私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく74歳の身であるが、
幼年期に肺炎をこじらかして、街中で開業している医師に来宅して頂き、
危篤寸前で、強く心臓に与える注射で、30分後に死の淵から甦(よみがえ)ったりした。

やがて40代の半(なか)ばには、ギックリ腰を悪化させて、やむなく28泊29日間入院したりしてきた。
そして65歳に糖尿病となり、最寄りの医院の医師に基づき、
ウォーキング、食事の改善で何とか糖尿病の基準範囲を改善してきたので、
何かと病院にお世話になった身である。

このような深情を秘めている私は、《・・84歳まで医者知らず「内海桂子」の心得・・》に、
私は強く揺すぶられて、記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『週刊新潮』の2018年9月13日号に掲載された記事のひとつで、
関連のネットの『 ディリー新潮 』に2018年9月14日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

              

《・・
84歳になるまでは、病気らしい病気をしたことがなかったの。
まともに健康保険証を使ったこともなかったぐらい。
風邪を引いても医者にはかかりませんし。病院があまり好きじゃなかった。

そんな私が、胸の異変に気づいたのは、2007年の6月頃だったかしら。