我が家の掃除機はこれまでダイソンのサイクロン式の掃除機でした。
これについてはいろいろ騒動がありました。
主人がある日突然買ってきたものだったんです。
私は自分で掃除機を買うならダイソンだけは買わないと思っていました。だから、私に相談もなく突然ダイソンを数量限定で安く売っていたからと買ってきた主人に大ブーイング。
主人にとっては、洋服も入れている備え付け収納の下に置いていたこれまでの掃除機が、柄が長くて自分の洋服にその柄があたるのが気に入らなかったらしく。ダイソンのは、柄が伸び縮みでき柄がコンパクトに収納でき、自分の洋服に当たらなくなるところが買うきっかけになっていたようでした。それまで、ひとこともそんな不満を私には漏らしていなかったのに。
私のダイソン嫌いはどこから来たか?
宣伝が嫌い、うるさいのが嫌い、重いのも嫌い、値段が高いのも嫌い。本当にずっとずっと毛嫌いしていて、ダイソンを買う選択肢なんて私には絶対ありえませんでした。
主人は軽い気持ちで喜ばせるつもりで、大ブーイングがでるとは予想もしなかったようです。
私が、「掃除機は私が使うモノなのに勝手に相談なく買ってきたのだから、これから掃除はあなたがしてね」と言っても聞かぬふり。
掃除もせず、勝手に買ってきたのを謝りもせず、(買ってあげたのに、感謝しない方がおかしい)と思っている様子の主人に、さらに腹がったったのでした。
私が目の手術をするので入院している間に長男が家にくると聞いた時に、「それならあのあなたが買ったダイソンの掃除機で部屋をきれいにして迎えてあげてね」と伝えたら、主人はイヤミと思ったのか、その時も掃除は拭き掃除で済ませた由。結局買ってきて以来、主人はそのダイソンの掃除機に指1本も触れず仕舞い。
紙交換が要らないとはいえ、ゴミが溜まると見えるので掃除をすると、紙パック式と違ってゴミを取り出す時どうしてもゴミを自分が吸い込む気もして、掃除も目詰まりしそうな所を取り除かねばならず、面倒!!! 紙交換の費用がいらないだけが長所。ゴミの吸収力はよいと言われていますが、本当に好きになれない掃除機であり続けました。
という訳で、ダイソンの重たい掃除機を扱う度に忌々しく、掃除嫌いの私がさらに掃除が嫌いになっていました。
と、この掃除機は私たち夫婦の癌になっていました(笑)
長年この家の厄介者として存在したこの掃除機をお払い箱にする日がとうとうやってきました!
ホースが1部が曲がって捻じれやすくなり、さらにイライラ度アップしたところで、部品交換の意志は全くゼロの私。
掃除機の買い替え相談。4年は使ったのでもういいだろうとホースの不具合を訴え買い替えOKを取り付けました。
とうとう主人も折れず、私も折れず。許しという和解の道ではなく、不愉快の原因そのものを苦節4年にして消滅させることになりました。
電気屋へいざ出陣!
いろいろなタイプがありました。いつの間にか、電化製品とは進化をいつも遂げているものです。
お店が空いていたこともあり、若い女性の定員が丁寧にサイクロン式、紙パック式などの特徴などを説明してくれ、いろいろ実際に使ってみながら検討。
自走式掃除機なるものまであって、使うとトロイおばさんは引っ張られてしまいそう。
サイクロン式でも小さくて軽いものが結構あって、日立のはティッシュを挟んで掃除。ゴミとりは手を汚さずに面白い機械仕掛けでティッシュごと飛び出すようになっているのもちょっと気に入りました。
でも、選んだのはこの掃除機でした。
紙パック式。ゴミが溜まったかどうかが外から目で見えるのもいい。
軽い。柄もワンタッチで伸び縮みします。
先端のブラシが必要な時には回転させられるので、パワーもありそう。
値段も手ごろ。
災いの種をまずはひとつ除去して、けんかの種を消しました。
さあ、今年はどんな年になるのでしょう。
災いの種はひとつずつ消して、いい年にしたいと思っています。
皆様の家に災いの種はありませんか。お金で済むこと、謝って済むことなら、何か1歩誰かが進めて、今年を明るい年にしてみませんか(笑)
*犬も食わない夫婦喧嘩の話を最後まで読んでくださった方に心から感謝を申し上げます。