月は夜愉しむモノと思っている方もあると思いますが、満月を過ぎて数日も経つと、月の上って来る時間は遅くなります。
だんだん、夜更かししていても建物の上に出て来てくれず、お月見ができなくなってしまいます。
まして、今は月齢22・8.下弦の月を過ぎてしまったところ。上ってくる時間は夜中過ぎ。
では、どうするか?
今は、月を愉しむには朝がいいのです!!!
だんだん、太陽のそばに月がくるので、見づらくなってきますが、今はまだ下弦から2日目。しっかり大きさのある月が、朝寝坊の私にも見つけられました。
ねっ、結構しっかり見えるでしょう?
西に沈んで行く前のお月様。木の枝の上にまだ元気に青空を旅している途中といった趣で、私を待っていてくれました。
「おはよう! 待っていてくれてありがとう」
「寝坊だなぁ。天気がよくなければ、逢えなかったよ」
「だから、ベランダからは見えないから、西空がよく見えるここ(駐車場)に逢いにちゃんと来たんだよ~」
「ここなら、僕が沈む11:57まで見えるかな???」(笑)
「いや~、それは無理かもしれない。だって、地平線にはお邪魔する木やたちこめる雲とかがいるからね」
この駐車場には横に小川が流れていて、奥は湿地で葦が生えているような広大な荒地になっています。
小鳥たちも元気な声を響かせていました。
声のいる方を探したら、シジュウカラがこっちを向いていました。
小川を覗くと、ハクセキレイもいましたよ。
ムクドリもスズメも、みんなこういう場所が大好きで、飛び回っていました。
今日もいい1日になりそうです。
明日からは、月が細くなってきて太陽に近づくので、少し早起きし始めないと、月が太陽の眩しさで見づらくなってきます。
新月の前には、太陽が昇る日の出の前に起きないと、お月様がみられなくなります。
あなたも、早起きの方なら、朝のお月見を最後まで愉しんでみませんか?
どこにお月様を探したらいいかは、国立天文台の「今日のほしぞら」を参考にしてみて下さいね。