昨夕も、暗くなると、まず外を見て、宵の明星・金星と、土星を確かめましたよ。どうしてかって?
まるで「だるまさんが転んだ」をして遊んでくれているように、毎日見上げるとこの金星と土星の関係が変化して見えるからです。
写真がブレていますが、他にいいのがなくて すみません(泣)。でも、かえって土星もハッキリ分かりますね(苦笑)。さて、5日前の土星と金星の写真を再度アップしてみると、きっとあなたにも、なぜ私が「だるまさんが転んだ」にたとえたかが分かります。
同じ団地の違う棟の上ですが、アンテナの大きさは一緒なので比較してみて下さい。
図の中の丸ではない大きい方の図の8日の土星と金星が、ちょうど上の9日の写真の状態です。そして、今は丸の中の図に移るちょっと手前の位置ですね。
毎日、じりじりと2つの惑星が、私たちが昼間の時間を過ごし、暗くなって見上げる度に場所を移って、土星と金星が何だか互いににじり寄って変化しているんです。 そして、図の丸の中に入る17日以降には、あまり土星が近づいてくるのでニアミスを避けるために、金星が「オッと、ぶつかってこないでね」とまるで土星に道を譲っているように見えますよ。
こんなに変化が日々激しいと、ちょっとビックリじゃないですか? 惑星が「遊び星」と言われていたのも頷けますね。
さて、それでは月はというと・・・
この月も実は、火星と遊んでいるように見えていました。
左下のは街灯ですが、右上のが満月、その上に火星が見えていました。昨日は火星の上にいた月が昨夜は月の下にいました。
火星や月の南寄りの空には、冬の星座がきれいでした。
右の木にオリオン座が横倒しになって引っかかっていますが、その上には明るい木星とその右におうし座のアルデバランが見えています。
しっかり写せば、そこにおうしの顔のVの字を作っている星達も写っていたはずですが、ちょっと昨日の写真ではわかりません。9日に撮った時のVの字をちょっと再度お見せしますね。いまは、冬は快晴が続いて、明るい星もいっぱいあるので、寒さをしっかり防ぎながら、時にはこんな変化する惑星達を楽しんでみて下さい。
1/18の金星と土星の接近、木星とアルデバランはしばらく並び続けて、火星とポルックスは1/22に接近と、楽しませてくれますしね。