇ、と心の中で呟きながら微苦笑した。
そして予定時に40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、血液検査の注射、
肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、何かと単細胞の私は麻酔を素直に効果して、
この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。
目覚めると60歳前後の女性の看護師さんより、検査は終わりましたので、
水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。
この間、私は下腹部が張り、こうした状況を60歳前後の女性の看護師さんに尋ねると、
水分不足でおならを出せば、解消するはずです、とアドバイスされて、
私はこっそりと点滴を右腕の手首に受けながら、腰と足を動かして、10回くらいおならをすると、
確かに楽になったりした。
やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
大きなポリープはふたつ有り、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫逢し、
小さなポリープは6ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しました、
と私に説明して下さった。
こうした中で、悪性腫瘍であれば、癌に進むこともあり、
よくみられるポリープと思われますので・・と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。
そして、今後一週間はおかゆ、うどん、スープなどの消化の良いを食べて下さい、
と教示されたりした
この後、受け付けて精算した後、内視鏡検査(病理検査)の結果は10日過ぎた頃に来院して下さい、
と私は言われたりした。
今回のポリープ摘出費用は、院内の告知表で、一割負担で10、000円前後、
3割負担で25、000円前後から30、000円前後と明記されていたので、
私は二割負担の身であり、多くポリープがあっても20、000円で済み、
私は微笑ながら胃腸科病院を辞したのは、午後5時であった。
今回の場合は、検査の前日の夕食より、検査日の夕方まで、ほほ24時間を断食し、
検査の前日の昼食前まで、或いは検査後の夕食以降も、おかゆ、うどん、スープなどを私は食べたりしてきた。
平素の朝食は、五穀米の入ったご飯で、一汁七菜を愛食し、
夕食は鶏肉、豚肉、牛肉など大好きな私は食べていたので、大きく変貌し、
歌を忘れたカナリアのような心情となったりした。
まもなく大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
摘出したポリープを専門検査する処で精密検査された表を見ながら、
緊張している私に言ったりした。
『特に悪質な状態は見られないですが・・、
貴方様が心配されている癌などは・・こればかりは予見できなく、稀に発達した人もありました。
今後、血の混じった便・・或いは大腸が異常と感じられる場合、来院して下さい』
と医院長は微笑みながら、私は少しばかり安堵した。
やがて70歳以上の人の高額療養費の限度額の特権として、
一か月自己負担上限額『一般』1万2000円に基づき、私の住む調布市から、還付連絡を頂き、
いずれも樋口一葉さんのお札に満たない額を返金された。
いつもように大腸がんの検診を受け、やがて2週間後に、『異常なし』と診断された。
私は微笑みながら、大腸も70数年休みなく働いて下さっただから、
金属疲労のようなポリープが出来る場合もあったんだよなぁ・・と思い馳せたりして、
安堵を重ねたりした。
このような気弱な私が、昨年の早春に生れて初めて、大腸の内視鏡の検診を受診したこと、
思い浮かべたりして、微苦笑したりしている。
☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村