野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

今岡、バントはするなっ(24日・甲子園)

2005-06-25 22:15:51 | Koushien Stadium
【9回裏】ノーアウト1塁、5番・今岡誠の場面で、タイガースファンなら勝負強い「打点王」今岡の一発長打に期待した、と思うのだが、MBSの解説者・田淵幸一氏は「ここはバントでしょ」星野仙一氏も「私なら送らせる」と口を揃えて、専門家は違うのか、と思い、今岡もバントして、結局、失敗。ベンチの岡田彰布監督も「同じ穴の…」と思ったが、実はノーサインだったらしい。今岡の自主判断、だった。田淵、星野両氏とは「違う」岡田監督には「名将」のスケール(素質)がある、と思える。

 その今岡が【11回裏】に1アウト満塁でサヨナラ犠牲フライ。岡田監督に「お前が決めろ」と言われ、その期待に応えた今岡。両者の繋がりの深さを感じる。今岡が干されていた時代(2000年)当時の岡田2軍監督に励まされていたようだ。当時の1軍監督にファームに落とされ、「外野の練習して来い」と言われたのに、岡田監督は「そんなもんすることない!」と一蹴し、1軍監督に反旗を翻した。その当時の固い結束。今岡が常々「岡田監督を胴上げしたい」と口にする理由が判った。それにしても、その2000年の監督って誰や? 

前川、3回5失点…(24日・鳴尾浜)

2005-06-25 21:26:41 | Western League
 この試合、CS(sky-A)で見ていたが、先発の前川勝彦が四球(フォアボール)を連発して、5失点3回KO。これでは話にならない。オリックス・バファローズもトレードを成立させなくて「よかった」と思っているだろう。いい球を持っているのに、やはり精神的に弱いのかもしれない。打線も広島東洋カープの先発・玉山健太に抑えられ、「1対5」で推移し、【8回表】にも4番手のルーキー玉置隆が2イニングス目にセットポジションになってから、急にストライクが入らなくなり、2点を追加され、「1対7」。今日は完敗か、とガッカリしていたが……

【9回裏】に怒涛の6連打! カープの3番手(横手投げ)林昌樹を滅多打ちにして、一挙6点を奪い、「7対7」の引き分けに持ち込んだ。凄い!! 1番・赤松真人は今日も4打数2安打(2塁打を含む)で「絶好調」。この日はスタメン・ライトで、来シーズン以降のテスト、かもしれない。来シーズンは1番・赤星憲広、2番・赤松、3番・鳥谷敬、のオーダーが見られるかもしれない。
 この日は、桜井広大が代打で復帰。鋭いライナーを飛ばしていた。このままではルーキー赤松にも出し抜かれ、金本知憲のリタイア待ちになりかねない。いつになったら、ブレイクOUTするのか? 広大の逆襲(奮起)にも期待したい。