この日から1軍に合流した赤松真人が「スタメン」1番センターに抜擢され、初回いきなり読売ジャイアンツ先発、左腕・野口茂樹から「2-0」と追い込まれながら、スライダー(121㎞)をセンター前に放って、ノーアウト1塁。
1アウト後、3番アンディー・シーツがセンターの頭上を越して、小雪が舞う中、タイガースが前日(甲子園)に続き、先制。さらに5番・今岡誠が「お約束の」タイムリーヒットをセンター前に放って「2対0」。
【5回表】にも先頭の赤松が右中間を切り裂いて(3塁打)戦端を開き、3番シーツが前進守備の狭い三遊間を抜いて「3対0」。
宜野座キャンプ序盤で足を怪我して、戦線を離脱した赤松だが、復帰してから「即」この活躍。この日は【9回表】にもライト前ヒットを放って「5打数3安打」。赤星憲広がいなければ、スタメンで「即」活躍できる素材なのだが……
タイガースの先発は(先発ローテ候補の)杉山直久。ここまでオープン戦で「不調」が続いていたが、5イニングスを投げて無失点。上々のピッチングに見えるが、しかし毎回(3回裏を除いて)のようにランナーを出して、出したフォアボール(四球)が6つ。これでは心許ない。開幕までに万全に仕上げられるか?
【6回裏】から2番手に左腕・吉野誠。前日(12日)同じ左腕の中村泰広が好投(2回無失点)しているだけに、負けられないマウンドだったが、先頭の「新外国人」ジョー・ディロンを詰まらせながら、センター赤松の前に落ちるヒット。元メジャーリーガーの果敢な走塁で2塁を陥れ、ノーアウト2塁。
1アウト後、代打・仁志敏久も詰まらせて、バットを折りながら、センター前に落ちるヒットで無念の1点献上。この辺り≪不運≫を感じる。
【7回裏】も2アウトを取った後、長田昌浩にデッドボール(死球)を与え、この日の4番・阿部慎之助に(動揺を見透かされたのか?)初球を狙われ、1,2塁間を抜けるライト前ヒット!! 2アウト1,2塁になって、ここで途中出場の原俊介(11年目)。
1ボールからの2球目だった。スタライクを取りに行った球が高めに入ってしまった。これを原が強振して、打球はレフトスタンドへ! 逆転の3ランホームランで「3対4」。吉野にとっては痛すぎる4失点……
しかし、このままで終わらないのが≪王者≫タイガース。【9回表】1アウト後、今日7番に入った鳥谷敬が、ジャイアンツの5番手、左腕・前田幸長からライト前ヒットで出塁し、代走はとっておきの赤星。
2アウトになったものの、9番・上坂太一郎が「2-0」に追い込まれながら、しぶとく食らい付いて、右中間へのヒット。これで1塁から長躯、赤星が還って来て「4対4」同点! スリリングな場面だった。赤星ならではのランニング。
【8回表】に同じような場面で1塁から藤本敦士が長躯、生還を狙ったが、セカンド仁志の好返球と(それから)藤本のタッチを見逃した球審のミスジャッジ(作為的?)で同点機を逃している。その意趣返しが出来た。これがなかったら、タイガースの「5対4」で勝ちゲームだった。まったく、球審に泣かされるのは日米共通、運命の13日だった。
阪神タイガース公式サイト
1アウト後、3番アンディー・シーツがセンターの頭上を越して、小雪が舞う中、タイガースが前日(甲子園)に続き、先制。さらに5番・今岡誠が「お約束の」タイムリーヒットをセンター前に放って「2対0」。
【5回表】にも先頭の赤松が右中間を切り裂いて(3塁打)戦端を開き、3番シーツが前進守備の狭い三遊間を抜いて「3対0」。
宜野座キャンプ序盤で足を怪我して、戦線を離脱した赤松だが、復帰してから「即」この活躍。この日は【9回表】にもライト前ヒットを放って「5打数3安打」。赤星憲広がいなければ、スタメンで「即」活躍できる素材なのだが……
タイガースの先発は(先発ローテ候補の)杉山直久。ここまでオープン戦で「不調」が続いていたが、5イニングスを投げて無失点。上々のピッチングに見えるが、しかし毎回(3回裏を除いて)のようにランナーを出して、出したフォアボール(四球)が6つ。これでは心許ない。開幕までに万全に仕上げられるか?
【6回裏】から2番手に左腕・吉野誠。前日(12日)同じ左腕の中村泰広が好投(2回無失点)しているだけに、負けられないマウンドだったが、先頭の「新外国人」ジョー・ディロンを詰まらせながら、センター赤松の前に落ちるヒット。元メジャーリーガーの果敢な走塁で2塁を陥れ、ノーアウト2塁。
1アウト後、代打・仁志敏久も詰まらせて、バットを折りながら、センター前に落ちるヒットで無念の1点献上。この辺り≪不運≫を感じる。
【7回裏】も2アウトを取った後、長田昌浩にデッドボール(死球)を与え、この日の4番・阿部慎之助に(動揺を見透かされたのか?)初球を狙われ、1,2塁間を抜けるライト前ヒット!! 2アウト1,2塁になって、ここで途中出場の原俊介(11年目)。
1ボールからの2球目だった。スタライクを取りに行った球が高めに入ってしまった。これを原が強振して、打球はレフトスタンドへ! 逆転の3ランホームランで「3対4」。吉野にとっては痛すぎる4失点……
しかし、このままで終わらないのが≪王者≫タイガース。【9回表】1アウト後、今日7番に入った鳥谷敬が、ジャイアンツの5番手、左腕・前田幸長からライト前ヒットで出塁し、代走はとっておきの赤星。
2アウトになったものの、9番・上坂太一郎が「2-0」に追い込まれながら、しぶとく食らい付いて、右中間へのヒット。これで1塁から長躯、赤星が還って来て「4対4」同点! スリリングな場面だった。赤星ならではのランニング。
【8回表】に同じような場面で1塁から藤本敦士が長躯、生還を狙ったが、セカンド仁志の好返球と(それから)藤本のタッチを見逃した球審のミスジャッジ(作為的?)で同点機を逃している。その意趣返しが出来た。これがなかったら、タイガースの「5対4」で勝ちゲームだった。まったく、球審に泣かされるのは日米共通、運命の13日だった。
阪神タイガース公式サイト