会津の郷土料理「鰊の山椒漬け」を作りました。
会津は山国ですので、昔は海鮮は手に入らず、乾物の料理が発達しました。
その一つが「鰊の山椒漬け」です。
身欠き鰊(ニシン)には乾燥具合でいろいろな種類があります。
今回使用したのは半乾燥品で、戻す手間がかかりません。
頭と尾を切り、密閉容器の大きさに揃えます。
山椒の葉は一晩水に浸け、灰汁を抜きます。
密閉容器に山椒の葉、身欠き鰊を交互に重ね、調味液を注ぎ密封し冷蔵庫で保存します。
調味液の配合は各家庭、料理屋さんで異なり、家庭の味です。
因みに当家では、醤油・酢・酒・味醂=2・2・1・1・です。