天満敦子さんのコンサート後、満月を見つけました。

　今日は天気は良かったけれど、風が吹いて寒かったですね。
　天満敦子さんの無伴奏コンサートを友人と聞いてきました。
　
　「２８年連れ添ってきた旦那（ストラディヴァリウス）が、フリルがたくさんついていた音を削ぎ落とそうと言ってきて～だんだん音がシンプルになってきた」とご本人の語るように、ずっと以前聞いた時の印象とは違っていました。

　　よくよく調べたら、１９９６年１月２６日スロバキアフィルハーモニックゾリステンとの共演で聞いたのでした。それって、２０年前！！！そんな前の音を覚えているとは言い難いですが、昔の方が強烈なインパクトをうけて、「才能がある人だなぁ～」と感服した記憶が残っていました。

　　ヴァイオリンの音に耳を傾注しましたが、正直言って最前列の席で聞いたこともあって、天満さんが私のために目の前で弾いてくれたという近しさを感じながら、胸に沁みる音楽もありました。が、正直言って近すぎてヴァイオリンの発する弦以外の音も聞こえてきたり、昔のような強いインパクトがなかった。　やはり、無伴奏でない方がいい。せめてピアノと一緒に演奏すれば、弦以外の音に意識が行ってしまわずに楽しめたのではないかと・・・やや不満の残るコンサートでした。無伴奏の演奏がyoutubeにアップされていました（ココから聞けます）。私の大好きなガトーフェスタハラダというラスクの店の提供の演奏のようです。

　　帰りの電車で、（そろそろ月が出ているか）とドアのところで外を眺めたら、満月が予想より高めのところにもう上っていました。
　　
　　

　「お月様、こんばんは～。今日は寒いねぇ。お星さまの友達もそばにいるのね」
　「今日は、賑やかでしょ。満月のお祭りよ」

　今日は、慌てなくても逃げ隠れせず、ず～～～っと私たちが見たいときには空にいる月があいさつを送ってくれそうなお月様です。
　ちょっと外を覗いて、挨拶ぐらいしてあげてくださいね。

　そういえば、今日は琴奨菊が初優勝したそうで、日本人の場所優勝は大関栃東の優勝以来１０年ぶりだとか。
　天満さんのコンサートが２０年前、日本人の場所優勝が１０年ぶり。なんだか、時の単位が今日は凄いなぁ～（笑）