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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月齢27.8の信じられない程に”極細の月”が、朝の空に溶けて行きました~~~

2015-01-19 20:25:02 | 惑星・天体ニュース

 もう明日(20日火曜)22:14には新月を迎える月。これが、今回の月の巡りで月に出会える最後の一瞬。
 頑張って起きましたよ~。奇跡のよう(笑

 そして、予想よりもはっきりと見えました。
 なんと、我が家のベランダからも見えてしまいました。

 でも、折角なので、東空が見やすい児童公園まで行って土星と一緒に見てきました。

  
    <2015年1月19日6:06、月齢27.8>

 結構ハッキリ見えましたね、月も土星も。土星は木の上にポツンと小さく見えますが、映像をこのサイトでは拡大してみられないので、難しいでしょうか?

 月は、ズームするとこんな感じでしたよ。

  
    <6:16>

 こんな細い月を目にすることってあまりないのではないでしょうか?
 なぜってこんな月は夜明け前か、欠け方が反対の月も夕陽が沈んだ直後の身近い時間、しかも低い空でしか見られないからです。

 でも、今日は月の場所も確認できているので、日が上ってどのくらいの時間まだ見られるか、じっと観察してみますよ。
 土星は日の出の時間が近くなって夜が明けてくると早々に姿を消してしまいました。

    <6:26>

  

 上りながら、さらに細くなった気がします。
 
    <6:36>

  

  こうなると、もううっかり目をそらすと見失ってしまうほどの儚げな細い白いお月様です。
  
    <6:46>
  
  

  今朝の日のでは6:47。明るい太陽が、容赦なく東から上ってきます。
  もう、どこに月がどこにいるか、すっかりわからなくなりました。
 
  上の写真は、自分ではもう見つけられず、あると思うところを最後に撮った写真です。
  実を言うと、何かの瞬間にうまく見ると分かりますが、右上に月がまだ写っていましたが、細くて儚くて、爪のほんの先で掠ったような姿なので、まずは見つからないと思います。かくして、日の出ちょうどに月は空の明るさに溶け込んで見られなくなってしまいました。

  「でも、見えないだけで、いるんだよ」
  そんな細いお月様の声が聞こえてきました。

  そう、見えなくても太陽の先導をしながら、15:37まで皆のことを空から見守ってくれているのです。
  さあ、新しい月の巡りは、反対の西空から始まります。夕方が、また楽しくなりますよ~。  

  
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