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重要な不妊予防知識「卵子は老化する?!」

2012-02-14 21:24:51 | 日記

 今夜(2012年2月14日)のクローズアップ現代のテーマは、「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃

 卵子は女子が生まれながらに体内に持っていて、適齢期を過ぎると年齢と共に老化して受精が困難になってくる。20代より30代、30代より40代が不妊となる原因はそこに起因するという。驚きだった。

 昔、まだ大学生だった娘と偶然読んだ雑誌に、(体力からもキャリアプランから言っても、子供は早めに産める時に産んだ方がいい。育てる親も手伝う祖父母も若くて体力ある内に!)という先人の意見があり、なるほどと感心。お陰様で我が家の娘達は20代で結婚して、それぞれ20代でママになった。
 この放送をみて、娘達が素敵な婿さんに巡り会え無事子供に恵まれた幸運を、心から感謝した。

 これも偶然見たフジテレビの「野田聖子 わが子との411日」で、政治家野田聖子が長い不妊治療の後に50歳でやっと子供を授かるが、その子が障害を負って生まれ、チューブだらけで苦しんでいる姿が映し出された。
 この番組は、「高齢出産への警鐘」そのものと感じられた。

 期せずして、昨日「38歳の客室乗務員が5ヶ月の長男殺害」というニュースも流れた。
 夫は単身赴任中。高齢で出産して身体への負担も重くマタニティーブルーになり、衝動的に起こした事故なのだろうか・・・。
 でも、実父・実母と暮らしていたというのだから孤独とはいえず、60歳代の親ということは十分に育児を手伝ってくれたろうに、と思われ何ともやりきれない気分になった。

 不妊治療は高額で経済的に負担となるだけでなく、とてもつらい治療だと聞く。そのつらい治療で疲れきった身体でやっと妊娠・出産。しかし、育児は予想以上に大変。

 でも、そもそもそんな出産、不自然でおかしいんじゃないかな!

 花が自然に花を咲かせ、虫を呼んで受粉して実ができるように、人間も美しくなり恋をする時期になったら、好きな相手を見つけ出して結ばれ子供をもうければ、不妊を嘆いたりする必要などないではないか。

 求める幸せを間違えない人生を、みんなに送ってほしい。

 番組で、「これまでの性教育では、避妊とかは覚えても、卵子の老化は教えられてこなかった」という人がいた。
 ちょっと目を向ければ、蝶は寄り添い、ツバメは巣をつくり、自然は実を結び、自然な生き方を教えているのに。そこには、お金がないから巣をつくれない、他に何かをしたいから今は一緒にいられない、なんてことは存在しない。

 都会の狭いマンションのベランダでも、植物に蝶はやって来て、花は実をつける。日は毎日昇ってきて、沈んでいきながら、人生の昇りと下りがあること。そして、消え去っていくことを毎日私たちに教えている。

 去っていく生きるもののなすべきこと。それがわからない人生では、なんの意味があろうか。
 ここまで妊娠の話を書いたからといって、子孫を残すことに拘っているわけではない。
 勿論、命をつないでいくのは生物にとっては第1の課題だから上のように書いたが、子供という実を結べないなら不妊治療をしてまで子供にこだわることはない。
 素敵で大事な何かを、この世に残していける人生を送りたいと思うのだ。

 
コメント
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