夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「食後の眠気」の原因は低血糖で、やがて脳や神経系が委縮して認知症に、私は初めて学び、多々教示させられて・・。

2020-07-16 15:31:37 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ヤフーより配信されているニュースを見ている中で、
 
  

食後に眠いのは・・脳の危険信号だった、
とこのような意味合いの見出しを見たりした。         

この記事は、【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に7月16日配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・「食後の眠気」の原因は、低血糖です。
高血糖に比べ危険視されることがない低血糖ですが、慢性化すると脳にダメージが蓄積され、
脳や神経系が委縮して認知症を引き起こす恐れがあります。

低血糖を防ぐには、どうすればよいのでしょうか。

※本連載は、千代田国際クリニックの院長である永田勝太郎氏の著書『「血糖値スパイク」が万病をつくる!』(ビジネス社)より
一部を抜粋・編集し、医師さえ知らない「低血糖」の危険性を科学的に解説します。
 
 

          

☆「食後の眠気」は脳が動けなくなっているサイン
食事の後、眠くなる人がよくいます。

どうして食後に眠くなるのでしょうか。
これは食事をすると急に血糖値が上がり、その直後、今度は急速に血糖値が下がるためです。
この血糖値の乱高下を血糖値スパイクといいます。

血糖値スパイクが起こると、脳に行く血液の血糖値も低下するので、脳が働けなくなります。
こうして脳が小休止し、それが「眠くなる」という症状になって表われるのです。

脳の重量は、ヒトの体重のわずか2%しかありません。
ところが、脳は大量のエネルギーを使います。

なんと身体全体で消費するエネルギーの20%も使っています。
脳は「大飯食い」なのです。
さらに、脳は偏食家(美食家)です。

他の臓器は、タンパク質でも脂質でも栄養源にできますが、脳はブドウ糖しか栄養源にできません。
したがって、血糖値が下がる、つまり、血液中のブドウ糖が少なくなると、脳は働けなくなります。
その結果、眠くなってしまいます。

          

      

☆すい臓が「血糖値を下げるホルモン」を過剰に放出

では、どうして血糖値が急に下がるのでしょうか。
それにはインスリンというホルモンが関係しています。
インスリンは、すい臓から分泌されるホルモンです。

食事をとると血糖値が急に上昇します。
すると、すい臓が刺激されてインスリンを分泌します。

血糖値スパイクを起こしやすい人のすい臓は、健康な人のすい臓にくらべて過敏です。
そのためすい臓が過剰に反応し、インスリンを大量に出してしまいます。

そうすると今度は、血糖値がストンと下がってしまうのです。
そのため食後に眠気が出たり、異常な疲労感が出ます。

この現象は食事中に表われることもあり、食後数時間経って起こることもあり、人によって異なります。
一般的には朝食の3時間後(午前10時過ぎ)、昼食の3時間後(午後3~4時頃)が多いようです。

この時間帯は、昔からおやつの時間、ティータイムとされてきました。
それは低血糖を予防する時間でもあったわけです。

さらに、血糖値が下がると血圧も下がります。
脳だけでなく、心臓も動きが悪くなるためで、結果として脳に行く血流も少なくなります。

高齢者では、食後に低血圧を起こすこと(食後性低血圧)が問題になっていました。
食後に低血圧発作を起こし、倒れてしまうことがあります。

その原因は不明とされてきましたが、食後の血糖値スパイクを考えると十分理解できます。
食後に眠くなるという自覚がある方、
特に高齢者の方は、クルマの運転中や歩行中に低血糖発作が起こるとたいへん危険です。
食事の後はゆっくり休むようにしてください。

          

低血糖で脳にダメージが蓄積された結果、認知症に

従来、低血糖というと、糖尿病の治療ミスで起こるものが、いわゆる「低血糖」として有名でした。

糖尿病の患者さんが、インスリンを打ち過ぎたり、血糖降下剤(抗糖尿病薬)を飲み過ぎたりして
起こす低血糖(糖尿病性低血糖)です。
これはとても危険です。

バスの運転手さんが、インスリンを打ち過ぎて血糖値が下がり、
運転中に意識を失って、大事故を起こしたのは記憶に新しいところです。

          

高血糖と低血糖では、どちらが危険でしょうか。
どちらも重症になると意識を失います(昏睡)。

しかし、高血糖は、インスリンを注射しておけば、間もなく意識が戻ります。

一方、低血糖を放置すると、植物人間になったり、死んでしまうこともあります。
低血糖発作が起こると自律神経系が作動し、めまいや頭痛、生あくびなど、さまざまな症状が起こります。

そのとき、すばやく上手に対応すれば、すぐ回復します。
しかし、処置が遅れると、脳がやられてしまいます。

それも、たまたま1回ならともかく、
頻繁に低血糖発作を起こすと、脳は徐々にダメージを受けてゆきます。

その結果、脳や神経系が委縮して、やがてはアルツハイマー病などにもなってしまいます。
慢性の低血糖は、脳の機能に大きな影響を与えるだけでなく、脳を変性させてしまうことすらあります。

認知症の症状が表われてしまってからでは、治しようもありません。何にもまして予防が大切です。

          

☆「欠食」や「栄養不足」は脳委縮の原因
今回の記事も何かと無知なことが多い私は、多々教示させられたりした・・。

肝要な低血糖に関しても、《・・高血糖に比べ危険視されることがない低血糖ですが、
慢性化すると脳にダメージが蓄積され、
脳や神経系が委縮して認知症を引き起こす恐れがあります・・》、
こうした首記を読み、震撼させられながら精読してしまった・・。

そして学んだひとつには《・・
  
 高血糖は、インスリンを注射しておけば、間もなく意識が戻ります。

一方、低血糖を放置すると、植物人間になったり、死んでしまうこともあります。
低血糖発作が起こると自律神経系が作動し、めまいや頭痛、生あくびなど、さまざまな症状が起こります。

そのとき、すばやく上手に対応すれば、すぐ回復します。
しかし、処置が遅れると、脳がやられてしまいます。

それも、たまたま1回ならともかく、
頻繁に低血糖発作を起こすと、脳は徐々にダメージを受けてゆきます。

その結果、脳や神経系が委縮して、やがてはアルツハイマー病などにもなってしまいます。・・》 


          

 
 
 

少なくともこのようなことを多々学び、
古人から伝えにある『聞くは一時の恥 聞かぬは末代の恥 』かしら、
と私は微苦笑したりしている。

コメント (2)
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