今日も、月はどこかと思ったら、グッと天頂近くを見上げたところにいました。
18:18。 まだ、明るい空の上の方に見えた月は、星ひとつ、雲ひとつない空で、白い半月姿を浮かばせて微笑んでいました。
表情を撮るためにズームしていくと、同じ時間なのに、こんな写真になりました。
もうちょっとで半月になるお月様です。さあ、これからはだんだん西の地平線に向かって下がって行きますから、見る人も多くなるかな? いやいや、見やすい高さになるのは、夜の10時とか11時。今度はみんなが家に入っている頃、子どもなら寝てしまっている時間になります。 お月見をしようと思う方は、ちゃんと天頂の方もチェックしないと今は見つからないので、ご注意を!
さて、万博がもうあと1年ということで、テレビが賑やかに、あの変なキャラクターの映像を流したり、万博話題になっていますが、スポンサーが絡んだりしていないところでは、客観的なコメントが聞けるかもしれません。東洋経済のサイトを覗いてみました。
すると・・・
「参加国から不満も「大阪万博」で見えた日本の問題日本には万博を開催する余裕はすでにない」というタイトルで、下記のような文が掲載されていました(抜粋しました)
スマートフォンであらゆる発見がワンタッチでできる時代、ほとんどの大都市は万博にもう存在意義がないと考えている。経済的にも、万博における二酸化炭素排出量的にも、日本には主催する余裕などないのだ。万博は、大阪で初めて万博が開催された1970年に若かった人々にとっての「夢よもう一度」でしかない。
海外の(万博)参加国は、日本の官僚主義の非効率さに唖然とする。「建設許可を取るのに3カ月も4カ月もかかる。迅速に進める方法がとにかく必要だ」と、プロジェクト管理会社SPIの創設者であるディートマー・カウシュティッツ氏は話す。
さらに別のプロジェクトマネジャーも、「建設が認可されるには4つの許可が必要だが、すべて日本語で当局からの助けは何もない。その過程で多くの国が迷子になった」と語る。
メキシコとエストニアが万博からの撤退したのが明らかになると、自見英子万博担当相は5カ国が参加したと反論した。デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデンで、これらの国々は単独ではなく、共同で北欧パビリオンを出す予定だ。
ベテランのロビイストは、「日本は戦争に負けるとわかっていながら真珠湾を爆撃した。勝つためではなく、ベストを尽くすためだった。今回も同様のことが起きている。止めるべきだとわかっていても、誰も中止の責任を取る勇気がない」。
跡地をIR事業に利用しようという下心から辞めない、辞められない?なんて勘ぐっていますが、私は反対です。特に、IRというのに反対です。通訳の水原さんが示してくれているように、よさそうな人も、こんな風に堕落させてしまう賭け事。濡れ手に粟なんて生き方を政府が後押しして進めるなんてトンデモナイと思いませんか。