野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

能見、4回1失点(6日・鳴尾浜)

2005-06-06 13:37:13 | Western League
 先発の能見篤史が4回を1失点。その1失点も森岡良介(2002年ドラフト1位)に計算付くでインコースに投げて打たれたらしいので、心配ないようだ。新球フォークも試して、何とか早い段階で上(1軍)に上がってこれそう。ジェイミー・ブラウンも降格して、先発ローテーションが手薄。11日の甲子園で復帰か? 
 2番手に太陽。どうやら、太陽が中継ぎに回るらしい、という話を耳にしたが、これがその最初のテストか? それとも能見が上(1軍)に上がったら、再び(ファームの)先発ローテに戻るのか? 先発で結果が出ていなかっただけに、1軍が中継ぎ不足だし、いい決断だと思うが。太陽、球児の仲良しリレーも見てみたい。この日、3回無失点で3勝目を挙げた。

 復帰した片岡篤史が3番サードで出場。もう問題ないようだ。週末の北海道日本ハム・ファイターズ戦には戦列復帰させるのかもしれない。昨日(5日)のあの場面(8回裏1アウト3塁)も本来なら、左の代打、片岡がいれば……という場面だったのだが、浜中おさむがよく打った。右の下手投げ(渡辺俊介)相手なのに、あわやホームランのレフトフェンス手前の大飛球(犠牲フライ)。片岡が復帰すれば、降格するのは、ベテラン町田公二郎か? 最近、このベテランが打ったところを見たことがない!! (打率.148)

ダーウィン、6回3失点(4日・鳴尾浜)

2005-06-06 13:07:31 | Western League
 ジェイミー・ブラウンのファーム降格も決まって、ますます先発ローテーションが手薄になったタイガース。この日はもう一人の外国人投手、ダーウィン・クビアンが先発したが、中日ドラゴンズのファーム相手に6回を3失点。打たれた相手が、堂上剛裕や中川裕貴といった高校出の若手(2年目)というのも気になる。
「3対3」の同点で降板して、その後を継いだ吉野誠がファーム初勝利。桟原将司が何気に12セーヴ目を挙げている。その桟原、昨日から1軍昇格のようだ。前回のようなブザマなピッチングだけはしてくれるな、と言いたい。そもそも復調しているのか? 昨シーズンのルーキーイヤーの時のような快速球が甦っているのか? 実際に観てみるまでは「懐疑的」なのだが。

 そういえば、この日からベテラン片岡篤史が復帰。代打で登場して、1球もスイングせず、四球を選んだようだ。今回の交流戦のような舞台こそ、片岡の働き場があるのだが、それを棒に振って、次の古巣・日本ハム・ファイターズ戦も間近。何とか、間に合って欲しい。何気に(この日、2番で2打数1安打)中村豊にも間に合って欲しいが。若手では、6番・林威助が「4打数3安打」。相変わらず「好調」をキープしているようだ。左の代打要員として、一刻も早く上(1軍)で見たい逸材だ。

選手とファンで分かち合った「勝利」(3日・甲子園)

2005-06-05 22:17:41 | Inter League
 昨日(2日)の悔しさ(対福岡ソフトバンク・ホークス戦「7対9」で敗戦)。選手も悔しかったし、ファンも悔しかった。それを晴らす為に、相手は変われど、同じパシフィク・リーグ相手の交流戦。初回に千葉ロッテ・マリーンズのエース・清水直行から5点を奪った展開には驚いた。マウンド上の本人がイチバン驚いていただろうが。やはり1番・赤星憲広が最初に打つと打線が活気付く。2番の関本健太郎が流れを断ち切りかけたが、3番アンディー・シーツと6番・桧山進次郎がダブル(2塁打)で繋いで、最後は7番・矢野輝弘のセンターバックスクリーンへの一撃(3ラン)。

 しかし【7回表】に追いつかれて、「6対6」。藤川球児が連続「本塁打解禁」してしまった。打ったのは、マット・フランコ。まさにボビー・ヴァレンタイン監督の“子飼い”の選手。ニューヨーク・メッツ時代によく見ていた。メッツの左の代打の切札で成功率が物凄く高かった。でも守るところがないから、代打専門だったが、偶にスタメンで出ても、いい仕事をしていた。まさか日本に来るとは思わなかったが……ベニー(アグバヤニ)も同様。この2人、特にフランコにはこの3連戦、手を焼かされた。

 そして【7回裏】4番・金本知憲が敬遠の後の5番・今岡誠の3ラン。相手が元広島東洋カープの山崎健だったのが幸いしたか。あそこで薮田安彦を継ぎ込まれていたら、どうなったか? それは明日(4日)と今日(5日)の試合で証明されることになるのだが……桧山も続いて、ソロ。この東洋大学の先輩・後輩コンビは「強力」。もはやシェーン・スペンサーとの定位置争いに完全勝利したな、と思っていたら、明日(4日)左腕ダン・セラフィニが先発で、スペンサーにスタメン到来で、チャンスに悉く凡退。もう「結論」を出してもいい、と思う。スペンサーもメッツ時代に見ていたが、同じメッツ出身でも、ヴァレンタインの息が繋っているか否かで大違い、だ。

前川の好投が唯一の救い…(2日・甲子園)

2005-06-03 14:28:56 | Inter League
【9回裏】に金本知憲が後頭部にデッドボールを食らって、あれが側頭部(テンプル)に当たっていたら、死んでいただろう。しかし、2球続けて、危険球を投げるとは……あの騒動の中でマウンドにまだ当の三瀬幸司がいて、「オマエは何でまだそこにいるんだ?」と画面に向かって、詰問してしまった。即、退場。マウンドから降りるべき。マウンドにいてはならない存在。これは甲子園のタイガースファン、タダでは済まないだろうな、と思っていたら、試合後に福岡ソフトバンク・ホークスのチームバスを囲んだようだ。これが第3戦(最終戦)でよかった。

 これでタイガースナインも怒りの導火線に火が点いただろうな、と思っていたら、選手会長・今岡誠は左中間を破ったものの、桧山進次郎、矢野輝弘が連続三振。気合いが空回りしていた。皆、目が座って、絶対に打ってやろうという気迫に満ちていたのだが……。最後の打者は代打シェーン・スペンサー。外国人選手はこういうことに日本人以上に敏感だから、力みまくるだろうな、と思っていたら、案の定だった。ここは藤本敦士そのままでも良かった、と思うが。

 先発の福原忍が7失点。宮地克彦の先制3ランは初球の失投(スライダー)だったからともかく、松中信彦の2ランはあれはセントラル・リーグでは、タフィー・ローズや高橋由伸(読売ジャイアンツ)から空振りを取っていた内角高めの釣り球。あれをホームランにするとは……恐るべし、松中! 福原の球が来ていなかったのか、とも思うが、やはり松中が凄いのだろう。脱帽! 藤川球児が城島健司に食らった一発(通算200号)も衝撃的だった。内角低目の速球(144㎞)。あれをホームランにするバッターも、セントラルにはいない。これで球児の「本塁打厳禁」の封印が解かれてしまった。

 唯一の希望、嬉しいことは、【9回表】から登板した5番手、左腕・前川勝彦の復活。145㎞が出ていたし、スライダーもキレていたし。次の14日の西武ライオンズ戦(インヴォイス)辺りで先発させるかもしれない。昔は<西武キラー>だったから。14日は井川慶の復帰登板が予定されているらしいが、そんな10日ぐらいではあの調子は戻らないだろう。まだ前川の<キラー>に懸けた方が得策だと思うが。そう思わせるくらい、昨日の前川はナイスピッチングだった。唯一の希望!

ファームも連敗!!(1日・由宇)

2005-06-02 13:14:55 | Western League
 ファームも1軍とお付き合いで「連敗」。前日(3対11)に続いての大敗「3対9」。先発の左腕・筒井和也が3回5失点でKO。「エース」井川慶のファーム降格が決まって、筒井和には絶好のチャンスなのに、この体たらく。こんなピッチャー、獲ってきたスカウトは責任を取るべき、だ。厳しいようだが、メジャーリーグでは当たり前のこと、らしいから。メジャー、といえば、井川だが……来シーズンも井川はタテジマを着ることになりそうだ。
 大敗の中で一つでも希望を見つけたいところだが、1番・赤松真人も5タコだし、個人的に期待の2番・萱島大介も今シーズンは伸び悩んで、4タコだし。的場寛一が代打でタイムリーを放ったことぐらいか。今日は勝て!! でも雨で中止か? ファームは移動日。

3対11の大敗!(31日・由宇)

2005-06-01 14:12:15 | Western League
 ファームには珍しい「3対11」の大敗。対広島東洋カープには「5勝3敗」だから意外と苦戦している。先発の太陽が5回5失点でKO! 1軍復帰の道は遠ざかるばかり、だ。2番手のベテラン・石毛博史も、3番手の左腕・吉野誠も小“炎上”して、4番手・高校生ルーキー・玉置隆が大“炎上”(4失点)。
 今年はやはり、ルーキー受難の年? かと思ったら、同じ高校生ルーキー、ダルヴィッシュ有(北海道日本ハムファイターズ)が(イースタン・リーグ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で)「完封」初勝利。同じ高校生ルーキーでも≪桁≫が違うようだ。