『 新型コロナ5類に移行・・高齢者はワクチンを打って、普段通りの生活を 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
過ぎし2020年2月より、新型コロナウイルスの烈風に伴い、
マスクの苦手な私は、外出する時は、やむなく生まれて初めてマスクをしてきた・・。
選定して歩いたりしている。
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こうした中、国が推薦するワクチン接種を5回受けたりして、
私は『新型コロナワクチン予防接種』を受けてきた・・。
そして各関係の専門の御方が一致団結して、医療体制を万全にして、
撲滅化を図り、
やがて政府より『新型コロナの終息』宣言を私は待ちわびている。
こうした根底のひとつには、私は園児、学童がマスクをしている状況は、
余りにも行動が制約され、痛ましく感じ、閉塞感を深めてきた・・。
もとより私だって、新型コロナ烈風の以前のように、
おおらかにマスクなしで、街中の食事処で、談笑しながら、
頂いたりすることを念願している。
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このような深情のある私は、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
この記事は、医療ガバナンス研究所 理事長の上 昌広さんが、
『どうする、どうなる「日本の医」』の連載記事のひとつある。
今回の記事は、【日刊ゲンダイDIGITAL 】の『ライフ』に於いて、
1月31日に配信され、無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・ コロナ感染による死者数が、急増している。
昨年10月には全国での死者数は1864人だったが、
11月には2985人、12月には7622人とうなぎ上りだ。
この時期に政府は、感染症法でのコロナの位置付けを2類相当から、
5類に変更すると発表したのだから、マスコミは大反対だ。
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朝日新聞は1月20日の「天声人語」で、
「いま緩和に動いて、本当に大丈夫なのか。
第8波は続き、高齢者を中心に、死者数も過去最多レベルだ。
誰かに犠牲を強いることにならないか」
と記している。
私は、このような論調に賛同できない。
今こそ、高齢者はワクチンを打って、普段通りの生活を送ることを勧めたい。
感染症を恐れて、自粛を続けることは、高齢者のためにならないからだ。
医療ガバナンス研究所の山下えりか医師は、
厚労省の「人口動態統計」を用いて、
2019年と2021年の死因の変化を調べた。
驚くべきことに、2019年と比べて、
2021年に人口10万人あたりの死亡数が最も増えたのは、
老衰(25人増、25%増)だった。
次いで、コロナ(14人増)、誤嚥性肺炎(7人増、23%増)、
心疾患(6人増、3・4%増)、悪性新生物(4人増、1・3%増)、
アルツハイマー病(2人増、10・8%増)と続いていた。
逆に肺炎(18人減、23%減)、脳血管疾患(2人減、1・8.8%減)、
不慮の事故(1人減、2・1%減)は減っていた。
厚労省やマスコミは、
コロナによる医療逼迫が死者増に影響しているというが、
どうやら、それは的外れのようだ。
もし、そうなら心筋梗塞や脳卒中などの急性疾患での死者が増えているが、
心疾患は微増、脳血管疾患に至っては減っている。
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■老衰、誤嚥性肺炎、アルツハイマー病の死者が増加
老衰、誤嚥性肺炎、アルツハイマー病による死者数の増加は、
コロナの2・4倍だ。
このような疾患は、老化による身体や認知機能の低下が、原因だ。
自粛による運動不足や、社会的な孤立が影響したと考えるのが自然だ。
これは隔離一辺倒の感染症対策が、
国民に過剰な恐怖心を植え付け、国民を過剰に自粛させたためだ。
ところが、専門家は、このような事実には言及しない。
そして、いまだに国民を脅し続ける。
西浦博・京都大学教授は、
「社会全体で緩和に伴う自由を手に入れることは、
ヨーロッパの規模の感染や死亡を受け入れることにも、
通じるものです(12月31日、バズフィード)」と語る始末だ。
私は、コロナから我が身を守るために、
ワクチンを打って、日常生活に戻ることをお勧めしたい。
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オミクロン株以降、世界の感染の中心は、日本や韓国などの東アジアだ。
完全に感染を避けることはできない。
幸い、オミクロン株は弱毒だ。
ワクチンを打ち、体力が維持されていれば、
高齢者が感染しても、問題なく治癒する。
実は、これこそが世界のコロナ対策の標準だ。
そろそろまともな対応を取らねばならない。・・ 》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6f/46d652176e8ed8b4b793a90d125d96f6.jpg)
《・・老衰、誤嚥性肺炎、アルツハイマー病による死者数の増加は、
コロナの2・4倍だ。
このような疾患は、老化による身体や認知機能の低下が、原因だ。
自粛による運動不足や、社会的な孤立が影響したと考えるのが自然だ。
これは隔離一辺倒の感染症対策が、
国民に過剰な恐怖心を植え付け、国民を過剰に自粛させたためだ。
ところが、専門家は、このような事実には言及しない。
そして、いまだに国民を脅し続ける。・・》、
こうした論説・・無力な私でも、瞬時に正鵠な論説・・と賛意を深めたりした。
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こうした根拠は、私は
日本老年医学会も日本精神神経学会も、
「外に出ないと足腰が弱ってしまう」、
「日に当たらないとうつになりやすい」
といった警鐘を鳴らしません。
コロナ自粛のせいで、健康被害が生じていると知りながら、
言わないのです。
これは日本の医学界における構造上の大きな欠陥で、
ほかの医者がすることには、口出ししない傾向があります。
この場合は、感染症の専門医から、カウンターパンチを食らうのを嫌い、
彼らに忖度してダンマリを決めているわけです。
その結果、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長らが象徴的ですが、
古い医学モデルが、押し付けられたままになっています。 ・・・》、
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こうしたことを学び、感染学の専門家の御方は、
認識もなく、国民に犠牲を求めて、地位の保全を務める悪しき御方たちかしら、
と無知な私は感じ、やがて悲嘆したりした。
このような事態であったら、いつまでたっても、
日本は終息宣言が遠のくばかり・・。
打破できるひとつには、首相と厚生労働大臣が、マスクをしないで、
『・・それほどコロナに心配する必要がない、以前のように自由に生活して下さい・・
厚労省は、『感染症対策部』を設置する・・。
更に医療体制は万全に致したく、
米疾病対策センター(CDC)をモデルにした日本版CDCが、
全国的な情報・研究基盤として、
より質の高い科学的知見を提供できる体制をつくりたい・・』、
このようなことを権力のある御方は、各関係専門家を結集させて、
国民にメッセージを発してほしい、
と無力な私はこのようなことを夢想している。