朝日新聞の朝刊に、自民党議員の呆れた記事が載っていた。
しかも、その一人は桜田議員。桜田氏といえば、五輪大臣に選ばれた時の国会答弁の迷走ぶりで有名(ココでしっかり復習できます)。最後は「東京オリンピックは来年で、世界中の人が日本に来る。東日本大震災ということで、岩手県にも世界中の人が行くと思うので、おもてなしの心を持って復興に協力していただければありがたい。そして、復興以上に大事なのが高橋さんなので、よろしくどうぞお願いします」と述べ、五輪大臣を辞任した。その後の選挙で、小選挙区では 立憲新顔に5万票超の差をつけられた落選したものの、こんなお粗末な国会答弁をした議員でも公認して比例区で当選。議員を続けていたというだけでも驚き。自民党は、誰でも人数そろえるために人を選ばないのだ。
それは、統一教会問題でも今回の裏金問題でも処分の甘さをみれば明白。
こんな人がどうして大臣?という人材不足の呆れる大臣たちの様子は、このブログのココをクリックして法の要の法務大臣が、いかに軽視された選び方をされているかで復習してほしい。
例えば就任3ヶ月で 「法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職」と発言した葉梨氏は、統一教会問題でも「旧統一教会問題に抱きつかれてしまい、解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と発言したり、トンデモなさは桜田氏と同様(ココから)。
森まさこ氏の答弁とかもココで思い出してほしいが、例を挙げ始めると切りがないほど、呆れた人たちがいる。しかも、呆れた発言や行為があった人も現職議員が続けられる摩訶不思議。自民党も悪いが、だれが彼らに票をいれ続けているのかも疑問だ。はて????
総選挙前に一覧表を作って、それぞれの議員の過去の業績、失態も含め、分かるサイトが必要だと思う。
さて、そんな桜田氏と林氏が、臆面もなく桜田氏は今月18日にパーティーを開くという。さらに、林氏は党役職停止処分を4月にもらったばかりなのに、同28日に政治資金パーティーを開くという。まあ、最初の記事を読んでみてください、出る側も戸惑いを隠せないらしい。
そして、これが、自民党の中の例外でないことは、国会の歯切れの悪い首相の答弁からわかるだろう。
下の稲田氏の記事からも漏れ聞こえてくる。
稲田氏も、パーティーは必須で、政治家であるためには国民が税金で払う政党助成金では足りなくて、5万円では何回もパーティーをしなくちゃ行けなくて手間が大変との見解のようで、お金のかからない選挙のために政党助成金を出している意味を是非自民党には問いただしたい。
ところで、私は共産党支持者ではない無党派ですが、共産党が未だに下記の理由から政党助成金すら受け取っていない話はご存知ですか?その理由を党のサイトのココで、下のように説明しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1、国民には政党を支持する自由も、支持しない自由もあります。政党助成金とは、国民の税金の「山分け」ですから、支持していない政党にも献金することを事実上強制する、「思想及び信条の自由」をふみにじる憲法違反の制度だからです。
2、政党の政治資金は、国民とのむすびつきを通じて、自主的につくるべきものです。税金からの分けどりは、この本来のあり方に根本的に反し、政党の堕落と国民無視の政治を助長する制度だからです。
「政党助成金も企業・団体献金も受け取らない党だから信頼できる」という声は、国民の中に広くあり、有権者の個人献金を基本とする日本共産党の財政活動は、国民の日本共産党への信頼の大きな源泉となっています。 一部に「うけとって有効に使えば?」との意見もありますが、憲法違反のお金を受けとること自体が、国民への背信行為になります。また、制度の廃止をめざす世論の結集にも逆行することになると、私たちは考えています。 有権者一人一人が個人献金によって政治活動を支えるという、あたりまえの姿を実現してこそ、政治が本当に国民のものになるのではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上の説明の最後、「有権者一人一人が個人献金によって政治活動を支えるという、あたりまえの姿を実現してこそ、政治が本当に国民のものになる」と言っているのは、私の尊敬する市川房枝さんの選挙を思い出させてくれました。
ガーシー元議員のようなのも困りますが、ネット発信や、様々な活動実績で信頼を勝ち得ている~などで議員がお金をかけずに選ばれる時代になればいいと思います。
自民党の人たちが、(事務所や選挙資金にお金がいるという考え)そのものが糺されないといけない。統一教会との癒着にしても、自民党の人たちの秘書とのトラブルの多さから、選挙を手伝ってくれる人もいないような人材が自民党には多いのではないか?と思われても仕方なさそうだ。
議員が、金とコネで選ばれる時代に決別しないといけません。
なりたいという人でなく、本当になってほしいと思える人を国民が支える政治にしないと!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます