元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「一寸先は光?」

2021年10月03日 | 自己啓発

「あなたを待っている会社が必ずある!」。

就職相談者に話す言葉の一つです。

UターンやIターンの転職で、不安を抱える人に私のアドバイスの一つ。

 

30代の終わり近くに出向し、田舎の小さな会社に勤務していた私。

「頭でっかち」で実力の伴わない自分を認めたくないころ。

小さな問屋で、流通の末端の営業を指示されました。

 

一番嫌だった「営業」。

「売上目標」未達が続き、常に転職を考えていた時代です。

その時代に、出会った素晴らしい人とその考え方。

実践心理学の「成功哲学」をマスターし、会社経営をしていた人。

 

数年間学んだ「自己啓発の教え」の中に、「一寸先は光!」が。

アメリカ西部開拓時代、金鉱を掘り当てた人の話です。

倒産会社の古い採掘機械を購入し、わずか数メートル掘って金鉱に。

前経営者がもう少し掘っていれば、億万長者になったという「寓話」。

 

   

 

定年退職後、ふるさとにUターンし、就職活動。

一番採用されたかった仕事に応募するも、見事に「不採用」。

落胆しながらも求職活動を継続。

しかし 60歳という年齢では、書類選考で「不採用」の連続。

 

そんな中、突然舞い込んだのが通っていたハローワークの「就職相談員」の求人。

応募締め切りギリギリのタイミングでした。

「明日 ハローワークに来てくれれば、採用の可能性が・・」と所長からの電話。

 

おかげで「就職相談員」は天職と思える仕事人生。

その後も、ハローワークの相談員から、地元新見市の相談員に。

サラリーマン50年勤続に繋がりました。

 

     

 

毎日 新規事業所訪問や、地元の有力者、新規求職者とほぼ「一見」の面談。

営業マン時代の習性で、初対面でも「深い会話」に。

自分の「失敗例」の披歴が関心をひき、「成功例」が共感を呼ぶ確信が。

 

午前の「相談」と事務処理、午後の外出。今でもVIP以外はアポなし訪問。

「空振り」のないように、訪問予定の会社や自宅の衛星写真の拡大コピーおよそ50軒。

すべて ストリートビューで確認。景色や高低差は衛星写真と異なるから。

 

数回の訪問でも会えない人は多数。

近くを通り、在宅確認をするのは車。見慣れない車があれば必ず訪問。

窓やカーテンが空いている場合も。

「やっとお会いできましたね!」の言葉をかけると「え!何?」と反応。

特殊詐欺と間違われて、名刺や名鑑をじっと見つめられることも。

 

     

 

新しい会社や素晴らしい人と出会える「光」を求める高齢者の私。

「もっと働いてください」とのかみさんの叱咤に応えるためにも・・。(笑)

 

画像   クマ牧場     北海道出張時立ち寄り

             餌を求めて人間に媚びるクマが少し憐れです

     福島のそば   福島の問屋の専務のおごり

             そば粉はほとんど北海道

     ミナトミライ  作曲家保科先生の演奏の追っかけで横浜へ

             しゃれた町一番は横浜

     しめ縄作り   神社の鳥居に奉納の大しめ縄作り

             大当番の我が家で集落の手作り 12年前

             今は既製品に

         

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「効率」vs「モチベーション」

2021年01月13日 | 自己啓発

ここ数年 自分の中に「ある変化」が。

それは、「深い思考」でなく「即行動」という「本能重視」の人生に。

きっかけは、「もの忘れ」からでした。

 

携帯や家の鍵、財布の置き場所を探すことが増えてきた私。

隣の部屋に行き、何をするために来たのか忘れ、元居た場所に帰り思い出すことも。

固有名詞や当用漢字が書けず慌てたことも。

 

かみさんからもきつい言葉が。

「その話は前に聞いたよ!」、「このことは、前に話したよ!忘れたの?」

人間ドックでは、異常なしとの判断ながら、確実に低下している脳の記憶と体力。

 

     

 

昔 組織に属する人間として、「高効率による大きな成果」を求めてきた仕事人生。

少ない人数・少ない経費で、大きな売り上げ・利益を目指す製造会社の営業部門でした。

そのための人事や販売・営業企画が私の「メインストリート」。

 

しかし 現在の就職相談と求職者の情報収集の仕事は、効率とは遠い世界。

目の前の求職者に、最適の仕事に就いてもらうシンプルな仕事内容。

労政担当として、新しいミッションの初代の担当者です。

 

会いたい人達に、計画的でなく、衝動的に会いに行くことにしました。

行動エリアを絞り移動距離を少なくする効率より、縦横無尽に動くことを開始。

東西・南北に移動しても、車で1時間半の狭い市内。

 

市内には、法人・個人の会社が1100社。

民生委員や老人クラブの会長、婦人会の会長、振興協議会の会長などおよそ300名。

それぞれの地区や家庭の事情に詳しく、Uターン情報もよく知っている人達。

 

     

 

この人たちの力を借りる方法は、通り一遍の通達でなく、やはり訪問して個別面談。

人口減少対策の必要性と多くの求人件数の存在の告知、何より私との信頼関係醸成。

 

毎日2~3人の人に会うことを決めたのが3年前。3年半で回り切った1500人。

途中であきらめたり、いやになるかと心配だったが、モチベーションを持続できたのです。

事業者であれば、創業時のこと。個人の場合は仕事内容と家族の話。

 

見知らぬ人に会う前の玄関先での不安や緊張が、数分で溶けるのを実感。

会話は、私の転勤族経験、四人娘の存在や素人農業などの個人情報開示が先です。

多くの事業所の創業時や個人情報を日報形式でデータベース化。私の宝物です。

効率的訪問、義務化された仕事でなく、私の好きなようにさせてもらったため。

 

       

 

家の中でも、まとめて効率よくすることより、思い立った時行動する様に。

後で他のことと一緒にやろうとして、結局忘れることが増えたことを改善したいと。

又 効率化で余った時間や経費を何に使うのか考えたときに愕然。

誰のために時間をうまく使うのか?何のために経費を削減をするのか?

 

人生の残りをカウントダウンする年齢になってきたのでしょう。

行きたいところに行き、会いたい人に会い、欲しいものを手に入れること。

食べたいものでも量が減り、食べたいものがどんどん少なくなっている現在。

 

誰にも強制されない人生は、効率とは無縁のモチベーションの「世界」です。

ただし かみさんには、強制されていることは認めます。(笑)

 

画像  珈琲屋 あるれ のカップ群  Uターンした時お世話になった喫茶店のマスター

                   地元の文化人が集まる喫茶店

    北海道のクマ牧場       餌をもらうため手をたたき媚びるクマが哀れでした

    仙台駅            一番の楽しみはタンの塩焼き、到着同時に店に

    浜松のうなぎ屋        駅南のうなぎ屋、なじみの店は別にあります

 

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再掲載「一つのビールケースに何人乗れますか?(研修)」

2019年02月16日 | 自己啓発
多くの方に、お読みいただいている私のブログ。
沢山の記事の中でも、今でも私自身の記憶に鮮明な20年以上前の出来事を書いたもの。
そして今でも、繰り返しお読みいただいている記事と写真を再掲載いたします。

以下 10年前の記事です。

『クイズではなく、十数年前の研修のカリキュラムのひとつです。
予算統制のための企画をしていた時代の研修。

受講生の賛否が分かれた研修です。
理解ある上司と実施しましたが、主催者である私が衝撃を受けたもの。

営業マンにモチベーションを持ってもらうためのものでした。
またいらぬお世話ですが、充実した人生を送ってもらいたいとも。

チーム分けされた人数全員が乗れと言われた時、最初こんな人数が乗れるわけは
ないと思ったのです。講師は乗れるとも、乗れないとも言いません。
24本入りのビールケースですから、足場は狭く不安定。

結論です。
何人かは言えませんが、想像を超した人数が乗れるのです。
やれると思ったチームは、工夫しながらやります。
仲間を信頼しないとできない乗り方とリーダーが必要。
できないと思ったチームは、できるまでに数倍の時間がかかります。

乗れた時の達成感と感動は忘れません。

   

もう一つの印象的なカリキュラム。

じゅうたんが敷いてある部屋を薄暗くして、全員が横たわります。
音量を絞って、軽く音楽を流します。

講師の声が響きます。
「あと半年の命と考えてください。
今何をしたいですか。どこに行きたいですか。誰に会いたいですか。
あと一ヶ月です。あと一週間です。あと一日です。」

「もう寿命が尽きます。
誰に何を言いたいですか。今から音楽のボリュームを上げますから、誰にも聞えません、
はい!言ってください。」

ほとんどの人が「ありがとう」と言います。感謝して「死ぬ」のです。

そして「生きかえる」のです。
今までできなかった行動と考え方を、今日からして欲しいとのカリキュラムです。

戦略的思考を養う研修は数多く受けました。
しかし この研修ほど、魂を揺さぶられたものはほかにはありません。

自分に甘い性格は、変わっていません。
企業人として、足らない部分も多いのです。

でも多くの仲間と知り合えて、第2の人生を送れる幸せは感じます。
当時の講師の先生に会えたら話したいことが一杯です。楽しいお酒が飲めそうです。』

画像  積み上げられたビールケース(この一つに乗るのです)
     http://www.isdesign.co.jp/myhome/archives/2007/07/post_440.html
    実家の奥の間(この部屋から見た景色の中で、最期を迎える予定です)
     ※この古い家は建て直したため、今はありません。
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田舎の初夏と中村文昭講演会「期待を上回れ!」

2016年05月22日 | 自己啓発
先週知人に誘われ、自己啓発の「講演会」に参加。

会場に行ってみて驚きました。
3万人の人口なのに、なんと1000人が集まっていたのです。
素晴らしい動員力。

聴いてみて理由がわかりました。
話が面白く、引き込まれていく自分がわかりました。

損得でなく、頼まれごとを引き受け、できない理由を言わない。
頼まれたことを実現する出来栄えは、相手の期待を上回れ。
仕事とは、相手に喜んでもらうこと。今を一所懸命に生きろ。

明快な理論と手段の提案でした。
それも自らの体験に基づいているからリアリティがありました。



実践心理を学び始めた時と同じ興奮を感じました。
ただ継続して行くことの難しさ、「忘却」との闘いの始まりです。

今も私がバイブルとしている「価値ある目標を段階的に達成すること」とは異次元の方法。
ただ自分の生き方を確認する方法としては、秀逸です。



過ごしやすい季節に突入。昨日湿度がなんと26%。
来週は田植え。「荒掻き(水を入れ曳く)」が済み、準備万端整いました。

畑には夏野菜の苗を植え、毎日水遣り。乾燥が続き苗が枯れそうです。
トマト・ピーマン・ナス・きゅうり・トウモロコシなどなど。
家族分のため数本づつ。採れる時期が楽しみです。

庭には、花々が咲き、最高の季節。
私は5時間草刈り、かみさんは植木鉢の植え替え。互いに汗をかきました。
かみさんの作業風景を、LINEで娘たちに動画を送信。
母親の動画に即「既読」の文字。そして「あー、お母さんだ」のコメント。



あとひと月で家族みんなとの北海道旅行。東京の娘たちや孫に会えるのが楽しみです。

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講師 民主党国会議員 「花咲ひろき」

2010年03月01日 | 自己啓発
週末 新見ふるさと塾の例会。
今回の特別ゲストは、民主党国会議員 花咲ひろき さん。
民主党の考えを直に聞きたいと出かけました。

今回出席の「塾生」は、市議会議員が数名、併せて10名強。
およそ2時間の「講義」と質問コーナー。

花咲議員自らプロフィール紹介。
生まれは、広島県尾道。向島だそうです。
金光学園で中学・高校を終え、慶応大学の政治学科卒業。
何よりビジネス社会の経験があることに私は興味津々。

一年生議員のゆえか、まじめで良く勉強している印象。
データを示しながらの説明には、説得力があります。

自民党政権時代の公共工事が税収増に繋がらなかったことをグラフで強調。
国債発行残高が1000兆になるであろう5~10年後の、日本を憂えています。
環境技術でも中国やインドに追い越されているのではとの説明。

出席者の中に、私立高校の理事長も。
中国・韓国・台湾から多くの留学生を受け入れている学校です。
生徒募集で中国を訪れると「日本はすでに豊かな先進国」ではないと感じるとの補足も。

議員は、厚さ数センチの資料を示しながら、「無駄の排除」を図る と。
公益法人4500社の資料だそうです。
しがらみのない民主党だから、存在意義がないものとして半減できるとも。

オフレコを条件に民主党の実状も。これが面白かった。
新聞テレビで報道される情報の裏の話です。
しかし 新見では、まだまだ党の広報活動は欠けているのでは・・・。
おじいちゃん・おばあちゃんはテレビのワイドショーが中心の情報。

懇親会では、参加者の話にメモを取る議員のまじめなスタンスに好感が持てます。
ブログ掲載の了承をとり、写真撮影をしました。

直接 見ること、聞くことの大切さを学んだ夜でした。
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「キャリア官僚」

2010年01月28日 | 自己啓発
昨晩は勉強会。

「新見ふるさと塾」の1月の例会です。
ゲストの講師は、岡山県政策審議官付け参与。
国から岡山県に出向中のバリバリの「キャリア官僚」?
テーマは「国から見た地方、地方から見た国」。

さすがキャリア組。
渡された資料には、興味深いデータが・・・。

たとえば人口の長期的推移。
終戦時7200万人→2000年1億2700万人→2100年4800万人。
田舎の新見だけでなく東京でも大幅に減少。

限界集落は中国地方がトップ。消滅する集落も。
険しい山岳と厳しい寒さなどの東北と異なり、穏やかゆえに散在する岡山の村々。
一集落の世帯数や平均人口が少ないためらしい。

地域作りの成功事例も豊富に紹介されました。
高知県大月村のダイバーたちによる「さと海」作り。
山形県の地域ブランド創出、職人技術を結集した「ボディ工房」。

道州制についても・・・。
そのメリットと区域割り?  規模からいって中四国で他地区に対抗も。



町づくりのヒントは
外部人材を使え、とにかく話し合う場を作れ。
補助制度を活用せよ、やれる人で実績を作れ。

面白かった「官僚の自己評価」
国のご都合主義、知らない現場、ひどい縦割り、拙劣な事業実施系統。

返す刀で地方も「ばっさり」
「きれいな政策」、外部人材を入れない、新しものや独自色がない。
これは自分の仕事ではないとの「消極的権限争い」などなど。

まだ若いけど赤裸々で面白い話のできる人。
刺激を受けた夜でした。

画像  伯備線 特急「やくも」(中国地方の大動脈)
     学び広場大ホール(2月7日演奏会場、1000人収容です)

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「新人研修」

2009年10月27日 | 自己啓発
昨日は、岡山で「新人研修」を受講。
この歳になっても、新しい職場では「新人」です。

メンバーは数十人、女性の姿も。
平均年齢はかなり高い「新人たち」。私と同じように、定年後と思われる人も。
顔ぶれは「したたかな」雰囲気の集団。一家言ありそうな人たちばかり。

補正予算で組まれた諸施策に始まり、助成内容、個人情報保護にいたるまで。
講師が10人近く入れ替わり説明。専門性が高く、かなりハードです。
渡された資料は、数センチの厚さ。

食事は、上階の見晴らしの良い「食堂」。
数部門入っているビルらしく、結構な人数が入れます。
メニューは限られているものの、味はそこそこ。価格も少し安いのです。

採用後、研修もなしにいきなり相談窓口に立たされ、戸惑った私。
データベースへのアクセスも、見よう見まねで端末を叩きました。

企業へも同行なしで、単独で説明に。
信頼されているのか、任せることが新人教育のシステムなのか?
「コンサルタント?」(私は資格なしです)の人間なら任せてよいと思ったのか?
おかげで、自由にやらせてもらっているので、気は楽。

一部の大手の業績回復はあるものの、中小の企業の見通しは立ちません。
来年1~3月に最悪を迎えるかもしれない雇用。
困っている人や企業を少しでも支えられたら良いのですが・・・。

画像 岡山市内(研修の会議室から駅周辺を望む)
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資格

2009年08月09日 | 自己啓発
週末 岡山で研修でした。

再就職先での、ある「資格」を取るためのセミナーです。
主催することから受講生の立場に。久しぶりです。

ありがたいことに資格を取ることを勧められました。
次年度 更改不明の身分にも拘わらず・・・。

講師は、1歳年下の定年前の「おじさん」。
外見も講義の仕方も若いものです。
自信たっぷりの話しぶりは、堂に入ったもの。経験の多さでしょう。

内容は、お役所風の言葉の連続でわからないことだらけ。
厚さ数センチの資料を渡されました。
「これをみな読めっていうの?」と若干嫌気が。

極めつけは、グループ分けによっての応酬話法のロールプレーイング。
相談者とコンサルタントの役目、そして観察者の三者を演じます。
相談者のプロフィールを覚えるだけでも一苦労。

「瞬間芸」を要求されます。
しかし 初対面の人ばかりなので、照れずに役に没頭できます。
まじめな受講生が多く、最年長の私から見れば初々しい人たちばかり。

嘘でも胸を張って言えば、本当らしく見えるもの。
社会経験の差が出ます。「ずるくなった?」のかもしれません。

最後に試験かと思いきや、受講のみで「資格付与」のありがたい言葉。
もっとも試験になると落ちたかもしれません。
とみに記憶力の落ちてきたここ数カ月。
緊張感の欠如かも知れませんが。

月曜日は、連続して岡山で会議。今度は日帰り。
今回採用の人たちに局のトップからミッションと目標が提示されるでしょう。
年金生活だけでは味わえない体験にチャレンジです。

画像 岡山市郊外を走るバスの車内(岡山の家と駅を結んでいます)
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メイン面接官は「キャリア?」の女性!(入社試験2)

2009年03月01日 | 自己啓発
今 岡山。
暖かな春の日。さすが3月です

たった今、入社試験会場から帰ってきました。
午前中がパソコンの試験。午後面接。

試験のため、朝から集まったのは、おじさんたちと一部女性。
何せ給料は安いけど、週休3日は魅力的。

朝のパソコンの試験は緊張気味。
30分間で、示されたエクセルの「モデル」パターンの再現要求。
入力速度、入力の正確性、計算精度が試されます。
たった一枚の表計算なのに、あらゆる操作手順が必要です。
さすが、女性たちは手慣れた感じ、若干焦ります。

午後は、面接。私は最後。
何室かを使って、一人づつおよそ10分間。
メイン試験官は女性。横の男性の上司風。「キャリア」っぽい雰囲気。
優しそうな口調と顔ですが、眼鏡の奥の眼は厳しそう。

型どおり志望動機に始まり、業務についての意見を求められます。
「素人の方になんですが・・・・」と業務改善方法を聞かれました。
調子に乗って、「少ししゃべりすぎたかな?」と直後は後悔。
まあ、これで落ちても仕方ないと最後は、居直ってすっきり。
言いたいことも言えずに落ちたら、悔しいでしょう。

何十年ぶりの入社試験。
久しぶりに味わった緊張感。「疲れました!」

控え室で周りの人たちに話しかける私。
競争相手の人たちは「変なやつ!」と思ったかも知れません。
(緊張を和らげようとの「サービス精神」を、この場所で発揮してどうするんだ!)
(自分も受験者ということを忘れていました。)

結果発表まで、落ち着かない1週間になりそうです。

画像  岡山市立図書館(よく利用する図書館、蔵書も多い)
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この歳で受験勉強?!(入社試験)

2009年02月25日 | 自己啓発
3月、いよいよ再就職試験!
何十年ぶりかの挑戦です。それも二つ。
今回は試験の雰囲気を確認できたら・・・。

今日 受験票が届きました。
受験番号は100番台。いったい何人が受けるのやら。
たった数人の募集なのに。
世の中、厳しくなってきました。

履歴書と面談は覚悟のうえ。
しかし、今回パソコンの試験もあるとか。
「簡単な試験」と先方は、言ってのけます。

「簡単」とはどんなレベルだ?
複雑なグラフや関数は知らないぞ!
たるみきった毎日を送ったつけ。ちょっと緊張します。
仕事のまとめの表計算が必要らしい。
若い人ならなんてことない応募条件。

この歳でパソコン?「エクセル」?
早速、昔取ったきねづか「一夜漬け」。
初心者用のマニュアル本を読みます。図書館から借りてきました。
理屈は分かっても、手順をすぐ忘れます。
こんなことなら、前の会社でもっとやっておくんだったと反省。

しかし、この歳で受験させてくれることには感謝。
志望動機の「作文?」が、多少役に立ったかも。
「口」でのプレゼンは得意中の得意です。
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一つのビールケースに何人乗れますか?(研修)

2008年03月01日 | 自己啓発


クイズではなく、十数年前の研修のカリキュラムのひとつです。

昔 さまざまなテーマで研修してもらった講師の先生に久しぶりに会います。
この「ビールケース乗り」の研修の講師です。
予算統制のための企画をしていた時代の研修です。

受講生の賛否が分かれた研修です。
理解ある上司と実施しましたが、主催者である私が衝撃を受けたものです。

営業マンにモチベーションを持ってもらうためのものでした。
またいらぬお世話ですが、充実した人生を送ってもらいたいとも考えました。

チーム分けされた人数全員が乗れと言われた時、最初こんな人数が乗れるわけ
はないと思ったのです。
講師は乗れるとも、乗れないとも言いません。
24本入りのビールケースですから、足場は狭く不安定です。

結論です。
何人かは言えませんが、想像を超した人数が乗れるのです。
やれると思ったチームは、工夫しながらやります。
仲間を信頼しないとできない乗り方とリーダーが必要です。
できないと思ったチームは、できるまでに数倍の時間がかかります。

乗れた時の達成感と感動は忘れません。

   

もう一つの印象的なカリキュラムがありました。

じゅうたんが敷いてある部屋を薄暗くして、全員が横たわります。
音量を絞って、軽く音楽を流します。

講師の声が響きます。
「あと半年の命と考えてください。
今何をしたいですか。どこに行きたいですか。誰に会いたいですか。
あと一ヶ月です。あと一週間です。あと一日です。」

「もう寿命が尽きます。
誰に何を言いたいですか。今から音楽のボリュームを上げますから、誰にも聞えません、
はい!言ってください。」

ほとんどの人が「ありがとう」と言います。感謝して「死ぬ」のです。

そして「生きかえる」のです。
今までできなかった行動と考え方を、今日からして欲しいとのカリキュラムです。

戦略的思考を養う研修は数多く受けました。
しかし この研修ほど、魂を揺さぶられたものはほかにはありません。
だから時間がたってもこの講師と会いたいと思うのです。

自分に甘い性格は、変わっていません。
企業人として、足らない部分も多いのです。

でも多くの仲間と知り合えて、第2の人生を送れる幸せは感じます。
先生に会えたら話したいことが一杯です。楽しいお酒が飲めそうです。

画像  積み上げられたビールケース(この一つに乗るのです)
     http://www.isdesign.co.jp/myhome/archives/2007/07/post_440.html
     実家の奥の間(この部屋から見た景色の中で、最期を迎える予定です)
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この先輩のアドバイスがなかったら

2008年02月21日 | 自己啓発


今日「人生」の大先輩にお会いしました。6歳年上です。

かつての得意先で役員をされ、今は小さな会社のお手伝いと商社の顧問です。
数ヶ月ごとにお会いし、アドバイスと情報をいただきます。
もう15年以上のつきあいです。

この人の教えにより、人生設計をすることができたのです。
数年前から、定年退職後のことをアドバイスしてくれました

その教え とは

 失業保険は、支給月数の全額もらうな。(あてにせず早い段階で自分で稼げ)
 なぜなら、もらい終わるころには怠惰な癖が身についている。
 長い間、休んでいると仕事に誘っているくれる人間もいなくなる。

 元○○の肩書きに、新しい雇用主は何の関心もない。
 再就職先は、今何をしているか、何ができるかに関心はある。

 趣味も徹底的に、前向きにやれ。趣味で友人もできる。
 多くの人に会い、情報を収集しろ。今だから会ってくれる。
 前向きな人でないと、人は会ってくれないし、情報もくれない。


頭の良い人の教えやハウツーの本はありますが、実践している人は少ないのです。
この先輩は、生き生きとし、輝いています。

    

ゴルフの達人でもあります。ものすごい飛距離とうまさがあります。
未だに、飛距離を求め、現状に満足していません。あくなき探究心です。
多くの本も読んでいるそうです。かないません。
会うと叱咤激励されます。

この人に、もし会わなければ、どんな晩年だったのでしょうか。
実践している人だから、アドバイスが素直に聴けます。
定年退職後、別の会社でサラリーマンをやる気はありません。
しかし 夢を持てたのは、アドバイスがあったからです。

この先輩に感謝しています。

画像  港区のビル群(会合の前の散歩中に撮りました)
    ゴルフ練習場(昔よく行きました、今はゴルフは一時休止中)


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四人の娘たち以上の「たからもの」?

2008年01月18日 | 自己啓発


今日で、今年の業界の賀詞交換会が終わりました。
今回は、300人を超える出席者です。
閉会後、同じく事務局を務めた人たちと反省会をしました。
雑談する中で、「この人」と思う人には、必ず話すことがあるのです。


40歳前後の、体験です。
当時山口に住んでいました。
精神的、肉体的には厳しい出向時代のことです。
この時代に掘り当てた「たからもの」があります。

        

苦しくて、会社を辞めようと思い始めたころ、出会った「心理学」です。
青臭い言い方ですが、人生観が変わったのです。
よく宗教と間違われるのですが、「成功体験」を科学的にまとめたものでした。

経済的に厳しい環境でしたが、この「心理学」に給料の数ヶ月分を使ったのです。
三年間多くのセミナーに通いました。

「自分は、この世の中にたった一人のかけがえのない人間である。」
この言葉から、始るのです。
最初、ほとんどの人が、「え?」という顔をします。

この心理学に出会わなかったら、と思うとぞっとします。

生活の信条、家族との関係、退職後のセカンドライフ、「音楽村」設立など。
すべてのベースになっています。

その心理学とは、P・J・マイヤーの「SMI」プログラムです。
私の「バイブル」です。

画像は   SMIプログラムの入ったアタッシュケース
       山口 秋芳洞 
      http://www.pahoo.org/athome/album/2006/album20060723-2.shtm
    
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私のこだわり  心理学 第3章 「家族」

2006年12月08日 | 自己啓発
子育ての成功か失敗かは孫を見ないと判断がつかないと思っています。

娘達の性格や癖をみて、心配したり、悩むことはあります。
しかし この娘達が結婚して、どのような子育てをするのかには、大きな関心があります。その結果が成功か失敗かであって、子供だけでは判断できないと思っています。

かみさんと子育てについて、話したことは少ないのですが、4人の娘を比較した発言・行動だけはお互いに戒めました。子供達はそれぞれが個性を持っているために、ある面だけの比較であれこれ言うのはやめようとだけ話しました。

もっと工夫をすれば良かったと思うこともあります。
娘達に小さい頃から「おまえはすごい」といいつづけてきた為に、学校の成績が良くても悪くても、それがごく一部と思い動じなくなってきたことです。そのために公立ではなく、学校がほとんど私立に通うことになり、家計を圧迫したことが誤算でした。ますます個性が強くなった感があります。

親との関係についても、大きく変わりました。

この心理学のなかで学んだ20年カレンダーの制作がありました。
自分や家族の20年間の年齢と起こるであろうイベント(入学・結婚・出産・新築)を記入するのです。それを作ってみて、母親と会える回数が盆暮れだけだと数十回しかないことに気づいたのです。口うるさい母親とけんかをし、既に聞いたと邪険にしてきました。しかし数少ない親子の会話を大切にしようと考えました。

休日も朝早くから電話をし、母親の言い分や愚痴を聞くことが習慣になりました。
もっと早くに気づけばよかったと思っています。

様々なヒントがこの心理学に隠されていました。
この心理学は、ポール・J・マイヤーのSMIプログラムです。私の宝物です。
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私のこだわり 心理学編 第2章

2006年12月07日 | 自己啓発
この心理学を学んで、多くのことが変わりました。

自分の人生観や子育てを初めとする家族への想いが変わりました。

まず自分がいかに、多くの人に生かされている大切な人間なのかに気づきました。
自分の両親、又その両親と10代さかのぼるだけでも、先祖は1000人を超えるのです。
そのうち1人でも欠けると自分が存在しないのです。このことは奇跡に近い確率であり
自分の存在は何物にも変え難いものであり、自分を大事に、自分の人生を大切にと思うようになりました。最初宗教かなと思いましたが、過去長い年月と多くの資金をつぎ込んで出来上がったプログラムとわかり、ますます自分のものにしたくなったのです。

この手法は、旧くは王侯・貴族や、時の権力者が口伝で子孫に伝えていた方法とも聞きました。又アメリカ大統領を目指す上院・下院の議員達が息子に小さい頃から施す教育プログラムの一環とも聞きました。

このプログラムに出会ったことで、人との接触方法が変わり始めました。

出向先の人たちとの拘り方、又合弁会社のオーナーとの関係力強化にも役立ちました。
人間ですから不平不満を言います。しかしそう言っている自分を客観的に見ている自分に
気づくのです。一日の中でもポジティブになったり、ネガティブになったりしますが、帰って来るポジションが決まったのです。

徐々に出向先の人たちとの距離が縮まってきました。これなら一緒にやれると感じました。

ネガティブな言葉を最初使わないように心がけました。知りません、わかりません、できません、時間がありませんとかの言葉と決別しようと思いました。
 うっかり使うことはありますが、それらを使うときに心のどこかでアラームが鳴っています。

 気をつけないと新興宗教と間違われやすいのですが、この心理学を学んだことで「人生のバイブル」ができたのです。

(心理学 第3章に続く)
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