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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2019年12月の惑星(年末「部分日食」の予告)

2019-12-01 08:43:05 | 惑星・天体ニュース

 

  もう今年も終わりに近づいていますね。ポツポツと届く賀状欠礼のハガキに、もう年賀状の季節かと思いながら、日々に追われてなかなか手が回りません。そんな中でも、月も星も太陽も刻々と誠実に時の経過に合わせて運行。空には秋の星座。夜になると冬の星座が瞬いています。

  こちらも、今年最後の惑星の記事を淡々とアップすることにします。まずは、すっかり恒例になった最近の月の巡りの集合写真から。

  

  お~っ、こうやって並べると結構11月もお月様に逢えていました。今年最後の12月はどのくらい月が見られるでしょうか?12月はタイトルにも書いたように、最後の最後12月26日に部分日食が見られます。国立天文台のサイトから転載させて頂いた下の図を見ながら、是非楽しんで見ましょう。

  欠けてきた太陽でも、直接見るのは危険です!!!特別な日食をみるためのグラスを用意しておくのがベストです。でも、今年の始めの部分日食の時にアップ(1月6日ブログ)したように、発泡スチロールの更に楊枝や櫛で丸い穴を作って、その影を壁などに写して見るのもいい方法です。1月に見逃してしまった方は、冬休みになったお子さんといっしょに是非ためしてみて下さい。  

   

   さて、カレンダーの12月26日に部分日食の時間をマークしておいたら、次はいつもの今月の惑星のお知らせです。

   水星:太陽が出る前のまだ暗さが残る低い東の空に見られるかもしれませんが、水星は暗い惑星。肉眼ではみつかりません。双眼鏡でも見つけづらいです。見やすい上旬の間に早起きできたら、試しに水星を探してみるのは悪くないかも~ですが、あまり期待しないでください。

   金星:昨日のブログの写真で分かるように、夕方の西空に肉眼でもはっきりみえます。明るいです。これから来年春に向けて、ますます見やすい高い空で見られるようになります。その高さの変化に注意してみていくと、面白い発見があるはずです! さて、先日木星に近づいて木星と上下の関係を交代した金星ですが、12月12日には土星と近づいて土星との場所も交代しちゃいますよ~。

   火星:朝にいます。ただ、地球から離れているので明るくはありません。ただし、水星よりは太陽との距離も離れているので、見つけやすいと思います。肉眼でも見えるかもしれません。但し、朝寝坊の私は、起きて曇っているとショックなので、諦めています。それより夕方の金星の動きの変化を楽しみます!

   木星:どんどん沈む時間が早くなっています。昨夕は6時でもどうにかみつけられましたが、もう地平線の木の中に隠れようとしていました。ひとつ前のブログで様子をご覧ください。木星は大きいのでとても明るく肉眼でも簡単にみつけられます。

   土星:こちらも、沈む時間が早くなってきてはいますが、木星よりはまだまだ夕方みれば見られる位置にいます。但し、木星や金星ほど明るくないので、肉眼でも見られますが、ちょっと見つけづらいです。これから金星が土星に近寄っていくので、土星か見つけられないと嘆いている人は、明るい金星が土星に近づく9日~13日にかけて、下の図を参照しながら金星に土星の位置を教えてもらいましょう!!!!

       

      という訳で、今月は夕方が楽しいですよ。金星・土星が入れ替わっていく様子を楽しみながら、年末の部分日食を楽しんで、今年の一年を振り返りながら別れを告げましょう。どうか、最後まで無事に1年が平穏に過ごせますように。  


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