今日の1曲目はボサノバ練習曲「ジンジージマイス」私は全然気づかなかったのですが、これ、「ジンジ」という曲と「ジマイス」という曲が混ざっているみたいと、先生。「ジンジ」は知っていて、弾いていてジンジの途中 曲の雰囲気が変わるのはアレンジか、アドリブと思っていました。
というくらい、途中でコロコロ曲の音どり、調べの変わるややこしい曲でしたが、下手なところは下手なままで突撃。パズルというか、ゲームのように、困難を潜り抜けて完走。とりあえず、チャレンジ精神を買ってもらったところで、終了(笑)
2曲目は、先週に続いて2回目の”Unknown Saga" 、先生の曲です。イントロとAと最後のCは似ていて、Bのところが、メロディーを抑えながら、飾りをつけて弾いていく難関。特にBの後半でオクターブの和音を抑えつつ小指で弾くメロディーが耳に残っていくようにしないといけない。
前回、そこを集中練習して、全般はどうにかメロディーがわかるようになってきました。返って油断がでて、安全な部分でこすったり、かすったり、ゆらいだり・・・思うように弾けませんでしたが、「前回よりは、よくなっていますよ」と、先生はいつもながら優しい。
Bの後半のオクターブが苦しくて間違えないことに気が行き過ぎるのでオクターブをあきらめて、下の音を落として上の方の音だけにしてみたら・・・と弾き直してみたら、「そこがこの曲のいいところなのに、重層(重奏)感がなくなる」と先生。仕方ありません、練習あるのみで次回再挑戦へ。
「そうだ、このCのとこのアドリブは、もう定番になっていつも弾く弾き方があるから、それを書き加えておこうか~」と先生が、アドリブを書き込んでくれた。今日の先生サービスがいいですねぇ。
3曲目。これは前回いただいたばかりの先生のアレンジしたカーペンターズの曲”Raindays and MOndays"。
この曲、よく知っている曲なので、難しそうでしたが予想よりすぐにそれらしく弾けるようになりました。ところが、1回動画に吹き込んでみたら、自分の弾き方ではどうもおかしい。楽譜を見直して、真剣に音を確認すると、例の一つずつ音を先取りして拍の頭の前で弾いてタイで伸ばすタイプの曲なのに気づきました。やり直してみたら、それがほぼABDEの7割。気を緩めると拍の頭に音があってしまうので、気を緩められません。
そうかと思うと、しっかり待って2拍目で一緒に出る個所があったり、まあ意地悪。落とし穴がいっぱい。
でも、先生曰く「これは、僕のせいじゃないですよ。オリジナルがそうだったんで、たぶん歌詞の言いまわしでそうなったんじゃないのかなぁ」
先生はいとも楽しく弾くけれど、こちらは神経を使いまくってへとへとです。カラーペンを駆使しして自分に注意喚起。
楽しいけれど、苦しい曲です。Cのアドリブ部分だけが、気ままに自由にホッとできるところ。アドリブの格段の2小節目のC7♭5の音が何ともいい気持ち。
とりあえず、間違いがないことが確かめられたので、次回は自信を持って練習してきます。
そういえば、F/C, Am/C, B♭/C, A7/C# をどう弾くか質問したら、左はもちろんC音から、F,Am,B♭,A7は、前のコードにない音を生かして右手で弾いてほしいと書いている。Fでファ、Amではミ、B♭ではレ、A7ではレ♭という。そうやって、コードから意図を汲み取らないといけなかったんですね。
楽しいレッスンに今日も感謝。 先生、迷演奏に耐えてくださって、今日もありがとうございましたっ。
先生の家の庭にはザクロが今年もたくさんなっていて、先生が採らないから大きな口を開けて笑っていました。
これで、先生に習い始めてちょうど3年がたちます。音感はだいぶついてきたように思いますが、弾くのはなかなか大変。
でも、まずは音感、耳を養い、そして練習!練習!練習!です。
ご近所の皆様、まだまだ雑音に我慢していただかないといけなそうです。よろしくお願いいたします。
そうそう、今回は先生が私がギブアップした3拍で音どりする”Trouvador"の絶望的であきらめたところを、譜起こししてくださっていました。
模範演奏もしてくださって。でも、これでできるようになる???不安を抱えながらの大きな宿題をいただいてきてしまいました。さあ、どうなる。