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Hanshin Tigers Series 2024

藤本、4打数3安打の固め打ち!(12日・甲子園)

2006-03-13 14:43:49 | Pre-Season Game
 読売ジャイアンツの先発は「新外国人」ゲーリー・グローヴァー。初回先頭の赤星憲広が四球で歩き、2番・藤本敦士がセンター前にゴロで抜けるヒットで繋ぎ、3番アンディー・シーツのセカンドゴロ併殺の間に1点先取。
【6回裏】も2番手のルーキー福田聡志から(2アウトから)藤本がセンター前ヒットで出塁し、3番・関本健太郎も続いて、4番・浜中治のショートゴロ・エラーの間に2点目。
【8回裏】にも先頭の赤星が、センターが打球判断を誤る3塁打で出塁し、藤本がセンター前ヒットで返して「3対0」。この日「4打数3安打」藤本の活躍が目立った試合だった。
 このまま待望の「2番」定着なるか? それとも鳥谷敬の逆襲=「1番」奪取はあるのか? 藤本と鳥谷。2年ぶりのライヴァル「争い」になっている。

 それにしても、ジャイアンツの守備はお粗末。【6回裏】の川中基嗣にしても、【8回裏】の矢野謙次にしても。こんな、お粗末なエラーは昔のジャイアンツなら、絶対にしなかった。寧ろこういうプレーはタイガースの“十八番”だったのだが……「強さ」が見事に入れ替わっている。
【8回裏】浜中に2ランを浴びて(5対2)降板した久保裕也がダッグアウトで原辰徳監督に呼ばれ、直立不動で叱責されていた。同じ東海大学の後輩ということもあり、彼には期待しているのだろう。タイガースファン的には、背番号「11」が随分「軽く」なったものだと思う。彼が現在の「低迷」ジャイアンツを象徴していると思える。

絶好調藤本 「開幕・2番」当確(デイリースポーツ)