前回のレッスンから弾き始めた藤井英一のピアノで弾く”ジャズ・スタンダード”の”Over The Rainbow"。年末年始の忙しさの中で、つい新しく頂いた戦場のメリークリスマスの方に練習が偏り、それなりに前回ご指摘を受けたサビの3連符と2連符の入り乱れているところも注意して弾いたには弾いたのですが・・・先生のコメントは、「う~ん、やっぱり3連符の取り方が安定してなくて、こっちがうまくいくと2回目はこっちが~、という感じですね」「最初の3連符もちょっと問題ありましたよ。弾き直してみて下さい」と先生。「あっ、そこ」と先生に指摘されると、確かに間違っているのが分かるときもあれば、言われても分からないことも・・・(悩)
「この曲は、かなり難しいかも~」と言うことになり、棚上げして少し上達したら戻って弾くことに(嘆)OKでない仮卒。
そして、練習はしてあった「戦場のメリークリスマス」へ。予想通り、楽譜通りに弾くと追いつかずにやや出遅れる最後のたたみかけるような部分が、「遅れてますね」「自覚していますが、遅れてしまうんです」
「ここは、前と同じにせず変化を和音でも出しているけれどつけようとしているんですよね。遅れるなら取ってもいいですけどね。あとは、ペダルかな」「この曲は、曲の中での変化が激しい。後半は思い切ってペダルで強く・・・」と言って先生と席を交代。先生が後半の部分の4分音符8つの連打のペダルの使い方を、最初は頭でペダル、1回離して後半でグッと入れ次の音で踏み直し、また後半で入れて~と説明しつつ実演してくださり録画。音がうねってる!不思議、不思議!その後は、グッと強く押し出す。
単純に音が重なっているところほど実力が出るところなのですね。難しい・・・できるかなぁ(悩)聞くのは楽しいのに、自分がやるには重い宿題。
そして、”Let it be”へ。これも、なかなか安定して弾けません。繰り返しで、また迷い。進歩していません(嘆)
今日は、いやいや今日も、思うようにはいかない課題続出のレッスンでした。
でも、最後に「藤井英一のジャズピアノトレーニング」の話となり、ジャズの3カウント、楽譜にしきれない「ノリ」の話。テンポはrit. などで感情表現するクラシックに対してジャズは基本かいてなければin tempo の中で感情を表現していく違いの話など、藤井さんの教本のおかげで(ジャズのつかみ方)が言語化されて、先生に確認しながら見えてきたモノがありました。
次回から、「藤井英一のジャズピアノトレーニング」からも練習して、最初に弾くことになりました。
何だか、知るほどに難しくなってきています!!!! 勉強、そして練習だぁ~と言いたいところですが、左の指先2本が火傷で水ぶくれになりそうで・・・どうなるかなぁ。