私は10月下旬になれば、定年退職後、丸2年が終わり、
3年生を迎えようとしている。
定年退職の前後は、家内の父が死去したので、この前後は何かと慌しかった。
それでも定年退職後の直後の1ヶ月は、ときおり平日の日中に散策していると、
このような贅沢をしてよいのだろうか、
と思ったりしていた。
私は退職の5年前頃から、退職後は自分の自由自在な生活をしたく、
我が家の財政状態を家内と話し合ったりした。
その中に、自分達は退職後の生活の基本方針として何をしたいのか、
最優先の課題であることはいうまでもない。
多くのサラリーマンの人達と同様に、平日は睡眠時間を削って、
最後の5年を勤め、定年を迎えた。
退職後、先輩達の多くと同様に単純に私は失業保険を頂こうとしたが、
この頃の時代は失業者が増えて時であり、
このお方達の勤労意欲の熱意をニュースで知るたび、失礼と思い、
失業保険の手続きは辞退した。
家内との共通の趣味は、国内旅行である。
これ以外は、お互いの趣味を大切にしょう、とした。
私は小説、随筆、歴史書、現代史など書物を読んだり、
VCT、DVDの映画、ドキュメンタリーを家で観たり、
カセット、CDの音楽を聴いたり、
VCT、DVDの音楽を視聴するのが楽しみだった。
そして、この間に文章を綴り、何らかの形で公表ができたら、
と漠然に思ったりしていた。
我が家では、日常生活は分担している。
家内は料理、掃除、洗濯をしてくれるので、
私は買い物、ときたま庭の手入れをしている。
私の分担が少ないので、すまないと思い、朝の茶坊主をしている。
私は起床後、煎茶を淹れて、少し飲んだ後は玄関庭で煙草を喫ったりしている。
朝刊を取りいれた後、コーヒーと牛乳をそれぞれのマグカップに入れ、
目覚めた家内の枕元に置く。
煙草に関しては、退職後にパソコンの横にお盆に載せた煎茶と灰皿を置き、喫ったりしていた。
或いは新聞を読んだり、テレビを観たりするときも同様であった。
晩秋になると暖房をするので、煙草で空気の汚れが酷(ひど)く感じて、
換気する為に、窓を開けたり閉めたりした。
これではいけないと思い、家の中では煙草を喫わないと宣言し、
庭先などで喫いはじめた。
通称、ほたる、となった。
春の蛍、秋の蛍と四季蛍である。
庭の樹木、草花を眺めながら、その時の思い考えたりし、煙草を喫ったりしている。
退職後の数ヶ月は、会社のことも考えたりしたこともあったが、
すべて想い出の出来事に心が変化してきた。
あの時は、あんなこともあった、と蘇(よみがえ)ることがあるが、
あの現役時代の勤務内容、スケジュールは苦戦もしたが、
私なりに何とか及第点と思っている。
現役時代は勤務の関係から、音楽主体であり、流行の歌などに注視していた。
ここ数年の音楽は分からなくなった代わりに、
これ以前の音楽は、ときおり聴いている。
退職後、朝の陽射し、昼下がり、夕暮れなどのうつろいが楽しみとなり、
そして雑木の四季の彩りに心を寄せたりしている。
3年生を迎えようとしている。
定年退職の前後は、家内の父が死去したので、この前後は何かと慌しかった。
それでも定年退職後の直後の1ヶ月は、ときおり平日の日中に散策していると、
このような贅沢をしてよいのだろうか、
と思ったりしていた。
私は退職の5年前頃から、退職後は自分の自由自在な生活をしたく、
我が家の財政状態を家内と話し合ったりした。
その中に、自分達は退職後の生活の基本方針として何をしたいのか、
最優先の課題であることはいうまでもない。
多くのサラリーマンの人達と同様に、平日は睡眠時間を削って、
最後の5年を勤め、定年を迎えた。
退職後、先輩達の多くと同様に単純に私は失業保険を頂こうとしたが、
この頃の時代は失業者が増えて時であり、
このお方達の勤労意欲の熱意をニュースで知るたび、失礼と思い、
失業保険の手続きは辞退した。
家内との共通の趣味は、国内旅行である。
これ以外は、お互いの趣味を大切にしょう、とした。
私は小説、随筆、歴史書、現代史など書物を読んだり、
VCT、DVDの映画、ドキュメンタリーを家で観たり、
カセット、CDの音楽を聴いたり、
VCT、DVDの音楽を視聴するのが楽しみだった。
そして、この間に文章を綴り、何らかの形で公表ができたら、
と漠然に思ったりしていた。
我が家では、日常生活は分担している。
家内は料理、掃除、洗濯をしてくれるので、
私は買い物、ときたま庭の手入れをしている。
私の分担が少ないので、すまないと思い、朝の茶坊主をしている。
私は起床後、煎茶を淹れて、少し飲んだ後は玄関庭で煙草を喫ったりしている。
朝刊を取りいれた後、コーヒーと牛乳をそれぞれのマグカップに入れ、
目覚めた家内の枕元に置く。
煙草に関しては、退職後にパソコンの横にお盆に載せた煎茶と灰皿を置き、喫ったりしていた。
或いは新聞を読んだり、テレビを観たりするときも同様であった。
晩秋になると暖房をするので、煙草で空気の汚れが酷(ひど)く感じて、
換気する為に、窓を開けたり閉めたりした。
これではいけないと思い、家の中では煙草を喫わないと宣言し、
庭先などで喫いはじめた。
通称、ほたる、となった。
春の蛍、秋の蛍と四季蛍である。
庭の樹木、草花を眺めながら、その時の思い考えたりし、煙草を喫ったりしている。
退職後の数ヶ月は、会社のことも考えたりしたこともあったが、
すべて想い出の出来事に心が変化してきた。
あの時は、あんなこともあった、と蘇(よみがえ)ることがあるが、
あの現役時代の勤務内容、スケジュールは苦戦もしたが、
私なりに何とか及第点と思っている。
現役時代は勤務の関係から、音楽主体であり、流行の歌などに注視していた。
ここ数年の音楽は分からなくなった代わりに、
これ以前の音楽は、ときおり聴いている。
退職後、朝の陽射し、昼下がり、夕暮れなどのうつろいが楽しみとなり、
そして雑木の四季の彩りに心を寄せたりしている。