今日は、晴れてはいたが、雲が多く、月を見せてもらえなかった。でも、こんな可愛いものをみつけた。
栗だ。長いブラシのような雄花が木を白く覆い尽くしていた栗の木の様子が、今日はちょっと変わっていた。
まずは、半月前の雄花の賑やかな様子から。
白いフワフワなブラシが木を覆い尽くしていた。この時点では、雄花が目立っていて、雌花を見つけるにはちょっと苦労がいった。
でも、目を凝らして探すと、ほら、雄花の向こうに小さな白い花をつけた雌花がそっと咲いていた。
そして、今日は・・・
白いフワフワな雄花は枯れて、あの賑わいが失われていたが・・・
よ~~~~く観察してみると、緑の小さなイガの丸い栗があちこちに育っていた。
白い花がまだ誇らしげに咲きながら、その下に栗のイガらしいトゲトゲがしっかり姿を見せていた。
「私の大事な実を採ったらダメよ」と、子どもを守る母親のような逞しさも感じられる雌花たち、「頑張っているネッ!」と、声をかけたくなった。ほら、奥にも2つ並んでいる雌花が見える。
これから、長い夏の間、この緑の葉っぱたちがいっぱい太陽から栄養を受け取って、栗を育てていくんだな。楽しみに秋まで見守っていこう。