felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2013年11月の惑星

2013-11-01 09:02:49 | 惑星・天体ニュース
  10月は、前半は順調に晴れていたのに、台風が来たり、曇りが続いたりで、あまり星や月や楽しめませんでした。さあ、11月はどんなでしょう。

  水星: 11月初めには太陽と重なって見えませんが、中旬には朝でお目見え。18日前後の夜明け前の東空なら、どうにかみつかるかもしれません。

  金星:夕方の西の空にいます。結構南に近いところですよ。天気がよければダイヤのように燦然と輝いて見えます。早めに帰宅する時の南西の低めの空や、夕陽が落ちるのを眺めたビルの窓から、夜7時前に空を見る余裕のあった時は、是非探してみて下さい。晴れていたら、すぐ見つかりますよ。

  火星:夜明け前の東空、春の星座しし座のそばにいます。実は、アイソン彗星がだんだんアマチュア観察者にも望遠鏡でみられるようになってきています。国立天文台のアイソン彗星のサイトの下の方、「アイソン彗星のうごき(11月)」未明の空の様子が、火星や水星の動きも含めて分かるようになっています。
 彗星は、ケプラーの法則に従って、太陽に近くなって加速度がついてきました。火星を置いてどんどん太陽の方に急速に走り出したって感じです。12月上旬には、アイソンが早朝の東空に大きな尾を引いて驚かせ楽しませてくれるでしょうか? アイソン彗星については、上記の国立天文台のアイソン彗星の説明が、動画もついていてわかりやすかったです。

  木星:夜更けにはもう冬の星座のふたご座と一緒に姿を現してします。あわてなくても、これから冬になると厭というほど見られるのですけれど~。

  土星:太陽の位置に近いところにいてみられません。先ほどの「アイソン彗星のうごき(11月)」にも出ていますが、水星より低い位置ですので、ちょっと難しい。だんだん見やすくなってくるので、12月以降にアイソン彗星と一緒に楽しむことにしましょう。

 ということで、11月は「待ちの11月」。アイソン彗星の動向をフォローしつつ、双眼鏡を手に入れて待つことにしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする