今日は、金本知憲の904試合連続フルイニング出場の「世界記録」達成の日。場所が大阪ドームで残念だな、と思っていたが、試合後のセレモニーを観ていると、逆にドームで良かったのか、とも思った。
あの清原和博(オリックス・バファローズ)が、金本の加入が阪神タイガースを「猫から虎に変えた」と評していたが、正に至言。そして、この記念すべき日に活躍したのは、その後継者に相応しい男だった。
「2対1」勝ち越しに成功した【3回裏】尚2アウト1,2塁で6番・浜中治が連日の一発! レフトスタンドへ3ランホームランを放ち、「5対1」。大きく突き放したかに見えたが、【4回表】に先発・江草仁貴が連打を浴びて、「5対5」同点に追いつかれる。江草は記念すべき日の先発に力んだか……?
しかし【6回裏】に勝ち越しホームランを放ったのも、浜中だった。これで第5号! セントラル・リーグのホームラン・ダービー単独トップに躍り出た。「6対5」勝ち越しに成功して、【7回表】からは左腕・能見篤史。そして【8回表】からは藤川球児。今シーズン初めて、『NFK』リレー=勝利の方程式が完成しそうだ。
その藤川。先頭の4番・佐伯貴弘にこそフォアボール(四球)を与えたが、MAX151㎞を計測。球も低めに集まり、シュート回転もしない。復活の兆しを感じていたが、続く村田修一の送りバントの後、6番・種田仁にも四球。一抹の不安を感じつつ、バッターは代打『WBC』の“戦友”多村仁。痺れる場面だった。何しろ1点差……
初球フォークで意表を突いて、2球目もフォークで空振り。キャッチャー矢野輝弘のリードが冴えている。3球目は速球(151㎞)で空振り! グラブをポンと叩いて、藤川。4球目はMAX152㎞の快速球で空振り三振! 「快速球」対「フルスイング」。「力」と「力」の対決は見応え十分だった。
藤川は8番・相川亮二も150㎞で空振り三振に打ち取り、【9回表】はクローザー久保田智之にバトンタッチ。その久保田は前日(8日)のピッチングがあまり良くなかっただけに、1点でも追加点が欲しかったが、期待通りに【8回裏】6番・浜中の左中間フェンス直撃のツーベースを足掛かりに4点をもぎ取り、「10対5」。
5点の余裕をもらって、久保田は前日の変化球一辺倒のピッチングから一転、強気に真っ直ぐ(MAX149㎞)を投げ込み、三振2つを奪って、この記念すべき試合を締め括って見せた。久保田にも復調の兆しが見られる。
友情に導かれ…金沢627日ぶり白星 (デイリースポーツ)
あの清原和博(オリックス・バファローズ)が、金本の加入が阪神タイガースを「猫から虎に変えた」と評していたが、正に至言。そして、この記念すべき日に活躍したのは、その後継者に相応しい男だった。
「2対1」勝ち越しに成功した【3回裏】尚2アウト1,2塁で6番・浜中治が連日の一発! レフトスタンドへ3ランホームランを放ち、「5対1」。大きく突き放したかに見えたが、【4回表】に先発・江草仁貴が連打を浴びて、「5対5」同点に追いつかれる。江草は記念すべき日の先発に力んだか……?
しかし【6回裏】に勝ち越しホームランを放ったのも、浜中だった。これで第5号! セントラル・リーグのホームラン・ダービー単独トップに躍り出た。「6対5」勝ち越しに成功して、【7回表】からは左腕・能見篤史。そして【8回表】からは藤川球児。今シーズン初めて、『NFK』リレー=勝利の方程式が完成しそうだ。
その藤川。先頭の4番・佐伯貴弘にこそフォアボール(四球)を与えたが、MAX151㎞を計測。球も低めに集まり、シュート回転もしない。復活の兆しを感じていたが、続く村田修一の送りバントの後、6番・種田仁にも四球。一抹の不安を感じつつ、バッターは代打『WBC』の“戦友”多村仁。痺れる場面だった。何しろ1点差……
初球フォークで意表を突いて、2球目もフォークで空振り。キャッチャー矢野輝弘のリードが冴えている。3球目は速球(151㎞)で空振り! グラブをポンと叩いて、藤川。4球目はMAX152㎞の快速球で空振り三振! 「快速球」対「フルスイング」。「力」と「力」の対決は見応え十分だった。
藤川は8番・相川亮二も150㎞で空振り三振に打ち取り、【9回表】はクローザー久保田智之にバトンタッチ。その久保田は前日(8日)のピッチングがあまり良くなかっただけに、1点でも追加点が欲しかったが、期待通りに【8回裏】6番・浜中の左中間フェンス直撃のツーベースを足掛かりに4点をもぎ取り、「10対5」。
5点の余裕をもらって、久保田は前日の変化球一辺倒のピッチングから一転、強気に真っ直ぐ(MAX149㎞)を投げ込み、三振2つを奪って、この記念すべき試合を締め括って見せた。久保田にも復調の兆しが見られる。
友情に導かれ…金沢627日ぶり白星 (デイリースポーツ)