今日の先発が、杉山直久ではなくて良かった。杉山だったら、3タテ(連敗)を食らっていたかもしれない。味方打線が1点づつ加点していく中で、先発の江草仁貴が我慢のピッチングでスワローズ打線を「0」に封じてきた。それが【7回表】の関本健太郎(2年ぶり)とアンディー・シーツの連続ホームランを呼び込み、【8回表】には再びシーツ(2ラン)と4番・金本知憲の連続ホームランで「9対0」。
この江草の安定感は「エース」のものだ。タイガースの今年のエースは「この男」になるかもしれない。井川慶や安藤優也よりも安心して見ていられる。それが実はエースの条件。8イニングスを散発の4安打無失点。危なげない内容だった。
球数も少なく、本来なら完封ペースだったが、【9回裏】のマウンドは「同級生」の久保田智之に譲った。その久保田が3番アダム・リグスに一発を食らって、「9対1」。久保田は本調子には程遠い。シーズンが終わるまでに本調子を取り戻せるのか?
しかし、その久保田が【9回裏】のマウンドに上がるとき、ブルペンのピッチャーたち、黒いジャージーを着込んだ能見篤史や相木崇や藤川球児らが総立ちになって、拍手で久保田を送り出す光景はなかなか感動的だった。
ダーウィン・クビアンや中西清起ピッチングコーチもいた。彼らは「運命共同体」。彼らの期待を背負って、久保田はマウンドに向かった。彼らの為にも負けられない。久保田には「仲間」がいる。「仲間」たちの支えが、久保田を「再生」させると信じたい。
久保田 サヨナラ押し出し… (デイリースポーツ)
この江草の安定感は「エース」のものだ。タイガースの今年のエースは「この男」になるかもしれない。井川慶や安藤優也よりも安心して見ていられる。それが実はエースの条件。8イニングスを散発の4安打無失点。危なげない内容だった。
球数も少なく、本来なら完封ペースだったが、【9回裏】のマウンドは「同級生」の久保田智之に譲った。その久保田が3番アダム・リグスに一発を食らって、「9対1」。久保田は本調子には程遠い。シーズンが終わるまでに本調子を取り戻せるのか?
しかし、その久保田が【9回裏】のマウンドに上がるとき、ブルペンのピッチャーたち、黒いジャージーを着込んだ能見篤史や相木崇や藤川球児らが総立ちになって、拍手で久保田を送り出す光景はなかなか感動的だった。
ダーウィン・クビアンや中西清起ピッチングコーチもいた。彼らは「運命共同体」。彼らの期待を背負って、久保田はマウンドに向かった。彼らの為にも負けられない。久保田には「仲間」がいる。「仲間」たちの支えが、久保田を「再生」させると信じたい。
久保田 サヨナラ押し出し… (デイリースポーツ)