夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

師走の時節を迎えるが・・♪

2006-11-30 19:02:00 | 定年後の思い
明日から12月となり、師走の時節を迎えるが、
今年は過ぎ去った日々を思い返すと早かった、というのが実感である。

先程、師走の意味合いを少し考えていた・・。

明治以来、国家議員の先生方は選挙の時ばかりでなく、
常に日本の国益を配慮して、選んでくれた選挙民をひたすら思い、
残り少なくなった日々、選挙民からの要望、達成の漏れはないかしら、
と残り一ヶ月を奮闘をして働くので、
先生方も慌(あわただ)しく、思わず走るがごとく、最後の頑張りする月かしら、
思ったりした。

これは私なりのジョークであるが、由来を調べたりした。

知識人・藤野邦夫・氏に寄れば、
この月になると、多くの家がお坊さんを迎え、
お経をよんでもらうようになる。
このため禅師が走りまわるので、師走になったといわれている。
この言葉は、年の暮れの慌しさを伝える語感をもっているので、
今でも使われることが多い。

このように綴られていて、年を重ねた私も謙虚に学んだりしている。











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陽射しの中の朱色のもみじ・・♪

2006-11-30 14:56:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、午前中は晩秋の時雨だったが、
午後より急速に回復して、昼下りの晴れ間となっている。

先程、玄関庭に下り立つと、午後の陽射しの中で、
もみじ、花梨(カリン)の樹木などの枝葉は、雨粒をたたえてキラキラと光を帯びている。

もみじの朱色に染まった葉は、少しぬれているが午後の陽射しの中で、
浮かんでいるように見えた。

我家にはもみじの樹木が五本ばかりあるが、
今観ているもみじが、今年として色合いが一番良く、
晩秋の光景に相応しい状景となっている。

それにしても、日中のうつろいの天気には、少し戸惑っているのも事実である。



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晩秋の時雨(しぐれ)・・♪

2006-11-30 14:30:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝から雨が降ったり、やんだりしていて、
とりとめなく雨の降る午前中となっている。

白梅(ハクバイ)、花梨(カリン)の黄色に染まりかけた葉は、
音もなく空中を舞いながら、地上に落ちている。

紫木蓮(シモクレン)の葉は、この二週間に黄色に染めた後、薄茶色に染まり枯れ果てて、
微風を受けて、地上に落下していた。

我家で最初に色付くのは、無花果(イチジク)の葉であるが、
黄色に染まった葉は数週間前に散っていた。
紅葉(もみじ)は薄い朱色に染まっているが、
伊予柚子(イヨ・ユズ)の葉は、ほんの少し黄色に染まりはじめている。

今年の秋は暖かな日が続き、葉の染まりはじめは遅く、
色合いも薄くなっている。

家内は花梨の実はさっぱり成らなくなり、
私は伊予柚子がたった三つの成果しかなく、
お互いにため息まじりの晩秋のひとときを迎えている。

今、こうして綴っているが、前方の主庭では、
小雨の降りしきる中、白梅の黄色い葉は、静かに落下している。


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ときおり、雨が降りだして・・♪

2006-11-30 08:11:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空の朝を迎えているが、雨が降ったり止(や)んだりして、さだまらない天気である。

家内は洗濯物を干し終え、
『あらぁ・・雨だわ・・もう・・二回目よ・・』
と取り込んだりした。

私は庭に下り立ち、空を見上げながら、
煙草を喫ったりしていたが、また雨がぽつぽつと降ってきた。
小鳥達は庭に飛来して、餌を探している・・。

私は居間に戻ると、薄日が射し込んできたが、
これで雨はあがったかなぁ、と頼りない空を見つめている。

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晩秋の秋日和のなかで・・♪

2006-11-29 16:59:00 | 定年後の思い
私は11時半過ぎに、買い物に出かけた。
ぽかぽか陽気なので遠回りをして、川沿いの遊歩道を歩いた。

平日の昼時なので人影も少なく、川の流れる水音を聴こえ、川に接した草花は黄色に染まり、
薄(すすき)の群生している中で、白い穂の数々はを川の微風を受けて、
陽射しの中で揺れていた・・。

こうした時、脳裏からひとつの歌が甦(よみがえ)ってきた・・。

♪いつまでも この想いは
 変らぬまま 必ずここにあるから

 【作詞・小柳ゆき&樋口 侑】

この歌が浮かんできたが、自分でもなぜかしら、と戸惑ったりした。
小柳ゆきが唄った『be alive』であり、2000年前後、熱愛した歌手のひとりであった。

しばらく歩くと、前方に朱色の葉が路上に散りばめられていた。
見上げると桜の樹木で、数多くの葉が残っているが、
ここ数日の風と雨で落葉したと思われる。

その後、公園に向ったが、数多くの落葉樹が黄色、朱色にそれぞれに染まり、
昼の陽射しの中で浮かんでいるようだった。
私が通り過ぎようとした時、風も無いのに数枚の葉が空中を舞いながら、音もなく落ちて来た。
私は呆然とし、しばらくたたずんでいた。

この後も葉が少しずつ、空中を舞い、地上に散乱した。

晩秋のひととき、こうした情景に出会うと、今年の秋も確かに受容できた、
と私の心は満たされた。





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さだまなぬ天気・・♪

2006-11-28 08:13:00 | 定年後の思い
東京の郊外は深夜から雨が降りだして、
先程から霧雨となっている。

昨夜の天気予報に於いて、午前中は晴れ間となるが午後は曇り、と報じていたが、
今朝の予測は雨時々曇りと変った。

気流の流れにも天気は左右されるのば頭でわかっていても、
気持ちが付いてゆけなくて、少し戸惑っている。

うつろな気流、果たして日中は・・と空を見つめている。
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暖かな雨あがり・・♪

2006-11-27 18:07:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、午前中は霧雨が降り、午後より曇り空となっている。

先程、薄暗くなった玄関庭に下り、新聞を取り入りたが、
何となく暖かい空気につつまれた・・。

昨夜から朝まで強い雨となり、急激に湿度が上昇しているので、
平年より暖かく感じられる、と思ったりした。

四月の雨の時節に感じられることが多いのだが、
この時節は暖かさが私にとって天からのプレゼントかしら、
と家内と笑ったりしている。


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年賀状のあれこれ・・♪

2006-11-27 12:18:00 | 定年後の思い
この1週間、喪中の葉書を頂くと、新年の年賀状のことを考えている。

私は年賀状の文面には、毎年苦慮しているのが本音である。

昨年中はいろいろとお世話になり、
心よりお礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

このような単純な年賀状はつまらないし、
まして元旦の時、ある程度の年賀状を頂くので、
その人なりのささやかな個性が必要と思っている。

現役時代には、親族、親戚、友人、上司、後輩など書いていたが、
5種類ほどの文面を用いていた。

定年退職の前後は、極端に差出人を絞れず、なるべく減らそうとした。

退職後の三年生を迎えた今は、親族、親戚、友人、
そして人生の岐路に立たされた時、真意に教示して下さった年上のお方にしょうとしている。

このような決意であるので、単一の文面で私なりの個性のある文面にしょう、と考えはじめている。


恭賀新年と朱色で大きく上段にし、

定年退職後、三年生を迎えました。
里の樹木、花に何よりの美と終身までの目標としています。
しかし、つたなく身過ぎ世過ぎの年金生活であり、
好奇心を失くしたら人生は終わりだ、と人生信条を掲げていますので、
いまだ青さが残っています。

歳相応のしなやかな心境にと思っていますが、
未だに未完成の日々を過ごしています。

・・・

などと考えているが、工夫がたらないなぁ、と思案している。
いずれにしても、20日前後に完成させも、クリスマス・イブに投函しょうと思っている。

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雨の中、週明けとなり・・♪

2006-11-27 09:34:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日の日中は曇り空であったが、
夜の8時過ぎから雨が降り出してきた。

11時過ぎに寝付いたが、3時頃に目覚め、屋根に雨脚を音を感じたりした・・。

止む得ず、文庫本を開いて、読み出した。
嵐山光三郎・著の『文人悪食』(新潮文庫)であるが、
夏目漱石がビスケットを好きな食べ物のひとつだったり、
森 鴎外は饅頭をお茶漬で食べたりするのには、驚いて読んだりしたが、
嵐山光三郎の技量と技巧に解きほぐされると納得が出来たりする。

この後、雨脚が強くなり、目を閉じた後、再び寝付いた。

私は森 鴎外と立ち話をしたり、朝食を共にした後、
親近感をもって話しているが支離滅裂な会話になったりしている、
夢をみたりした。

目覚めれば、ありえないことを幻想としてみることができるのは、
読書の効用、幻覚かしら、と思ったりした。

東京の郊外は、先程からは霧雨となり、
静寂な週明けとなっている。
週末になると、師走の時節を迎える。


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改めて、心に節度を・・♪

2006-11-26 17:56:00 | 定年後の思い
今朝、読売新聞を読んでいて、都道府県の首長の任期に関すること記事を読み、
高知県の橋本大二郎・知事の余りにも鈍感な回答に喚起させられ、
私の別ブログ【年金青年のたわむれ記】にあえて政治・社会の問題として、
三回分を投稿した。

高知県の県民はもとより、これからの地方分権に多大に損失するので、
東京の郊外に住む住民としても黙認出来なかった次第です。

ときには、私も馬鹿げた発言もする。




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心に節度を・・♪ ③

2006-11-26 17:21:24 | 時事【政治・経済】等
私が信頼している宗 文州・氏が10月10日に於いて、
福島県知事の辞任した時にコラムを寄稿している・・。


『流れない水は腐る』と題され、副題として『「良い人」が引き起こす汚職の構図』と綴られている。

無断引用させて頂きますが、血のかよったコラムのひとつです。


「権力が腐敗を招く。
絶対的な権力が、絶対的な腐敗を招く」。
・・・
トップの権力の絶対比は、任期の長さと共に形成されていきます。

福島県では30年前にも知事が汚職で逮捕されました。
逮捕された時点で当時4期目でした。
清新なイメージを売り物に当選した佐藤知事は、18年にわたってトップを務め、
今は5期目です。

両者とも県民の支持を集め、期待を背負っていましたが、
長く続けて見事に同じところに帰着してしまいました。

中国語には「流水不腐」という言葉があります。
流れる水は腐らないという意味です。
その裏返しで同じ人物が長くトップを務めると、
必ずといってよいほど、水が淀み、腐っていきます。

中国・上海では案の定、流れない水が腐ったのです。
上海市の陳良宇・書記が不正融資に関与した疑惑でトップの座を追われました。
上海の機械工場の工員から出発した陳氏は、
政治的な背景もなく、自分の努力で上海のトップに上り詰めました。
イギリスの大学で公共関係を学んだこともある改革派でした。

彼は情熱的で分かりやすい言葉を市民に語り、人気を得ていました。
皮肉なことに彼は、腐敗撲滅のスピーチもよくしました。
そんな彼は副書記に着任してから14年間を経て、
見事に自ら腐敗しました。

以上、引用させて頂きました。

この後の綴りとして、なぜ腐敗が起きやすいのか、
トップになるとずっと続けたくなる心境も述べられています。
そして、トップの周囲の人々に触れています。

再び、引用させて頂きます。

トップが長くトップの座に留まる理由は実のところ、本人の意思だけではありません。
トップとの繋がりで自分の立場と利権を保持する周囲の人達も、
同一人物による長期権力を望むのです。
また変化を受け入れたくない人も、トップの変化を望まないのである。
そうした面でも水を流すのを妨げる力が働き、
淀んだ組織になってしまいます。

以上、引用させて頂きました。


こうして拝読すると、私は単なる政治、官界の出来事のみならず
民間会社でも、しばしば感じられると実感している。

私はアメリカの大統領の2期8年までと決められた人々の英知に、
改めて感服している次第です。

コメント (3)
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心に節度を・・♪ ②

2006-11-26 16:17:35 | 時事【政治・経済】等
私は民間会社に35年間勤めて、退職後の3年生の身であるが、
権力者が長年に在任すると腐敗するということは、
見たり聞いたり、或いは現代史、歴史書で学んでいる。

このような思いが長年あったが、最近具体的にコラムに明示したお方がいる。
私の苦手な中国人の人であるが、私の読んだ範囲は正鵠な意見を述べられている。
私は偶然に【NIKKEI NET】の『ビジネス・コラム』欄で知りえた人である。

宗 文州(そん ぶんしゅう)と名のお方で、
ソフトブレーン マネージメント・アドバイザーをなさっている人である。

この『ビジネス・コラム』に5月の中旬頃から、私は読み始め、
気骨があり、誠実で正鵠なご意見を述べられているので、
私は愛読者のひとりとなった。

このお方の略歴は、この欄で記載されている。

1963年、中国の山東省生まれ。
1985年、北海道大学大学院に国費留学。
天安門事件で帰国を断念し、札幌の会社に就職するが、すぐに倒産。
学生時代に開発した土木解析ソフトの販売を初め、
1992年の28歳の時にソフトブレーンを創業。
1998年に営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発と
コンサルティング事業を始めた。

2000年12月に東証マザーズに上場。
成人後に来日した外国人が創業した企業が上場するのは、初のケースとなった。

2005年6月、東証1部上場。

2006年9月、会長を退任し現職に。

このように記載されているが、日本のビジネス社会に於いては、
異色であり、まさに創業者として成功を収めた人ながら、
潔(いさぎ)く権力の座からみずから退くいた人である。

こうしたお方であるなら、尚更、ご意見を拝読しても、
深みのある発言がある、と私は信じている。

                       《つづく》
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心に節度を・・♪ ①

2006-11-26 15:27:00 | 定年後の思い
昨今、自治体不祥事?E稜愀覆法堝刺楔④亮鹹垢梁秦Ⅳ♢△?E箸気?E討い?E♤?br>こ?E亡悗靴督屬蠅泙靴拭?br>
別ブ前の【年金青年のた?E爐?E①曚如∩膿佑琉娶㎠任△?E♤△△┐得匆颪鯆屬蠅泙靴拭?br>
お読み頂ただけたら、幸いです。
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心に節度を・・♪ ①

2006-11-26 15:18:57 | 時事【政治・経済】等
今朝の読売新聞に於いて、

【首長に質問「適当な任期は」】
        【7割、制限に否定的】

と見出し記事があり、私は興味深く読んだ。

詳細記事に関し、無断であるが引用させて頂きます。


福島県の談合汚職事件など相次ぐ自治体不祥事の背景に、
首長の多選があることを受け、
読売新聞は全国の知事・・・アンケートを行った。

この中で、「3期12年」が任期が適当と回答したひとりの中人で、
『長期の計画が10年程度で、準備期間も含めて12年もあれば
十分な成果が可能』(上田清司・埼玉県知事)。

これに対して、任期の制限に反対した回答のひとりとして、
『いつまで知事として仕事するかは、本人の意欲と気力。
何よりも選挙民が決めること』(橋本大二郎・高知県知事)
と、知事自身の能力や資質を理由に挙げ、多選批判に反論する。

以上、読売新聞の記事を引用させて頂きました。


私は、橋本知事は当選を5回なさったお方であるが、
何も解かっていないと、ため息をついた。

都道府県の首長となれば、どれだけの権力が集中するかは、
ご自分が一番ご存じではないか。

アメリカの大統領の任期の最長は戦争中を除外し、
2期8年の規約を決められた制度を思い浮かべて欲しい。


                      《続く》
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『ひかり電話』・・♪

2006-11-26 11:03:00 | 定年後の思い
我家は、昨年の夏、NTT東日本が【光ブロードバンド『Bフレッツ』】を盛んに宣伝した折、
インターネットの回線をこの回線に乗り換えたと同時に、
ひかり電話とした。

Bフレッツとセットで加入すれば、おトクと告知されていたからである。

それまでの我家は、たった一年間で黒電話から、プッシュ・ホン型となっていた。

我家では、家内の母と毎日電話連絡をしている。
家内の父が亡くなった後、独り住まいとなったので、
何かと心配であり電話を活用している。

ひかり電話を導入してから、私の想像を超えて電話代が安くなっている。

家内の母が用件があった時、家内の母は呼び出し音を5回鳴らした後、
切って頂くことにしている・・。

家内は折り返し、家内の母宅に電話をしている。

こうした折を含めても毎晩、家内は家内の母宅に電話を30分前後話し合っても、
電話料は導入前より半減した。

家内は電話代を気にすることなく話し合えるので喜んでいるが、
何より家内の母も納得するまで話し合えるので、
良かったと私は微笑んでいる・・。

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