元ベース弾きの田舎暮らしは

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音楽が縦軸の人生
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師走の「ごちそう」

2020年12月26日 | 食べ物、飲み物

師走 年賀状も投函し終わり、あとは大掃除を残すのみ。

 

今年は、部屋の掃除は「お掃除ロボット」に任せます。

網戸や窓ガラス拭きが残るのみ。でも結構大変。

倒壊寸前の小屋の屋根の点検と田んぼのコンクリート畔の漏れ修理は来年に。

 

先週・今週と食事会二つ。いずれも楽しい夜でした。

一つは、学生時代のオーケストラ仲間二人との食事。

 

過日 この友が独りで訪れ、知らない隣の客ともめた店で今日は3人で食事。小さな割烹。

食事中のトラブルとは、「わが町の評価」を聞かれ、率直な印象吐露が相手を刺激、激怒。

今回 会食時に、女将はこのトラブルの記憶がなく、拍子抜け。

 

そこで、ひと芝居打って、楽しむことに。

私が、学生時代の女将に「片想い」していたとの設定。

「昔 おとなしいけど、目立っていたね。学校が火事で焼けたころの話だよ。」と私。

「嘘に事実を混ぜ」て話します。当時、「遠くから想っていた」とのシナリオ。

「あんた 誰?」といぶかり、思い出せないと焦る女将を「肴」にした夜です。

 

独りで訪れて、客ともめたのは「元オーボエ吹き」の産科医。週一回四国から通勤。

もう一人は「元ヴァイオリン弾き」の内科医。私のかかりつけ医。

一緒に音楽を楽しんだ仲間との時間は、いまだに「青春時代」です。

 

   

 

もう一つの食事会は、隣町のレストラン。

 

北房で整形の医院を運営する院長と私たち夫婦の3人。

いつも お世話になっているため、今日は接待しようと思ってのディナーの企画。

しかし 頑として私たちに払わせなかった院長。

 

美味しい料理の品数の多さ、ボリュームに圧倒されました。

夫婦で営む郊外のレストラン。イルミネーションが綺麗。

オーナーシェフが、肉や魚を活かしてアレンジ、盛り付けも華麗。

ウナギを包んだ卵焼き、ウニをトッピングの茶碗蒸し、お土産は大好きなピザ。

 

美味しい料理とたわいない会話。持つべきは友人。

院長の奥さんに久しぶりに会いたいというと、岡山で食事しようとのお誘い。

院長は優秀な娘3人の父親。私には4人の娘。頭の出来が随分差がありますが・・。

家に帰って、かみさんが「食べ過ぎて苦しい。」と贅沢な発言も。

 

   

 

今年 いただいた歳暮は、例年と少し変わったものも届きました。

新潟からは、洋ナシの「ルレクチェ」、箱を開けた瞬間、甘い香り、

大分から「ふぐ刺し」と「ふぐちり」材料。リッチです。

お礼の電話に、大分の地元商社顧問の奥さんが返事です。

「懐かしいね!」としばらく会話。退職して10年以上経つのに、「繋がる」元得意先。

 

   

 

普段の我々夫婦は、つましい食生活。

昔 美味しいと思ったものが、最近感動が少ないのです。「こんな味だった?」

さしの入った高級牛肉も、脂が強く量がすすみません。

 

いつでも美味しいと思うのが、自分で作った新米。甘味が最高。

何より、親しい人たちとの会話が、一番の「ごちそう」と思う歳になりました。

 

画像   洋ナシ ルレクチェ  食べごろ判断が難しい?果物 四女の好物

     イルミネーション   北房のコスモスの丘に設営 ボランティア活動

                地元のさとう医院の佐藤院長も初めて観たとか

     ふぐちり材料     大分の友から  九州赴任時代、肝をよく食べました

                肝提供 黙認の店があります。怖かったけど美味しい

     ウニ入りの茶碗蒸し  ウニの甘さと卵の甘さのコラボ 見た目も綺麗

                北房のレストラン 「AQUA」は穴場

     

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我が家に「ペット」(掃除ロボット)が!

2020年12月19日 | 好きなこと、もの

帰宅すると、かみさんがスマホに何やら入力中。

「ペットの飼育方法」のマニュアルを読み、「調教開始」。

リビングに「ペット小屋」を新設、円盤状の「ペット」が鎮座。

 

スマホからの指示で、「唸り声」をあげながら移動。

「生まれたて」のため、部屋の様子がわからないらしくあちこちに衝突。

寝室に移動すると、ベッドの下やドレッサーの下に潜り込みます。

 

やがて、少し慣れたために、上手に障害物を避けながら移動。

「獲物」を探して、家中を「うろうろ」。

「腹が減った」のか「獲物の収穫」があったのか、自分で「巣」に帰宅。

大きな音を立てながら、「巣箱」に獲物を吐き出します。

 

かみさんだけでなく、私も欲しかったこの「ペット」。

二人でしばらく、飽きずにその動きを見続けていました。

この「ペット」とは、お掃除ロボットのことです。

 

             

 

スティック型の掃除機購入のために家電量販店訪問。

その時目にした、お掃除ロボット。なにか面白そうな印象が。

しかし このロボットの多機能の上位機種は高価なため、その時は断念。

ローコストのスティック掃除機をネットで購入。

 

しかし わたしもかみさんも、このお掃除ロボットが忘れられません。

複数のメーカーに絞り、店頭やネットで比較検討。

想定外のボーナスをもらった私、加えて正社員のかみさんのボーナスで決断。

どうせ買うなら、最上位機種を。値引きのないお掃除ロボット。

多額のポイントとキャッシュバックのあるサイトで購入しました。

 

部屋の中を動き回り、内蔵カメラで広さ・障害物を認識そして記憶。

次から効率のいい動きをする学習機能。

掃除が終了したり、バッテリーの充電量が低下すると、自動的に「帰還」。

その時、掃除したごみを自動的にごみ収納機に吐き出します。

掃除が終了してないと、充電後再び出動する「真面目さ」。

 

お掃除ロボットは、あたかも室内で飼う「ペット」の様です。

腹が減ると巣箱に帰り、獲物を貯め、再び出かける「生き物」。

私もかみさんも、その面白さにはまったようです。

 

         

 

お掃除ロボットに対し、ネットでは辛口の評価もズラリ。否定的意見も多数。

しかし 実用品としての掃除機能より、その動きの面白さで購入した私たち老夫婦。

新築の設計時にバリアーにしたこととと、平屋であることが条件に適った我が家。

畳は一室のみ、フローリングのリビングと続き間にして段差なしの解放感。

 

高齢夫婦ながら、共働きの我が家。隅々まで掃除ができなくなる日も近いかも?

何より、孫たちは遠い東京住まい。犬や猫の飼育は、「命の終わり」がつらいもの。

夫婦二人、元気なうちに「お掃除ロボット」で楽しみます。

 

お掃除ロボット購入で女性の「掃除してない」の罪悪感の払拭効果があるとの記述も。

かみさんは、「いつも掃除しているから、そんなものはない!」と一蹴。

床に物を置かなくなる生活習慣が身につく副次効果もあるとか。

 

痛い出費だけれども、お掃除ロボットは、「楽しませてくれる」実用機です。

 

         

 

画像  キッチン     リビングの一角 対面はスペースを取るので壁付けに

             かつて勤務の会社のブランド、格安購入

    お掃除ロボット  ルンバ (アイロボット)

    雪の我が家    平屋でレイアウトのみこだわり、材料はローコスト

    建設中      リビングと和室を続き間に、バリアフリー

    

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「悪戦苦闘?」の年賀状作成

2020年12月12日 | 日常

2年ぶりの年賀状作成の時期です。

昨年は、義母の死による喪中欠礼はがきの作成。

今年 年賀状作成の「危機」でした。

 

それは、パソコンのハードディスクの「クラッシュ」。

今まで使っていたパソコンのソフト・データとも失われた瞬間。

頭の中が真っ白。ソフトはともかくデータの消失が痛い!

 

数百人の個人の住所、過去の年賀状のやり取りの記録が無くなったショック。

データ復元の膨大な入力作業を想像するだけで、心が折れた日です。

パソコンに詳しい知人に修理依頼。

診断結果、「ハードディスクが動かない・・」と引導を渡されました。

 

数日後「パソコンはダメだが、データが取り出せた!」の吉報。

その瞬間、周囲の景色がモノクロからカラーに変わったような感じです。

次の「不幸」も知らず、「束の間」の幸福感に浸りました。

 

今までとは別の年賀状ソフトは準備してくれた知人。

しかし 使い慣れたソフトでないため、どうも馴染めません。

そこで新しく、従来使っていたソフトの新バージョンを再購入。

 

ところがそのソフトを起動するとメールアドレスと以前のシリアル№の要求が・・。

新規登録をしようとすると、このアドレスは登録済で、登録不可。

旧登録のパスワードやシリアル№は、メールと共に失われ、こちらも不可。

せっかく購入した年賀状作成ソフトが使えないのです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            やむを得ず、このソフトのカスタマーセンターに相談。

経緯を記し、起動のための作業の手順を教えてくださいとメール依頼。

ところが、この窓口の担当者の回答が要領を得ないのです。

 

数回のやり取りで、この担当者のおざなりの対応を見限り、新規質問。

別の担当者に変わり、やっと解決。カスタマーセンターのばらつく対応力。

でも何とか、購入した年賀状ソフトの起動が可能になりました。

 

     

 

今まで年賀状を購入していたのは、遠隔地に住む身内。

今年初めて、地元の郵便局で購入。事前に電話で注文枚数を依頼。

取り置きをお願いして訪問。多くのグッズと共に待っていてくれた局長。

 

この郵便局長は、10年前Uターンした時の挨拶訪問時以来の仲。

預金も利用もないのに、毎年年賀状をくれました。義理を果たすチャンスです。

この局長のお父さんを仕事で訪問し、「息子が郵便局にいます。」の情報も。

お父さんは市内北部の営農組合の組合長。「Uターン者の発掘」の依頼訪問を。

 

ようやく年賀状と作成ソフトも揃い、着手可能に。

絵心のない私は、年賀状のレイアウトに苦労します。

文章は伝えたいいことが多すぎ、削るのに苦心。

 

作成には、てこずるものの、もらった嬉しさは格別です。

定年や70歳・80歳の区切りに、「今年で、年賀状も最後です。」

年賀状を卒業する人が、増えてくる世代は寂しいもの。

しかし 現役で働いている間は、続けたい年賀状作成です。

 

画像    年賀はがきとグッズ  購入した年賀はがきといただいた郵便局のグッズ

      郵便局        地元の本郷郵便局  小さな郵便局です

 

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72歳!最高齢勤務記録!

2020年12月05日 | ビジネス

私の勤務先での身分は会計年度任用職員。

世の中では、「臨時職員」のほうが通称かも。

人事に聞くと「庁内では最高齢です。」

 

この年齢で勤務できることはありがたいこと。

でも胸中には、複雑なものもあります。

仕事で会う人に、年齢を言うと反応は二つに。

 

「えっ!、まだ働くの」と多少憐みのニュアンス。(可哀そう?)

「いい加減に後進に道を譲ったら・・」とはっきり言われることも。

かみさんから「もっと 働いてください」と「鞭が入るのです」と釈明。

 

他方「働けるうちは働いたほうが良いよ!」と肯定派も。

「家でごろごろするより、認知予防と健康維持には働くのが良いよ!

『「見た目が大切だから、髪も染めたら」とかみさんから「指示」があるんです。』と私。

「染める髪があるから、いいんじゃない!」と妙な「賛同」も。(笑)

 

職場で上司に、来年度の勤務継続の可能性を確認。

「人件費の予算も計上してあるから、4月からもお願いします。」の返事が。

ほっとした気持ちと「体力が持つかな?」と葛藤もあります。

 

LINEで娘たちに、この年齢で働くことを話すと、

「おめでとう、でも体に気を付けて!」全員が賛成。

誰一人「もう、いいんじゃない。」とは言いません。

父親が定年のない自営業だったかみさんは、この年でも働くのは当たり前との雰囲気。

 

     

 

もう働くのは最後かなと思っていた気持ちを変えさせたのは、最近あった市長選挙の結果。

知人が市長に初当選。新市長夫妻とは、年に数回食事する間柄。かみさんも同席です。

互いの親が、近隣の整形の病院に通う状況で、その病院の院長に紹介され、食事会参加。

 

新市長の下で働いてみたいと思う気持ちが。

市政の課題の最重要なテーマは、人口減少対策。

私の担当するUターン・Iターン促進の成果もその一翼を担うもの。

新しい体制下でもう少し、頑張ってみようの気持ちも芽生えました。

 

      

 

昨日 民生委員を訪問し、帰りに目にした夫婦の姿が気になり、車を停車。

剪定された大きな木の下で、落ち葉を掃く夫婦。近くに他府県ナンバーの車も。

「この木は何の木ですか?」と私。「樫の木です。」と相手。

 

「昨年 独り住まいの父親が亡くなり、明日一周忌なんです。」と夫婦の話。

雑談中、名乗る私に「いいですね。ふるさとで働けるとは・・。」

同居を勧めたけど来なかった父親とふるさとを恋しがる男性でした。

 

別れを告げ、帰途の運転中、夫婦の言葉が心に残っています。

ふるさとで農業をしながら、勤務できることは幸せなことかと再確認。

私の「残日録」のページは、まだ埋められると確信しました。

 

私の「心の支え」の大きなイチョウの木もあります。

 

     

画像   旧実家時代のイチョウ    もう実家は解体し、新築にしました。 

     遠景のイチョウ       我が家の目印。遠くからでも目立ちます。

     イチョウの落ち葉      落葉時は毎日落ち葉掃きが日課

     縁側の落ち葉        天気の日、ガラス戸を開けると縁側に葉っぱが

    ※旧実家は解体し、イチョウも短く剪定済。でも10年経つと大きく成長

 

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