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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

仙台市天文台の「星よりも、遠くへ」を見ました

2023-03-11 19:49:45 | 知ろう福島のこと

  今日は、東日本大震災・福島原発事故から12年目の日でした。ちょうど時間もよかったので、近くのプラネタリウムで毎年震災の前後に無料投影される番組を見に行きました。

  仙台市天文台により、震災の象徴にもなっていた星空を被災者の手記とともに残し、伝えていく取り組みとして作られ、2012年3月に公開されたプラネタリウム番組「星空とともに」。2014年以降は、全国のプラネタリウム施設にも投映が広がり、反響を呼びました。

  今日私がみたのは、震災から時が過ぎ、被災地の状況や被災者の気持ちが変化する中で、第一章では伝えきれなかった星空について、2018年に「星空とともに」の第二章として作られた「星よりも、遠くへ」でした。こちらは、クラウドファンディングによって制作資金を集めて誕生した作品とのこと。多くの人にその星空をみて、震災や自然と向き合うきっかけとしてもらいたいという気持ちが胸に響く作品でした。

       

  3月11日を過ぎると投映するプラネタリウムが少なくなりますが、ココで投映館の情報が見られます。まだ、栃木とか佐世保とか、見られる所もあるようなので、確認してみて下さい。

  この投映を見逃して残念に思った方は、偶然 私が見つけたyoutube のココの動画をご覧になってみて下さい。この番組を作った仙台天文台の方の話やエピソードが聞ける動画がありました。「全国一斉フライングプラネタリウム#26  星空とともに―震災の日の星空

  このyoutube動画は1時間以上と長いですが、見られなかった方には、同じ思いを受け取れます。

     

     さて、 ここからは、今度は福島原発事故についてです。

  これもyoutube なのですが、こちらは短いです。16分16秒で見られる国会でのれいわ新選組の質疑の動画です。 迫力があって、聞いてて気持ちがいいほどです。この人を国会に送ってくれた選挙民の方にお礼をいいたいです。

【談合か!?】山本太郎「これを国民に隠すなんて…」原発問題、原子力規制委員会の闇【れいわ新選組/切り抜き】

  

  原発の運転期間を60年超えの老朽原発にも許そうとする政府に対して、腰砕けで異論が上がる中で、それを多数決で決めてお終いにしてしまった原子力規制委員の山中委員長への追求です。その問題について知らない方は、下の新聞記事を2つ読んでからみると、理解しやすいと思いますので、一部を転載させてもらいました。 すでにご存じの方は、とにかく動画を見て下さい。

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  原発の運転期間を原則40年、最長60年とする「40年ルール」を改め60年超の運転を可能にする新規制制度を盛り込んだ原子炉等規制法(炉規法)の改正案について、原子力規制委員会は13日、多数決で5人の委員のうち4人が賛成、1人が反対し賛成多数で了承した。重要な決定事項で意見が一致しないのは異例。賛成委員からも「60年超(の審査)をどうするかが後回しで違和感を覚える」と拙速な決定を指摘する意見が出た。

 40年ルールは、2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受け、12年に炉規法で定められた。ただ、規制委は20年7月、運転期間について「原子力の利用のあり方に関する政策判断にほかならず、規制委が意見を述べるべき事柄ではない」と関与しないとの見解を示していた。

 規制委はこの見解を基に法改正の議論を進めてきたが、石渡明(いしわたりあきら)委員は「規制委の全体の意思として決定したものではなく、炉規法から40年ルールをなくしてもよいという議論にはならない」と根本から否定。「積極的に炉規法を変える必要はない」などとして改正に反対した。 (毎日新聞のWebから転載。詳細はココからオリジナル記事を読めます)

 この後、全会一致で結論を出すのが原則だったので、再議論が始まったのですが、その後は東京新聞の「法案の締め切りがあるので仕方ない」と山中伸介委員長 原発60年超稼働の結論を急いだ原子力規制委に詳細が語られているように、

 最終的な採決で賛否を問われた石渡明委員は、淡々とした表情であらためて「ノー」を突きつけた。傍聴席からは「原発やめて」などと怒声が飛び交う中での強行採決となった。石渡委員は、審査による停止期間を運転年数から除外する政府方針が、審査が長期化した原発の延命策につながることに対し「審査する側として耐えられない」と吐露。

 賛成した委員からも疑問の声は上がった。杉山智之委員は「締め切りを守らなければいけないように、せかされて議論してきた。われわれは独立した機関であり、じっくり議論するべきだった」と指摘。伴信彦委員は、60年超の原発の審査について詳細が決まっていない段階での決定に対し「制度論ばかりが先行し、60年超をどう規制するのかが後回しになっていることに違和感がある」と懸念を示した 

 臨時会後の記者会見で、性急さを問われた山中伸介委員長は「法案のデッドライン(締め切り)があるので仕方ない」と釈明した。

  山本太郎のような言葉に力をもつ議員を国会にたくさん送らないと!と思いました。

  他の野党も、「国会議員は、みな国民の代表なのです」から、自覚をもってオカシイことはどんどんきびしく政府の間違いを追求し、暴走を食い止めるあらゆる努力をしてもらいたいです。

  そして、選挙民は、「議席数さえひとたび多数を獲得してしまえば、こっちのもの。異論がでようが、後は自分たちのやりたい放題」という非民主主義的な政権にもう議席を与えないようにしましょう。

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昨日、久しぶりのダブルお月見

2023-03-11 11:27:56 | 惑星・天体ニュース

   昨朝は、ちょっとショボイ写真になりますが、久しぶりに未明にぼんやりですがお月様を見つけました。

  

     薄雲が空全体を覆っていて、星はひとつも見えず、月だけが「ここにいるよ~、ちゃんと見守っているよぉ~」と優しく声をかけてくれました。「いつも、私に力をくれて有り難う」

     そして、これは真夜中だったので、この後寝ました。お陰で朝は寝坊。月の入りは7:19だったので、西空を一応はみてみましたが、天気はまずまずでしたが、月の姿は見つけられませんでした。

     そんな月がまた見えるようになる月の出の時間は20:22。さあて、見られるかな?

      

      まだかな~と心配しつつ東空を見に行くと・・・講演の木の上に黄色い月が昇ってきていました。「やった~!」

    でも、垂れ込めた雲が上で待ち構えていました。「しっかり月を撮りたいのにぃ~、邪魔をしないでぇ」との私の頼みも聞かずに、雲がどんどん月に覆い被さってしまい、一瞬のお月様との出会いでした。朝も、ぼんやり、夜もこれでは~~~と残念に思いました。

    ところが、WBCなどもすっかり快勝ムードになり、安心して外を覗いてみると、お月様が晴れ晴れした顔で、姿を現してくれていました。

    

     日本野球強いです。大谷、ダルビッシュ、ヌートバー、村上、佐々木の5選手に注目が集まる中、残りの選手の素晴らしさも光った。

    光ったで思い出しましたが、最接近で話題になった「夕空の金星と木星」、もう忘れていませんか?私は、忘れていませんよ~。

     

     暮れてきた頃に南西の空をみると、少しずつ距離を開けてきた金星(上)と木星がきれいに見られました。木星は地平線に近くなり金星より光が弱く見えづらくなっていますが、それでもまだ肉眼で見つけられます。探して楽しんでみて下さいね。

     木星が本当に見られなくなったら、「木星と金星・物語」のようにして、木星と金星が近づいて、位置を交換して、段々離れていった様子を一覧にしてみるのも楽しそうですね。

     1日に2回の「ダブルお月見」。実は、今朝も月を撮ることができたので、今日の夜もお月見ができれば、連続の「ダブルお月見」ができそうです。   

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