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オクスプリングは7回無失点(6日・倉敷)

2006-04-06 23:29:43 | Koushien Stadium
 前日(5日)一人5打数ノーヒットだった1番・赤星憲広が、初回に広島東洋カープ先発、黒田博樹の初球(149㎞)を打って、3塁線を破るツーベース! 気合が入っていたのだろう。2番に復帰した藤本敦士がセカンドゴロ進塁打を打って、3番アンディー・シーツのレフト前に落ちるタイムリーヒットで先制点。
【3回表】にも4番・金本知憲の犠牲フライで追加点を挙げて、「2対0」。今日も何点が入るのだろう? と思ったが…これが最後の得点だった。

 来日(初登板)初先発のクリス・オクスプリングは7イニングスを無失点。キャンプ、オープン戦から見ていて、ドロンと大きく曲がるカーヴは「使えるな」と思っていたが、この球を武器に142㎞の速球と織り交ぜ、カープ打線を散発4安打に封じるナイスピッチング! 彼に初勝利を挙げて欲しかったが……
【8回裏】から登板の能見篤史が相手のセーフティーバントとピッチャー強襲のヒットで不本意なランナーを溜め、救援した藤川球児がフォークのスッポ抜けを1番・緒方孝市に打たれ、「2対2」同点。結局【延長12回】引き分け。

 打線は14安打を放ちながら、序盤の2点だけ。何が悪かったのだろう? この日は「絶好調」打率.500のセントラル・リーグの首位打者、関本健太郎と前日2ホーマーの浜中治をスタメンから外してきたが、それがマイナスに働いたのか? 関本が2番に座って以来、打線が「機能」していただけに、それを弄る必要があったのだろうか? 
 今日(7日)大阪ドームの横浜ベイスターズの先発投手が「左腕」だったらいいな、と思っていたが、三浦大輔(予想)か……指揮官、岡田彰布監督の采配が注目される。

オク様 7回0封鮮烈デビュー! (デイリースポーツ)