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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン18

2013-10-12 19:47:51 | ピアノ

前回に続いて弾く " On the Horizen"。今度はアドリブ部分をつけて~と言われましたが、この曲のアドリブは、先生のアドリブしかありえないといった感じに先生のCDのアドリブがカッコいい。
 そこで、完全に自分で音符化。完全と言っても、聞き取りできなかった最後の2フレーズ位は諦めてオミット。どうにか途中で終わるように辻褄は合わせて1枚の楽譜に仕立てて臨みました。

 この前、いたずらに弾いて先生に見せた時は、ウナギが這いずっている音符の丸部分がうねうねしている楽譜になっていないものだったのですが、頑張って楽譜化。

 先生が、その自作アドリブ楽譜を面白がって、私が弾いている後ろから覗いて笑っているのやら感心して下さっているのやら、緊張して間違えちゃいました。
 でも、どうにか最後までそれなりに弾けました。「先生、この楽譜を見て笑ってましたか?」「いやいや、よく書けていますよ。でも、ここは譜の通りには弾けてなかったですね」

 ご指摘の箇所を弾き直したら・・・なんと「これで、もういいんじゃないかな~」という先生のお言葉頂きました。やった~!

 楽譜の努力が功を奏したようでした。
 ついでに、「左の小指で低音を押さえ続けずに楽譜通り短くすべきなのですか?」と質問すると、「これは楽譜で全音符で書いてもよかったところですから、その音をそのまま押さえて響かせておくくらいでOKです」とのこと。気が付いた時は、もう習慣になってしまって修正効かないと思い、どうなるかと思っていましたが、大丈夫でした。

 そして、次は2曲目。
 前回頂いた新曲”Hymn to the blue Planet”へ。
 
 これは、音符がびっしり。特にアドリブを書いたところは、超びっしり。
 どうなることかと弾く前は心配したものの、弾いてみるとうまくハマると快感!
 意外と面白く、どの音とどの音が同時に打つところか、徹底分析して線で結んだりして対処しました。
 先生が再度、今度はその細かい縦線の入った楽譜に目を丸くしました。
 そして、わたしの苦闘跡に・・・労(ねぎら)いか、呆れてかひと言「凄いですね~」。

 まずは、アドリブ抜きで弾いてみることに。
 結果は、「いいんじゃないですか~。アドリブ入れて弾いてみましょう」
 アドリブを入れて弾くと、「いいんじゃないですか~、よく弾けていますよ」

 努力が認められました。確かに、この曲は今回弾きまくりました。でも、弾いても弾いても飽きない、何かとても味わいというか、毎回気分が楽しくなるような曲でした。

 「何か、弾いていてクイズを解いているみたいで、嵌りました。この曲は、何か右手と左手で語り合っているみたいで、気に入りました~」と話すと、そうですか~といいつつ、1回でOKがでちゃいました!!!! 快挙!!!
 2曲共に、OKがでてしまいました。

 「では、前回ちょっと弾いてくださった"Remembrance"を下さい!」とお願いしたら・・・アレアレ、先生がいくら探しても楽譜が出てこず。
 結局5枚にもわたる長い"Stargazer"を1曲。「これは弾きごたえがあるから1曲でも大変ですよ」と言いながら下さいました。

 "Stargazer"
 何と私向きの題名なんでしょう!
 でも、私は"Moongazer"って感じですかね。
 来た時に、今日出ている上弦前の月を先生に指さして教えたばかりの私がいうと、先生は「・・・」。
 そう、先生はまだ私の月コメントに反応がイマイチなんです。
 その内、興味を示してくれることを祈りつつ、言葉が床に落ちるのを眺めました(笑)

 さて、5枚を横につなげた壮大な楽譜を先生が作成してくださり、模範演奏へ。
 5枚となると、ピアノの楽譜置き場で片方はダラリと下がります(笑)。先生が、3枚目に行ったあたりで、楽譜をずらすと、左がダラリ~(笑)。アワアワしていると、早くもダカーポで戻って、またアワアワ。慌ててずらし~~~と面白いことになりました。

 これも、"Hymn to the blue Planet"と同じでアドリブが3枚分楽譜になっていますが、音とりが極めて難しそうな、それでいて軽快な音楽です。左手が "Harvest time"みたいで、慣れるまでずれまくりでおかしくなりそうですが、面白そう!

 そういえば、これで渡辺先生に習い始めて私も1年が経ちました。
 最初は先生が手拍子でカウント。メトロノームの刑執行と、基本、基本、基本に明け暮れましたが、自分でいうのもなんですが、音楽的にちょっとマシになって来た気がします。

 ブラジルの音楽院の先生に「指の間から、音楽が逃げて行っている」と称された私のピアノも、どうにか掌中に少しずつ収まって来たみたいです。

 先生の曲も数えればこれで11曲目。ますます面白くなってきました。
 先生が、楽譜にしてあるのが少なくなってきた~というので、他の生徒さんはどうしているのですか?と聞くと、先生の曲だけ弾いている人ばかりではないとのこと。
 渡辺先生に習っていて、他の人の曲を弾くなんて、勿体ない!私には信じられませ~ん。

 さあ、これからも益々貪欲に、先生の曲を弾いていきます。音楽理論も先生が用意してくれたので勉強しています。トホホになるほど面倒ですが、「先生の楽譜に私が追いついてしまったら、自分で音から楽譜起こしできる位になる!」を目標にしています。

 面白くなってきましたよ。
 

 
 
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