野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

手堅い1勝(7日・スカイマーク)

2005-06-08 20:58:44 | Inter League
「4対2」で勝った、という試合結果を聞いて、手堅く勝ったな、という印象。相手を2点に抑えたから、先発の前川勝彦が好投したのか、と思ったら、2回3/2で降板。四球を連発したようだ。しかし(3連続四球の)二人目の5番・後藤光尊への最後の球(スライダー)はハーフスウィング、あれは「振っていた」と思う。その前の3番・平野恵一のサードゴロが1塁に際どいタイミング、あれは「セーフ」クサかった。ハーフスウィングで、球審が塁審の判定を「相殺」したのだろう。不運な前川……だと思う。

 2アウト満塁のピンチをルーキー・橋本健太郎が“魔球”チェンジアップで切り抜けて、そのまま3回3/1を無失点(4奪三振)。彼はこのまま(セントラル・リーグの)『新人王』に突き進むかもしれない。セットアッパー(中継ぎ)が『新人王』を獲れるなんて、前代未聞。獲って欲しい。この際(自由獲得枠の)能見篤史を出し抜いて……!!
 前川はせっかくの先発のチャンスをモノにできず、またファーム降格。球速147㎞も出ていたし、だいぶ球威は戻っているようだ。またチャンスを挙げて欲しい。貴重な左腕だし。エース井川慶が「あの調子」だけに……。代わりに上がってきたのが、久しぶりの吉野誠(左腕)。吉野の「真の復活」にも期待したい。