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Hanshin Tigers Series 2024

岩田、プロ入り初登板!(20日・鳴尾浜)

2006-04-22 13:11:33 | Western League
 プロ入り初先発のルーキー(4巡目)渡辺亮(日本生命)が3イニングスをパーフェクトに抑えて、降板。2番手には(ウエスタン・リーグながら)これがプロ入り初登板となるルーキー(希望枠)左腕・岩田稔(関西大学)。
【4回表】先頭の鎌田圭司(2年目)に初球142㎞でストライクを取って、「おおっ」と思わせたが、2球目(142㎞)3球目(カーヴ)が外れて、4球目(142㎞)でファウル。5球目の得意のカーヴが外れて「2-3」。ラストボールは142キロが高めに浮いて、ノーアウトでランナーを許す。

 2番・澤井道久(2年目)には初球の送りバントを失敗させ、2球目がファウルの後、3球目の得意のカーヴが高く浮いて、このカーヴが決まらなければ、ピッチングが苦しいだろう。しかし、4球目のフォーク(スライダー?)を振らせて、空振り三振!
 3番・森岡良介(4年目)には初球137㎞でストライクを取り、2球目のスライダーでファウル。3球目はアウトコースに137㎞をズバッと決めるが判定は「ボール」。4球目の勝負に行ったインコース低目の140㎞は大きく外れて、5球目の141㎞(アウトコース)を空振りさせて、キャッチャー狩野恵輔(6年目)が走ったランナーを2塁で刺して、三振ゲッツー! 

 なかなか「いい」ピッチャーだ、岩田。コントロールが安定しているから、フォアボール(四球)で身を持ち崩すタイプではなさそうだ。中継ぎでなら、今シーズン中の1軍昇格もありそうだし、将来的には先発ローテーションに必ず入って来れる素材だ。タイガースは「いい」ピッチャーを(希望枠で)獲ってきた。
 試合は「4対1」で勝って(ウエスタン・リーグながら)中日ドラゴンズに3タテ(連勝)を食らわせた。これで1軍のナゴヤドームでの連敗の溜飲を下げられた、というわけにはいかないが、こんな意趣返しでもしなければ、健全な精神が保てない。

1軍近し!岩田が貫禄デビュー (デイリースポーツ)