前兆となる“3つの初期症状”を医師が解説 』、
と題された見出しを見たりした。
やがて私たち夫婦は、我が家に帰宅した後、
家内が家内の母宅に介護に行く予定は、取りやめにして、家内の妹にお願いするわ、
と私は言われたりした。
結果的には、私は安静した状態で正月3が日を過ごすこととなり、
『私たちは初めて静かなお正月を過ごすこととなるわねぇ・・』
と家内から言われたりした。
そして、やむなく私たち夫婦は、正月三が日は、安静の中、戸惑いながら過ごした・・。
こうした中、お節料理の好みの単品を揃えてきたが、思いがけない病状に、
何かとプラス思考の私でも、失墜感で、うつろな状況で食べたりした。
或いは日本酒、ウィスキー、ビールを年末で準備完了であったが、
一滴も呑めない正月三が日は、二十歳以来初めての出来事となったりした。
やむなく日中のひとときは、寝室の布団の中で身も心も預けて、
本を読んだり、昼寝をして過ごした・・。
こうした中、今後の私の予定をめぐらしたりしていた・・。
正月三が日明けの4日は、最寄りの内科医院に私は行き、
日産厚生会『玉川病院』より状況報告書を内科医院長宛てに手渡した後、
この内科医院長より、大きな循環器専門の病院に紹介状を書いて頂く。
そして循環器専門の病院として、私たち夫婦は思案した中で、
都心にある東京医科歯科大学の附属病院の循環器内科に受診できれば、と願ったりした。
このように思案したりし、3日の夕食を家内と共に頂いた後、
やがて私は9時過ぎに布団にもぐり、本を読だりしている中、寝付いたりした。
そして10時過ぎ頃、左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
『玉川病院』の医師のアドバイスに基づき、『ニトロペン錠』を舌先で舐(な)めたりした。
やがて20分過ぎても鎮静化しなくて、やむなく2錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりし、
今回果たして『ニトロペン錠』鎮静化がするのだろうか、と思いながら、
痛みに耐えたりした・・。
しかしながら、効果なく3錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりした時、
私は家内を起こして、救急車で病院に行く、と決意したのは11時半過ぎであった。
やがて救急車が我が家に到着して、救急スタッフの御方が昨今の私の状況を把握し、
循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』を進言して下さった。
そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、早朝3時半すぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(やがて急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
こうした中、痛みは当日の4日の夕方には解消したが、
集中治療室の専門部屋より、3名部屋、やがて4名一般部屋に移動したが、
予測した以上に、遥かに快適な部屋であった。
このような苦い体験をしてきた私は、
今回の《・・「心筋梗塞」・・ 前兆となる“3つの初期症状”・・》、
改めて学びたく、記事を読んでしまった。
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・
心筋梗塞は、心筋への血流が遮断されることで心筋が、壊死する危険な病気です。
この記事では、心筋梗塞の前兆となる初期症状や原因、
セルフチェック法、予防法、何科へ受診すべきかなどを医師の豊島先生が解説します。
気になる症状がある場合は、迷わず病院を受診してください。
※この記事はMedical DOCにて
【「心筋梗塞の前兆となる3つの初期症状」はご存知ですか?医師が徹底解説!】
と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
☆「心筋梗塞」とは?
心筋梗塞は、心筋への血流が遮断されることで、心筋が壊死する危険な病気です。
通常、心臓に栄養を送る冠動脈と呼ばれる血管にプラークがたまり、
それが破裂して血栓が形成されることで、血流が途絶します。
症状は何の前兆もなく、突然起こることもありますが、
心筋梗塞になる前に、前兆となる症状が出現することがあります。
今回は心筋梗塞の前兆や原因・予防法について解説します。
☆心筋梗塞の前兆となる初期症状
◎「階段を登ると、胸が締め付けられる」
階段を登ると、胸が締め付けられる場合、労作性狭心症かもしれません。
労作性狭心症は、階段の上り下りや日常生活動作によって、引き起こされる胸痛です。
運動をすると、心臓が必要とする酸素の量が増えます。
しかし、心臓に栄養を送る冠動脈が狭窄していると、
その需要に応えられず、胸痛が起きます。
運動をすると痛みが生じ、休息すると、痛みが和らぐのが特徴です。
初めは激しい運動をした時だけ、症状が出ますが、
病気が進行すると、歩行など負荷の少ない日常生活動作で、症状が出てしまうようになります。
労作性狭心症は、心筋梗塞の前兆です。
このような症状がある場合は、循環器内科を受診し、心電図などの精密検査を受けましょう。
◎「朝方の胸痛」
朝方の胸痛は、冠攣縮性狭心症かもしれません。
冠攣縮性狭心症は、冠動脈が一時的に痙攣し、心筋への血流が急激に減少することで発生します。
この症状は、特に早朝や安静時に起こりやすいです。
早朝に多い理由として、夜間安静時に副交感神経が亢進し、
アセチルコリンが分泌されることが関係していると考えられています。
この病気の原因は完全には解明されていませんが、
喫煙、ストレス、寒冷などが誘因となることが知られています。
このような症状がある場合は循環器内科を受診し精密検査を受けましょう。
◎「肩や顎・奥歯の痛み」
肩や顎・奥歯に痛みが生じている時、それは心筋梗塞・狭心症の放散痛かもしれません。
心臓の近くには、肩や顎・奥歯につながる神経が集まっているため、
心臓の血流が低下して痛みを感じると、肩や顎・奥歯の神経にも刺激が伝わり、
放散痛が出現すると考えられています。
心臓は左寄りにありますが、肩や顎の痛みは、左側だけでなく、右側でも起きることがあります。
動かしても痛くない肩こりや虫歯がないのに、
奥歯や顎が痛むようなときは、心筋梗塞や狭心症の放散痛かもしれません。
気になる症状があるときは、まずかかりつけの内科を受診し相談してみましょう。
☆心筋梗塞の主な原因
◎「冠動脈の動脈硬化」
冠動脈の動脈硬化とは、冠動脈の内側にコレステロールがたまり、
血管の中が狭くなる状態で、心筋梗塞の最も一般的な原因です。
コレステロールの塊であるプラークが、破裂すると血栓が形成され、
心臓に栄養を送る冠動脈に、この血栓が詰まると、心筋梗塞を起こします。
冠動脈の動脈硬化の主な原因は、生活習慣です。
生活習慣が原因となって発症する高血圧や糖尿病、脂質異常症も
動脈硬化を引き起こす原因となります。
◎「高血圧」
高血圧は心筋梗塞のリスク要因です。
血圧が長期間にわたって高い状態が続くと、血管壁にダメージを与え、
動脈硬化を促進します。
また、高血圧があると、心臓がより強く働かなければならないため、
心臓の負担を増大させ、心筋が厚くなります。
心筋が分厚くなると、心臓の血液を貯めておく部屋が小さくなり、
一回の拍動で押し出せる血液量が、減ってしまう可能性があります。
◎「糖尿病」
糖尿病は、特に血糖コントロールが不十分な状態が続いた場合に、
心筋梗塞のリスクを増加させます。
高血糖は血管を傷つけ、動脈内のプラーク形成を加速させる可能性があります。
また、糖尿病は心筋梗塞の他のリスク因子、例えば高血圧や脂質異常症と併発することがあります。
内臓脂肪型肥満に高血圧・空腹時高血糖・脂質異常症などが
組み合わさることをメタボリックシンドローム(通称:メタボ)と呼び、
メタボになると、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなるため注意が必要です。
◎「喫煙」
喫煙は心筋梗塞のリスクを増加させる要素になります。
タバコの煙に含まれる化学物質は、血管を収縮させ、血液を粘着性にし、
冠動脈のプラーク形成を促進します。
さらに、喫煙は血圧を一時的に上昇させるため、高血圧を悪化させることがあります。
◎「ストレス」
精神的・身体的ストレスは、心筋梗塞の発症に影響を与える要因の一つです。
生活習慣病が主な原因とされる心筋梗塞や脳梗塞ですが、
ストレスやうつ病との関連も指摘されており、
特にA型性格(まじめでテキパキと仕事をこなすタイプ)の人に、
心筋梗塞が多いという報告があります。
また、イスラエルでの研究では、警報やミサイル攻撃によるストレスが
心筋梗塞発症数の増加と関連していました。
ストレスが高まると、体はストレスホルモンを放出し、
これが心拍数や血圧の上昇につながることが、原因ではないかと考えられています。
☆すぐに病院へ行くべき「心筋梗塞の前兆」
◎「強い胸痛が続く場合は、循環器内科へ」
強い胸痛が続く場合、それは心筋梗塞の症状の可能性があります。
心筋梗塞の胸痛は、圧迫感、締め付け感、または焼けるような感覚として表れることが多く、
しばしば中央、または左側の胸に発生します。
このような症状が出た場合は、速やかに循環器内科を受診しましょう。
心筋梗塞は時間との戦いであり、早急な診断と治療が、
回復の見込みと患者の生存率を大幅に向上させます。
胸痛がある場合は、決して運転せず、救急車を呼ぶか、直接最寄りの病院の循環器内科か
救急外来へ周囲の人に連れて行ってもらいましょう。
☆受診・予防の目安となる「心筋梗塞」のセルフチェック
・胸痛
・胸の締め付け感がある場合
・動くと胸が苦しくなる場合
・肩や顎、奥歯に痛みを繰り返す場合
☆心筋梗塞の予防法
◎「バランスの良い食事」
心筋梗塞の予防には、塩分の摂取を控え、
動物性脂肪を避けたバランスの良い食事が大切です。
塩分は、血圧を上昇させるため、6グラム以下に抑えることが推奨されます。
動物性脂肪は動脈硬化を促進するため、魚を含むタンパク質源を選ぶと良いでしょう。
また、野菜や海藻を多く含む食事は、
ミネラルを豊富に摂取でき、高血圧を防ぐのに役立ちます。
ごはんの大盛りは避け、穀物の過剰な摂取による血糖値の急上昇を防ぐことも重要です。
◎「適度な運動」
動脈硬化の治療・予防として、早歩きやウォーキング、ジョギング、
水泳などの軽い有酸素運動を30分以上、週3~4回程度行うことが推奨されています。
日常生活での早足や大股での歩行、階段の利用は、無理なく続けられる有効な運動法です。
エスカレーターやエレベーターの代わりに、階段を利用する習慣をつけることで、
日々の身体活動量を増やすことができます。
◎「薬物療法」
既に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの診断を受けている場合、
医師の処方に従い、適切に薬を服用しましょう。
正常な血圧、血糖値、脂質の数値を維持することで、
動脈硬化を予防し、心筋梗塞発症を防ぐことができます。
◎「ストレスを避ける」
精神的、身体的ストレスは、心筋梗塞のリスクを増大させます。
十分な睡眠を取ること、散歩やヨガなど自分に合ったリラックス法を身につけること、
休暇を取ることなどにより、ストレスを軽減できます。
また、ストレスが原因で、不健康な生活習慣に走ることがあります。
暴飲暴食、喫煙量の増加など、ストレスがかかった時に
自分がしてしまう不健康な生活習慣に気付き、修正することが大切です。
☆「心筋梗塞の前兆」についてよくある質問
Q.足に心筋梗塞の前兆となる症状は現れますか?
豊島先生:
通常、心筋梗塞の前兆は、胸の痛みや不快感として現れることが多いですが、
症状は足にも現れることがあります。
足の症状としては、冷感やしびれ、痛み、
時には歩行時の足がつるなどの血流不足が示唆される徴候が挙げられます。
これらは心筋梗塞の直接的な前兆というよりは、
末梢動脈疾患などの循環器系全体の問題を示唆している可能性が高いです。
しかし、これらが心筋梗塞のリスクを高める状況の一部である可能性があるため、
こうした足の症状があれば、循環器内科への受診をおすすめします。
Q.左肩に心筋梗塞の前兆となる症状が現れる原因を教えてください。
豊島先生:
左肩に感じる痛みや不快感は、心筋梗塞の放散痛かもしれません。
これは、心臓が刺激を受けると、その痛みが肩や腕にある神経を通じて
左肩に放散するために生じます。
症状は、肩こりや筋肉痛と誤解されがちですが、
他の心筋梗塞の前兆と組み合わさっている場合、特に注意が必要です。
☆編集部まとめ
心筋梗塞は、予告なく突然に命を脅かす病気ですが、
前兆や注意すべき生活習慣について知ることで、予防や早期発見が可能です。
今回ご紹介した前兆を経験したことがある方は、
より健康的な生活習慣を意識して過ごしましょう。
定期健診でメタボの項目で引っかかったり、
心筋梗塞の前兆が何度も再発していたりするような場合は、循環器内科を受診し相談しましょう。
豊島 大貴 先生(医師)
昭和大学卒業。関東圏の総合病院で勤務。
専門は循環器内科・一般内科。心筋梗塞、狭心症、心不全、弁膜症、高血圧症、脂質異常症、
糖尿病などの患者さんの診察をしている。 ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。