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阪神、W杯出場決定!(8日・大阪ドーム)

2005-06-09 21:23:15 | Inter League
 サッカーのワールドカップ・アジア最終予選(対北朝鮮戦)を眺めながら、大阪ドームの試合も見ていたが、「2対0」で勝っていて、今日も手堅く連勝だな、【7回表】にも2点を追加して、地力の差を見せ付けているな、と思っていたら、好投の先発・杉山直久がその裏、捉まって1失点で降板。【8回裏】から登板の藤川球児が(アンディー・シーツのエラーから)ノーアウト満塁のピンチを招いて、7番・北川博敏、9番・塩崎真にタイムリーを浴びて、3失点。「4対4」の同点。

 球児は特に「疲れている」感じはしなかったが。球速はそこそこ出ていたし。しかし5番・後藤光尊には初球148㎞の速球の後、2球目のフォークを狙われたし、北川には「2-2」からの緩いカーヴ(121㎞)。「2-2」から投げる球ではない。連続ホームランを打たれてから、以前の大胆さが影を潜めて、キャッチャーの矢野輝弘共々慎重になっているのが「裏目」に出ている感じ。今日(9日)矢野をスタメンから外したのは「正解」だと思う。塩崎には逆に速球を2球続けて、狙い撃ちされたが。

 日本のワールドカップ出場の瞬間は見逃したが、【9回表】の今岡誠のグランドスラム(満塁弾)は辛うじて見ることが出来た。タイガースもワールドカップ出場を決めた、級の歓喜だった。それにしても、この打線は「いい」。9番に藤本敦士が入って、2番に鳥谷敬。鳥谷は早稲田(大学)でも1番か3番だったから、ああいうスター選手はイニングの最初に打席に立たせるべきなのだろう。逆に藤本は2番よりも9(8)番の方が伸び伸び打てて「合っている」感じ。ここに来て、ようやく今シーズンの理想のオーダーに辿り着いた、感じだ。(本日も完勝!!)