そろそろ、未明に頑張って起きないと、月がいるのに見られない時期に入ってきました。
そうなると、月好きの私の脳内時計が動き始めるようで、今朝は、目覚ましもかけていないのに、6時より少し早めに目が覚めました。6時になると、用事が入って月をみる時間がなくなるので、急いで着替えて外にカメラをぶら下げて飛び出しました。
公園が見える辺りから月明かりがちらちらと見えだして、木の間から月が見えていました。
何ときれいな月でしょう!!! 感動。
薄らとウサギの耳も確認できる地球照も撮れました。月が太陽と地球の間の位置に入って、月からは きっと満月ならぬ「満地球?」に近くなった青く光る地球が月を明るく照らすのが見えていたと思います。でも、実は、写真のように自分の目で地球照が見えたわけではなく、月は静かに下のような姿で浮かんでいました。
*最初の写真が1番、肉眼でみた姿に近く撮れています。
どうにか、月の写真が撮れてほっと家に戻る時に見上げた空高くに、赤い星が見えました。火星です。地球に近づいて、どんどん明るくなってきています。残念ながら、火星はゆっくりカメラで撮る時間がなく、駄作ばかりでアップできませんでしたが、火星は夜7時くらいから未明まで見られるので、探す場所を間違わなければ、かなりの確率でみられます。楽しんでみてください。
*どこに火星がいるのか、見つけるのが難しいと思う方は、国立天文台の「今日のほしぞら」サイトで簡単に探してみましょう。
そして、月も撮れたので安心して家事をこなし、ちょっと時間ができたのは・・・1時間後の7時。
雲があるものの、7時に空を見上げて、青空の中を雲が泳いでいるのを発見!
けっこう、1回場所が分かると、こんなに細い月でも見えるものだと驚きました。
明日は、更に細くなった月が、更に太陽に近づいて見えづらくなりそうです。時間も5時20分が月の出で、日の出が6:50なので、見られる可能性はありそうですが、今日よりは低い位置になるので 東に開けた場所でないと見るのは難しいかもしれません。
実は今朝は水星が月の下に蠍座の赤いアンタレスと一緒に見えたはずなのですが、急いでいて写真も鮮明なのがなくて見損ないました。
明日は日曜ですので、今日早めに寝て、下のように東の低い位置、地平線近くに「月と水星とアンタレス」を、空を見上げて「火星」をみつけてみませんか?
<2024年12月29日朝6時の東京の空>
冬は明るい星がいっぱいです。惑星も明るく輝いているので、年末年始の休みには家族で是非楽しんでみて下さいね。
12/29が今年の最後になるのでうまくいくことを願うのみです。
ブドリさんは、驚きの連続日月火水木金土祭ですね。私は1回やっと水星が見られて、クリスマスに全部みられましたが、その後はなかなか土星が見つけづらかったり、水星は東に地平線近くがきれいに見えるところが無くて難しいです。明日の月は水星とならぶのかな?両方見られるといいのですが・・・。