まずは、「ステップアップ・ジャズピアノ」の教本から、新曲”Gorgia On My Mind"。聞けば、どなたもご存じの曲です。今回の編曲は極めて素直で、ひっかかりそうな箇所が少なく、ほぼ間違いなく弾けるはずでした(笑)。ところが、用心してゆっくりめにスタートしたら、合間にふと要らぬことを考えてしまい集中が切れて、間違えてしまい、簡単なわりにはちゃんと弾けず、ちょっとがっかり。でも、先生も「これは易しいアレンジでしたね」といって、あっさり終了。
そして、2曲目は、1曲目とうって変わって前回も挑戦した難曲にチャレンジ。”「ステップアップ・ジャズピアノ」の教本にもTendary"があるのですが、前にやっていた同じ藤井英一さんのですが、難アレンジの”Jazz standard special 2”の方を再度練習してきたものを弾きました。前回のヨタヨタから、練習の成果でナヨナヨ位にどうにか繋げて苦しみながらも弾いてみました。
先生も、あいかわらずの聞き苦しさに、私の努力は認めて下さりながら、どこからコメントしていいか分からないご様子(苦笑)。
そこで、まず、このアレンジで多用されているアルペジオの弾き方について質問。下のが、アルペジオですが、このアルペジオが今回のアレンジでは左に多用されていて、しかも、間があいた和音でのアルペジをが多くて、なめらなかに弾けなかったのです。
「例えば、この左下の ファミラ が弾きづらくて、右手も和音だし・・・」とお知恵を拝借してみました。
すると、カットするなら、左のラ♭はカットしてもいいけれど、ファラはしっかり出して、右の和音とファをちゃんと一緒にだすようにとアドバイスを受けました。
なるほど、なるほど・・・音として、曲の流れで大事にするのはどの音か取捨選択して楽に弾く弾き方、ちょっとわかりました。
頑張って正しく譜面通りに弾くより、雰囲気を大切にして、ちょっとごまかすこと、ごまかし方も含め、学びました。
そして、最後は先生アレンジの”Dancing Queen”。実は前回、最初のイントロ部分はルバートでもっと息を継ぐような箇所では間をとって、何カ所か纏まりで分かれるところで、「ひと呼吸してみて・・・まだ、もう少し。ここも、間をあけて・・・最後はフェルマータがついているので、更にゆったり」という具合に指摘を受けていました。そこで、家でけっこう弾き直してみたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
「うまくいかないんです」といいつつ弾いてみると。「それは、速く弾きすぎているからですよ。もっとゆっくり~~」とのことで、さらにゆっくりにして弾き直すと、ちょっとよくなったような。
そして、もう一つ、前回の大問題で、Aに入ってから、♩Dancing Queen と歌うところ「しっかりリズムを間違えないように」と指摘をうけて、間違えているリズムを何回も確認して弾きながらも、その実 最後まで半信半疑で、わかりづらかった部分の確認。これが相変わらずたいへんでした。
ABBAのyoutubeを見て、かなり修正して頑張りましたが、その部分はまあまあ修正が効いたようなのですが、先生が、でも、「譜のそこだけの問題じゃなくて、他のところも不安定で怪しげでしたよ」と言って、私の間違ったリズムと同じリズムの箇所が、「ほらほら、ここも、ここも」と、私が予想していた3倍もそのリズムが使われていることを気づかされました。
あらあら、ずいぶんいい加減に私が弾いていた事が判明しました。ガ~~~~ン。まったく無自覚でした。
音楽って、気持ちよくこの歌を聞き慣れているつもりが、私一人で気持ちよく歌ったり弾いてみても、客観的には「音痴でリズムを平気で崩していた」ということがあるようです。
いかにも単純な曲なのに。がっくり。無自覚だっただけに、ショックは大きかったですが、でも、間違いでは仕方ありません。
弾き方が間違っていた箇所をマークをつけて、すべて次回には注意をして弾く練習をすることにしました。
「先生、頑張って次までに修正してきますので、次のレッスンでは他のアレンジ曲の譜をお願いしま~~~す」と「ニンジン」のご褒美のお願いをすることに。すると、「そうですねぇ~、同じ曲ばかりやってもね」と先生が同意してくださったので、「次でだめなら、キッと練習しても、それ以上は無理だと思うので、よろしくお願いいたします」とさらにいい加え、先生に次回の新譜の「ニンジン」の約束を取り付けてしまいました。上手くいったぁ(!) えさをぶら下げていただいたので、もう少し頑張ってみま~~~す。