私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
私より少し若い世代の団塊世代の諸兄は、
多くは方は60歳で定年退職をされて、その後は年金完全支給年まで何らかの形で働かれ、
65歳になった今日、年金生活を迎えられた、と私は感じたりしている。
私は中小業の民間会社に35年近く勤めて2004〈平成16〉年の秋に定年退職し、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、
その直後から年金生活をしているので、年金8年生となっている。
私は大学を中退し、映画・文学青年の真似事をした後、
遅ればせながら25歳で民間会社に中途入社したので、
団塊世代の新卒の方たちと、数年は机を並べることが多かったので、
自然と友人のような関係が多かったし、何かと親近感を覚えたりしてきた。
年金生活を始められた男性諸氏は、長年に及び奮闘をされて、
殆どの方はお子さんも結婚されて独立した家庭を営み、諸氏のお孫さんもいると思われる。
そして諸氏は、新婚時代と同様に再びふたりだけのお住まいで生活をされ、
戸惑いがある、と私は友人、知人から聞いたたりしている。
私たち夫婦は無念ながら子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
古惚けた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
そして、共通の趣味は、国内旅行なので、ときおり日本の各地を旅行したりしている。
私はおしゃべりなタイプであるので、余計なお節介と知りながら、
諸氏が戸惑った日常生活を過ごされている方で、
年金生活で自身の自由な時間が欲しかったならば、
ともかく今までの現役時代と大きく変貌させた態度で、愛妻に対処する必要がある、
と思ったりしている。
過ぎし2007年1月下旬の頃、私は読売新聞の新刊本の広告を偶然に見て、
小川有里さんの著作の『定年オヤジのしつけ方』(講談社 定価1470円)の広告記事は、
定年直後の男性の一部の人達にとっては、この世で最も恐い本のひとつ、と確信を深めながら、
微苦笑したことがある。
《・・
ああ、うっとうしい! 毎日家にいる夫。
家庭内2007年問題を解決する痛快エッセイ!
「定年迷子」を
かかえた妻たちよ。
今立ち上がれ!
【定年オヤジの特徴!】
①テレビがお友達
②お昼は作ってくれるものと思っている
③毎日、ごろごろ居間にいる
・・》
このように綴られていて、私は著作者に関しては無知であるが、
定年後の迷子のような心が定まらない男性を正鵠に把握していると思い、
微笑んだり、苦笑したりしている。
私の少しばかり知っている定年後の先輩の中の一部の方がいた。
『定年退職後・・何をしていいか・・分からなんだょ・・』
その方の歓送会の帰路、私に言われた事があったりした。
私は現役のサラリーマン時代の50代の前半、業界はリストラ烈風となり、
私の勤めていた会社もリストラの第二波が行われ、
早期退職優遇制度と称され書類に捺印し退職された人達、
そして大幅に社内の人事異動で配置転換になった人達、
或いは私のように出向になった人達がいた。
こうした激動期の時、私たち夫婦は人生設計を改めて話し合った・・。
60歳を過ぎてから、どのような生活をしたいのか、
これと同時に我家の資金のことも話し合った。
この結果、私は定年退職後、自分の趣味を生きがいとし、退職後は年金生活を過ごしている。
この本に明示されている「定年迷子」のような男性は、
何よりも、ご自分にふさわしい生きがいを見つけることに限る。
そして、何より長年に寝食を共にした愛妻に対して思いやり、
その上に、ともかく一日にひと言は必ず褒(ほ)める。
『今日・・一段と・・綺麗(きれい)だょ・・』
『えぇ! こうしたことも出来るんだ・・凄(すご)いね・・』
『今日の・・この料理・・特に美味しいよ・・』
或いは、家内がデパート、美容院、友達と会いに出かける時は、
『せっかくだから・・ゆっくり・・
昼食は適当に食べているから・・たまにだから・・ゆっくりね・・』
そして帰宅した時、デパートで買物した場合、
『その服・・よく似合うょ・・』
美容院から戻った時、
『その髪型・・お似合いだょ・・』
ともかく私は、女性に対しては誉める。
古今東西の歴史に於いても、特に女性の一部には褒められて嫌だわ、と感じる人でも、
表面は照れながらも、心の中は嬉しいのが圧倒的に多いのである。
サラリーマンの諸兄の多くは、長年にわたり、
人間関係で揉(も)まれ、鍛(き)たい上げられたので、
簡単なことと私は思っている。
そして一日、一回は外出し、愛妻の自由な時間を作ることである。
現役時代の時は、多くの方たちは多忙な会社人間であって、
もとより日中の家庭生活では、妻のペースで長年過ごしてきている・・。
このペースを出来る限り、乱さないのが何よりの秘訣と思っている。
具体的には、愛妻は日常生活として洗濯、掃除、料理など最低限あるので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは、まぎれなく天敵と私は確信している。
私は血液B型を両親から譲り受けたお調子せいか、茶坊主に徹し、
朝は家内より早めに起き出して、家内用のコーヒーを指定されたマグカップに淹れて、
家内の枕元に置いたりしている。
或いは日中のひととき、家内がコーヒーか煎茶を飲みたいようなことを素早く察して、
さりげなく淹れている。
そして、日中は買物の担当を引き受け、独りで買物をしたりし、
その前後、独りで散策などをしている。
このようなささいなことを私はしたりした上、
その時に思ったこと、思索したことなどを心の発露として、
このブログのサイトに綴り投稿するのが、生きがいのひとつとなっている。
日常の大半は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
そして音楽も聴いたりし、ときたま小庭を手入れをしたり、
退職後の年金生活で過ごして今日に至っている・・。
しかしながら、昨今でも買物をした後、ときおり、
『アナタァ・・このブルーベリーの品・・いつものメーカーと違うわ・・ボケチンねぇ・・』
と家内から微笑みながら私に苦言される時もある。
私は家内が食パンなどに付けているブルーベリー・ジャムの瓶詰のメーカーを間違えたと気づき、
『ホントゥ・・これから気を付けるょ・・取り替えてこようか?』
と私は明るく大きな声で、家内に詫(わ)びたりしている。
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私より少し若い世代の団塊世代の諸兄は、
多くは方は60歳で定年退職をされて、その後は年金完全支給年まで何らかの形で働かれ、
65歳になった今日、年金生活を迎えられた、と私は感じたりしている。
私は中小業の民間会社に35年近く勤めて2004〈平成16〉年の秋に定年退職し、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、
その直後から年金生活をしているので、年金8年生となっている。
私は大学を中退し、映画・文学青年の真似事をした後、
遅ればせながら25歳で民間会社に中途入社したので、
団塊世代の新卒の方たちと、数年は机を並べることが多かったので、
自然と友人のような関係が多かったし、何かと親近感を覚えたりしてきた。
年金生活を始められた男性諸氏は、長年に及び奮闘をされて、
殆どの方はお子さんも結婚されて独立した家庭を営み、諸氏のお孫さんもいると思われる。
そして諸氏は、新婚時代と同様に再びふたりだけのお住まいで生活をされ、
戸惑いがある、と私は友人、知人から聞いたたりしている。
私たち夫婦は無念ながら子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
古惚けた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
そして、共通の趣味は、国内旅行なので、ときおり日本の各地を旅行したりしている。
私はおしゃべりなタイプであるので、余計なお節介と知りながら、
諸氏が戸惑った日常生活を過ごされている方で、
年金生活で自身の自由な時間が欲しかったならば、
ともかく今までの現役時代と大きく変貌させた態度で、愛妻に対処する必要がある、
と思ったりしている。
過ぎし2007年1月下旬の頃、私は読売新聞の新刊本の広告を偶然に見て、
小川有里さんの著作の『定年オヤジのしつけ方』(講談社 定価1470円)の広告記事は、
定年直後の男性の一部の人達にとっては、この世で最も恐い本のひとつ、と確信を深めながら、
微苦笑したことがある。
《・・
ああ、うっとうしい! 毎日家にいる夫。
家庭内2007年問題を解決する痛快エッセイ!
「定年迷子」を
かかえた妻たちよ。
今立ち上がれ!
【定年オヤジの特徴!】
①テレビがお友達
②お昼は作ってくれるものと思っている
③毎日、ごろごろ居間にいる
・・》
このように綴られていて、私は著作者に関しては無知であるが、
定年後の迷子のような心が定まらない男性を正鵠に把握していると思い、
微笑んだり、苦笑したりしている。
私の少しばかり知っている定年後の先輩の中の一部の方がいた。
『定年退職後・・何をしていいか・・分からなんだょ・・』
その方の歓送会の帰路、私に言われた事があったりした。
私は現役のサラリーマン時代の50代の前半、業界はリストラ烈風となり、
私の勤めていた会社もリストラの第二波が行われ、
早期退職優遇制度と称され書類に捺印し退職された人達、
そして大幅に社内の人事異動で配置転換になった人達、
或いは私のように出向になった人達がいた。
こうした激動期の時、私たち夫婦は人生設計を改めて話し合った・・。
60歳を過ぎてから、どのような生活をしたいのか、
これと同時に我家の資金のことも話し合った。
この結果、私は定年退職後、自分の趣味を生きがいとし、退職後は年金生活を過ごしている。
この本に明示されている「定年迷子」のような男性は、
何よりも、ご自分にふさわしい生きがいを見つけることに限る。
そして、何より長年に寝食を共にした愛妻に対して思いやり、
その上に、ともかく一日にひと言は必ず褒(ほ)める。
『今日・・一段と・・綺麗(きれい)だょ・・』
『えぇ! こうしたことも出来るんだ・・凄(すご)いね・・』
『今日の・・この料理・・特に美味しいよ・・』
或いは、家内がデパート、美容院、友達と会いに出かける時は、
『せっかくだから・・ゆっくり・・
昼食は適当に食べているから・・たまにだから・・ゆっくりね・・』
そして帰宅した時、デパートで買物した場合、
『その服・・よく似合うょ・・』
美容院から戻った時、
『その髪型・・お似合いだょ・・』
ともかく私は、女性に対しては誉める。
古今東西の歴史に於いても、特に女性の一部には褒められて嫌だわ、と感じる人でも、
表面は照れながらも、心の中は嬉しいのが圧倒的に多いのである。
サラリーマンの諸兄の多くは、長年にわたり、
人間関係で揉(も)まれ、鍛(き)たい上げられたので、
簡単なことと私は思っている。
そして一日、一回は外出し、愛妻の自由な時間を作ることである。
現役時代の時は、多くの方たちは多忙な会社人間であって、
もとより日中の家庭生活では、妻のペースで長年過ごしてきている・・。
このペースを出来る限り、乱さないのが何よりの秘訣と思っている。
具体的には、愛妻は日常生活として洗濯、掃除、料理など最低限あるので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは、まぎれなく天敵と私は確信している。
私は血液B型を両親から譲り受けたお調子せいか、茶坊主に徹し、
朝は家内より早めに起き出して、家内用のコーヒーを指定されたマグカップに淹れて、
家内の枕元に置いたりしている。
或いは日中のひととき、家内がコーヒーか煎茶を飲みたいようなことを素早く察して、
さりげなく淹れている。
そして、日中は買物の担当を引き受け、独りで買物をしたりし、
その前後、独りで散策などをしている。
このようなささいなことを私はしたりした上、
その時に思ったこと、思索したことなどを心の発露として、
このブログのサイトに綴り投稿するのが、生きがいのひとつとなっている。
日常の大半は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
そして音楽も聴いたりし、ときたま小庭を手入れをしたり、
退職後の年金生活で過ごして今日に至っている・・。
しかしながら、昨今でも買物をした後、ときおり、
『アナタァ・・このブルーベリーの品・・いつものメーカーと違うわ・・ボケチンねぇ・・』
と家内から微笑みながら私に苦言される時もある。
私は家内が食パンなどに付けているブルーベリー・ジャムの瓶詰のメーカーを間違えたと気づき、
『ホントゥ・・これから気を付けるょ・・取り替えてこようか?』
と私は明るく大きな声で、家内に詫(わ)びたりしている。
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